基本のベーグルの作り方-パン作りの教科書 LESSON2

対象商品 最大 30%OFF

期間
202541日(火) ~ 
2025430日(水)
23:59まで
202551日(木) ~ 
2025531日(土)
23:59まで

Lesson 2基本のベーグルの作り方

基本のベーグルの作り方
2時間程度で簡単に作れる
ベーグルは
初心者さんに最適

ベーグルとは、バターや牛乳、卵を使わずこねた生地をリング状に成形して、茹でてから焼くパンのことです。 もっちりとした食感とドーナツのような形、そしてバターや牛乳や卵を使わないヘルシーさが人気のベーグル。 ニューヨークの定番パンとして有名ですが、実はユダヤ教の宗教食が発祥と言われています。 作り方の最大の特長は、「ケトリング」と呼ばれる焼く前に茹でること。コツさえつかめば、発酵時間が短く2時間程度で簡単に作れるので、パン作りを始めたばかりの方もチャレンジしやすいレシピのひとつです。

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お好みのもっちり感はどれ? 手作りベーグル徹底比較

一言にベーグルと言っても、その食感や味わいは様々です。
今回は小麦粉の種類を変えてプレーンベーグルを作り、食べ比べてみました!
作りたいのは、定番のもっちりベーグルですか?
それとも、歯切れの良い軽めのベーグル?しっとりベーグルや、小麦の味わいが濃い芳醇なベーグルも作れますよ♪
ぜひお好みの小麦粉を見つけて、手作りベーグルを楽しんでくださいね。

ベーグル5種 食べ比べ

特徴の異なる5種類の小麦粉を使用して、プレーンベーグルを作りました。
食感と味わいの違いが一目でわかる比較表や、スタッフの食べ比べレポートを参考に、お好みの小麦粉を見つけてください。

スタッフの
食べ比べレポート

小麦の蛋白量と、ベーグルの食感!

小麦粉は蛋白量が多い順に「強力粉」「準強力粉」「薄力粉」などに分けられます。
一般的に、パンを焼く場合は「蛋白量が高いほどふわふわに膨らむ」と言われていますが、それは水分量が多い食パンなどの場合です。
ベーグルは水分量が少ないため、蛋白量が多くても食パンのように「ふわふわ」にはならず、今回のレシピではどの小麦もベーグルらしいもっちりとした食感の中で、「引きの強さ」や「軽さ」に違いが出ました。

小麦の灰分率と、ベーグルの味わい!

灰分が高いと…

味・香りが濃く芳醇でリッチなベーグルに!
プレーンベーグルで小麦の風味をぜひ味わってください。

灰分が低いと…

あっさり、好みが分かれない味わいになります。
ベーグルサンドで楽しむのもおすすめです!

いつもよりもっちり!

1 スーパーキング

今回の食べ比べで最も蛋白が高い「スーパーキング」。しっかりもっちり、ベーグルらしい食感の中でも特に「引きの強さ」が感じられました。

定番もっちり

2 北海道産強力粉(ゆめちから100%)

これぞ定番のベーグル!というもっちりとした食感です。外側も皮がパツっと張っていて食べ応えがありました。クセのない味わいなので、ベーグルサンドではどんな具材とも相性◎!

もっちり・濃い味わい

3 キタノカオリ

もっちり、ずっしりとしたベーグルらしい食感となりました。灰分率の高さから、小麦の味わいや香りもリッチに感じられ、パン好きにはたまらないおいしさです!

新感覚!軽い食感

4 リスドォル

蛋白が少ない「リスドォル」は、もっちり感が控えめで、新食感の軽いベーグルとなりました。膨らみは他と変わりませんが、歯切れが良いため「やわらかく」も感じます。
噛み応えのあるベーグルがちょっと苦手、という方もぜひお試しください!

