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しっとりパウンドケーキの作り方|失敗しない!基本とコツ

しっとりパウンドケーキの作り方
失敗しない!基本とコツ

手軽でおいしいパウンドケーキは、誰でも一度は作ったことのある手作りお菓子の定番レシピ。
ワンボウルにどんどん材料を混ぜていくシンプルなケーキですが、
手順や混ぜ方が少し変わるだけで、味も食感もガラリと変わる奥深さも持っています。

目指すは、口どけが良くしっとりした食感と、こんもり膨らんだかわいらしいフォルム!
固くなってしまった、膨らまなかった、生焼けだった・・・なんて失敗とはさよならするための、基本とコツをご紹介します。

失敗しない!
重要ポイント3つ

  1. 材料は必ず室温に戻す
  2. 卵はひとさじずつ、何回にも分けて入れる
  3. 粉を入れたら絶対練らない!

パウンドケーキとは?

パウンドケーキとは?

パウンドケーキ(pound cake)とは、バター、砂糖、小麦粉、卵を基本の材料として作るイギリス発祥のバターケーキのこと。
かつては材料をそれぞれ1ポンド(1pound=約450g)ずつ使用したことが名前の由来。
フランスでは「4分の4(4分の1が4つ)」を意味する「カトルカール(quatre-quarts)」という名で古くから親しまれています。

しっとりした食感と、バターや卵の濃厚な風味が特徴で、具材を加えてさまざまなアレンジが楽しめるのもギフト菓子として広く愛される理由のひとつです。

詳しいレシピはこちら

基本の作り方&
失敗しないポイント

ポイントをおさえながら、
パウンドケーキ作りスタート!

01.材料は必ず室温に戻す

室温に戻したパウンドケーキの材料

まずはじめにとても重要なのが、バターと卵の温度。
作り始める数時間前に冷蔵庫から出し、必ず室温に戻してください。

バターを指で押す写真

卵は触って冷たくないくらい、バターは写真のように指がスッと入るくらいにしておきましょう。
バターが固いとクリーム状に練ることができず、泡だて器の中に詰まってしまったり、卵と合わせたときに分離する原因になります。

バターがなかなかやわらかくならないときは、細かくもしくは薄くカットし、低めのワット数(200W前後)で少しずつ加熱するか、体温より少し熱いくらい(40℃くらい)のお湯で湯せんしてください。

失敗しないための注意点①

このとき、くれぐれも溶かしバターにしないこと!
完全に溶けてしまうと、バターの力で膨らむことができないので、このあと紹介するパウンドケーキ作りには使えなくなってしまいます。

02.バターが白くふんわりするまでよく混ぜる

バターと砂糖をすり混ぜる

このポイントでご紹介するのはパウンドケーキ作りで最もオーソドックスな、バターと砂糖をすり混ぜて空気を含ませていく作り方。
しっとり、どっしりとしたパウンドケーキらしいリッチな味わいに仕上がります。

バターが白くふんわりするまでよく混ぜる

ここがこんもりとした膨らみのカギとなるので、しっかりと泡立ててください。
目安は、写真のようにバターのクリーム色が真っ白になって、ふわっとした質感になるまで。
電動ハンドミキサーを使うとラクチンです。

03.卵はひとさじずつ、何回にも分けて入れる

卵はひとさじずつ、何回にも分けて入れる

常温に戻したバターと、常温に戻した卵を混ぜ合わせるときも重要なポイント!ここがきれいに混ざるかで、ケーキの膨らみと生地のなめらかさが全く違ってきます。

油のバターと水分の卵は、もともと混ざりにくく、分離して当然の組み合わせ。合わせるときは少しずつ入れて、その都度よく混ぜましょう。 卵をといたボウルから直接入れるのではなく、スプーンなどを使ってひとさじずつ入れるのがおすすめです。

こうなったらSTOP!

分離してしまった状態
失敗例

分離しています!

写真の失敗例のようにポロポロとした状態に分離してしまい、どんなに混ぜても変わらないときは、以下の2つのどちらかを試してみてください。

修正方法

・ 分量内の粉を少しだけ入れて混ぜる
・ 40~50℃の湯せんにかけてよく混ぜる

生地がなめらかになればOKです。

04.粉を入れたら絶対練らない!

粉を入れたら絶対に練らない

生地作りの最後のポイントは、粉を入れたら切るように混ぜること。
ゴムべらをぐるぐる回して練ってしまうと生地に粘り(グルテン)が発生して、焼いている途中、膨らむ前に固まってしまいます。
モソモソして固い、きれいに膨らまない、中心が生焼け、というよくある失敗は、この混ぜ方に原因があることが多いようです。

粉を混ぜている途中で具材を入れる

具材を入れるときは、粉を混ぜている途中のタイミングで!
粉を混ぜきってから具材を入れてさらに混ぜると、結果混ぜすぎて粘りが出てしまいます。

05.焼き過ぎないように、中まで火を入れる!

焼く前に真ん中の厚みを少なくする

深さのあるパウンド型で焼くときは、中心まで火を入れるために工夫が必要です。 まずは焼く前、写真のように生地に谷を作り、真ん中の厚みを少なくしておきましょう。

中まで火を入れるためにナイフで切れ目を入れる

焼き始めて10分ほど経ち、写真のように生地が流れて平らになったら、さらにナイフで切れ目を入れます。 この2つの作業で、生焼けを防ぎ、真ん中がポコッと膨らんだパウンドケーキならではの姿に焼き上がります。
(ナイフでの切れ目は入れないレシピもあります)

それでも膨らまなかったり中が生焼けの場合は、オーブンの予熱不足か、表示の温度まで上がりきっていなかった可能性があります。

失敗しないための注意点②

焼き時間を延長するなら、5分~10分程度まで。それ以上焼くのは、表面の焦げや、乾燥した口当たりの原因になるので、焼く時間ではなく焼く温度を調整しましょう。
次回からは予熱時間をプラス5分、焼成温度をプラス10℃ずつ上げて試してみてください。

卵を加える量や混ぜ方の
コツは動画でもチェック!

ご自身の作ったパウンドケーキに納得がいかない!という方、もしまだ試していないコツがあれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。

お悩み解決Q&A
パウンドケーキ作りでよくある質問

Q 冬場は寒いので室温に出してもバターが柔らかくなりません。どうしたら?
A

バターは塊のままだと柔らかくならないので、まずは薄く小さくカットしておくこと。 それほど気温が低くなければ、これだけでも柔らかくしやすくなります。

気温が低いときは、ボウルに熱湯を入れてから一度捨て、水気を拭き取ったものをバターにかぶせてみて(ボウルが直接当たらないように注意!)。 バターの周りの空気を温めることで早く柔らかくなります。

さらに急ぐときは電子レンジの解凍モードなどでやさしく加熱する方法も。 この方法は一気に柔らかくなり溶かしバターになってしまう場合があるので、加熱はごく10~20秒ずつ、様子を見ながら行ってください。

Q レシピと違うサイズの型で焼きたいのですが、どうしたら分量の計算ができますか?
A

型の体積を計算し、基本のレシピとの比率を算出すれば、簡単に導き出せます。 パウンドケーキ型だけでなく、デコ型やスクエア型も同じです。

上辺と下辺の異なるパウンド型など、体積の計算が難しい場合は、型に水を入れて体積を割り出す方法が簡単です。

使用したいパウンド型の容量が400mlで、レシピの型の容量が500mlだった場合は、
400ml÷500ml=0.8

使用したい型はレシピの型の0.8倍の容量ということ。
レシピのすべての材料の分量に、0.8を掛け算して作っていただければOKです。

Q 中に入れるフルーツが沈んでしまいます。沈まない方法はありますか?
A

漬け込みフルーツなど、水気が多い具材の場合沈みやすくなります。 キッチンペーパーなどでよく水気を切っていただくこと、また分量の一部の粉をフルーツにまぶしておくと沈みにくくなります。

具材を加えてから混ぜすぎるのも沈みやすい原因になるので、生地に粉を混ぜている途中、混ぜ切る前に加えて混ぜるようにしてください。

Q 焼きあがりの見極めが知りたいです。上部が焦げる場合はどうしたらよいですか?
A

レシピ内でご紹介しているナイフの切り込み部分がだんだん膨らんでくるので、その切れ目部分にもきちんと焼き色がつき、触ってみたときにもしっかりとした弾力があれば焼き上がりです。
上部が焦げる場合はアルミホイルをかぶせることで焦げ付きを防げますが、オーブンの機種によっては庫内温度が高い場合があるため、次に作る際は設定温度を下げて様子を見るようにしてみましょう。

Q カットするときボロボロになってしまいます。いい方法はありますか?
A

焼きたては生地が柔らかいためカットは避け、できれば冷蔵庫で一晩寝かせしっかり冷やしてからカットしましょう。生地が安定して切りやすくなります。
またカットする際、よく切れるナイフを熱湯などで温めるとよりなめらかな切り口に仕上がります。

パンナイフなど波刃タイプの包丁を使うのも断面がきれいにカットできるためおすすめです。

パウンドケーキの種類別レシピ

限られた材料を混ぜるだけで簡単に作れるパウンドケーキは、お菓子作りが初めての方にもぴったりです。
バターが香るシンプルなレシピから、お好みの具材を加えたものまで、種類別の人気レシピをご紹介します。

基本&プレーン

基本のカトルカール
基本のカトルカール

フランス語でカトル(キャトル)は4、カールは1/4という意味。
バター、砂糖、卵、薄力粉の4つの材料を全重量の4分の1ずつ使って作るため、このような名前がつきました。
材料が少なく配合もシンプルなので、作り方で焼き上がりが変わるお菓子です。

レシピを見る

チョコ・コーヒー・紅茶

基本のマーブルパウンドケーキ
基本のマーブルパウンドケーキ

プレーンとチョコレートの生地をマーブル状に焼き上げる、断面が素敵なパウンドケーキです。カットして透明袋に入れたら、プレゼントにもぴったり。
きれいなマーブル模様になるように、合わせ方のコツもチェックしてみてくださいね。

レシピを見る

フルーツ・野菜

ウィークエンドシトロン
ウィークエンドシトロン

gemomogeさん監修大きめパウンド型を使って、しっとりホロホロに焼き上げます。
フレッシュなレモンをたっぷり使っているので、甘酸っぱく、さっぱりとした仕上がり。大きめなのに、あっという間に食べ切ってしまうほど絶品です。

レシピを見る

和素材(抹茶・きな粉など)

基本の濃い抹茶パウンドケーキ
基本の濃い抹茶パウンドケーキ

抹茶をふんだんに加えて作る、贅沢で濃厚なパウンドケーキ。抹茶の風味・味わいがしっかり楽しめる配合なので、ぜひお好みの抹茶で焼き上げてみてください。

PICK UP レビュー

夫が大好きな味!

★★★★★

抹茶はどれで作っても美味しくできました。夫は大好きな味らしく、あれ作ってーといいます。会社の同僚にも抹茶が濃くておいしい!と。

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栗・ナッツ・キャラメル

渋皮栗たっぷりのパウンドケーキ
渋皮栗たっぷりのパウンドケーキ

栗好きにはたまらない!栗の渋皮煮を贅沢にたっぷりと使ったパウンドケーキ。アーモンドプードルとラム酒を加えた生地は、コクがありしっとりした大人の味わいです。

PICK UP レビュー

すごく美味しい

★★★★★

理想的なケーキでした。倍量で作りました。
モンブラン作った残りの渋皮煮を使って栗の量は少なかったけれど、すごーく美味しくて、家族にも売れる!って言われました。 また作りたいです。

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ミックスで簡単パウンド

抹茶パウンドケーキ
抹茶パウンドケーキ

パウンドケーキミックスで作る、ほろにが抹茶と甘納豆の和風パウンドケーキです。
ミックス粉&溶かしバターを使うので、初心者の方でも失敗なく、簡単に作れます。

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小麦粉・バター不使用

季節イベントレシピ

クリスマスのパウンドケーキ
クリスマスのパウンドケーキ

カットした断面にチェリーやアンゼリカが宝石のようにきらきらのぞく、まっしろな生地のパウンドケーキ。なかしましほさんの思い出のレシピです。
ドライフルーツの下準備などを丁寧に行えば、作り方は簡単なので初心者の方にもおすすめです。

レシピを見る

パウンドケーキ作りに
おすすめアイテム

パウンドケーキを作るとき、何から揃えれば?と迷う方へ、おすすめアイテムをご紹介します。

基本の材料

チョコ・コーヒー・紅茶

アールグレイ / 80g
アールグレイ / 80g
PICK UP レビュー

香りが最高

★★★★★

とにかくアールグレイの香りがたまりません。クッキーやマフィンに使って楽しんでいます。紅茶好きの人にはぜひおすすめしたいです!

  • 0,000円(税込)

フルーツ・野菜

ミックスフルーツ(うめはら) / 400g
ミックスフルーツ(うめはら) / 400g
PICK UP レビュー

手軽で美味しい

★★★★★

手土産にしたいと、思い立ってすぐに、フルーツケーキが焼けました。こちらのレシピ通りに作りました。差し上げた友達には、フルーツたっぷりで、市販のケーキ以上に美味しかった、と褒めてもらえました。

  • 0,000円(税込)

和素材

製菓用抹茶パウダー / 40g
製菓用抹茶パウダー / 40g
PICK UP レビュー

濃い~です

★★★★★

クッキーやパウンドケーキ、パン作り、和菓子等々何にでもこちらを使っています。風味ももちろん良いのですが、見た目もとても綺麗な色合いに仕上がるので、自分の腕が上がったのではと勘違いしてしまいそうです(^^;

  • 0,000円(税込)

栗・ナッツ・キャラメル

マロングラッセ(割れ) / 200g
マロングラッセ(割れ) / 200g
PICK UP レビュー

ケーキにパンに

★★★★★

わたしはちょっと甘すぎるかな?と思いましたが、食パンやパウンドケーキに入れると子どもたちに大好評で安心しました。今まではチョコレート入りが一番好きな子どもたちでしたが、一緒くらい好き〜というので常備しています。

  • 0,000円(税込)

便利なミックス粉

パウンド型・道具

gemomogeさん監修 パンも焼ける大きめパウンド型 / 1個
gemomogeさん監修 パンも焼ける大きめパウンド型 / 1個
PICK UP レビュー

パウンドケーキが
カッコよく焼ける!!

★★★★★

2個持ちするほど気に入ってます!!
型離れもよく、この型でパンもパウンドケーキも焼いたことがありますが、どちらもとても綺麗に仕上がりましたよ!特にパウンドケーキは角がバシっと出て、とてもかっこよく焼けました!

  • 0,000円(税込)

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