程よく軽く、濃い味わい

5 春よ恋 ハードブレッド専用粉

春よ恋 ハードブレッド専用粉はリスドォルほどではないですが、やや軽い食感となりました。 小麦の味わいが濃く香ばしさもあり、スタッフの中でも「おいしい!」と評判の小麦粉でした。

【番外編】ベーグル2種 食べ比べ

普通のベーグルでは物足りない!という方におすすめの、2種類の特別な小麦粉でプレーンベーグルを作ってみました。
他にはない食感や、深い味わいをぜひお試しください。

超しっとり、もっちもち

春よ恋(高加水用)

基本のベーグルの作り方

α化した小麦を入れることでしっとり・もちもちの食感に特徴がある「春よ恋(高加水用)」。
ベーグルを焼くと他の小麦とは一線を画す、驚きのしっとり感となりました!もちもち感も断トツで、お米のようなおいしさが感じられます。
他の小麦粉とブレンドしてお好みのしっとり感を探すのも楽しそうです。

おすすめレシピはこちら

濃厚な小麦の香り・味わい

北海道産全粒粉 もち麦

基本のベーグルの作り方

今回の食べ比べでは、キタノカオリにブレンドして使用しました。通常でも濃い味わいのキタノカオリが、さらに香ばしく濃厚な味わいにアップ。後味にも小麦の良い香りが持続するほどでした!
もち麦ならではのもちもち感もプラスされ、よりリッチなベーグルに。
ご自宅にある小麦粉にブレンドして、お手軽に芳醇なベーグル作りをお楽しみいただけます!

おすすめレシピはこちら

5ステップで学ぶ作り方&ポイント

はじめに、作り方を動画で
予習&ポイント

次に、5ステップで
流れをつかんで

01.材料を混ぜてこねる

材料を混ぜてこねる

ボウルに材料を加え、よく混ぜてひとまとまりにし、こね台に取り出してたたきつけたり伸ばしたりしてこねます。このこねる作業が、パンの膨らみにかかせないグルテンを作ります。

POINT/固い生地をこねるコツは?
ベーグルは生地がかたいので、体重をかけるようにしてしっかりとこねていきます。

02.分割~ベンチタイム

分割~ベンチタイム

こね上がった生地をすぐにドレッジで等分にしていきます(分割)。きれいに丸めて底をとじたら、乾燥しないようぬれ布巾などをかけて休ませます(ベンチタイム)。

POINT/ベンチタイムってなぜ必要なの?
弾力が強くなった生地はのばしにくく成形しにくいため、一旦生地を休ませてゆるめることで、成形しやすくするのがベンチタイムの役割です。

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03.成形~発酵

成形~発酵

すきまができないように生地を巻いて棒状にし、長さを出したら片方の端でもう一方を包んでリング状にする(成形)。あたたかい場所で発酵させ、ボリュームを出していきます。生地が2まわりくらい大きくなったら発酵終了。

POINT/きれいな輪にするポイントは?
きれいな輪にするためのポイントはふたつ、きちんと長さを出しておくことと、輪のつなぎ方。詳しい動画で見てみましょう。

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04.茹でる(ケトリング)

茹でる(ケトリング)

沸かしておいたお湯にモルトシロップを入れてベーグルを茹でる。茹であがったら、よく水気を切っておきましょう。

POINT/モルトシロップって必要?
モルトシロップを入れると、ベーグルらしいつや、焼き色、風味をつけることができます。

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05.オーブンで焼く

オーブンで焼く

予熱をしておいたオーブンに入れて焼きあげます。焼きあがったベーグルは蒸れないように、すぐに網の上に取りましょう。

POINT/パンをおいしいまま保存するのは?
焼きあがったパンはまず網にとってしっかり冷ましましょう。冷めたらビニール袋などに入れて常温保存がおすすめ。

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詳しい作り方はこちら

失敗かな?と思ったらお悩み解決Q&A

Qベーグルにおすすめの強力粉は?
A

粉・イースト・そして少量の塩と砂糖というシンプルなレシピのベーグルは、粉そのものの特徴が仕上がりにわかりやすく現れます。レシピはそのままで強力粉を変えるだけで、さまざまな食感や風味の違いが楽しめますよ。本ページで比較した小麦粉以外に、おすすめの粉をご紹介します。

おすすめの強力粉

Qベーグルがしわしわになってしまった…原因は?
A

考えられる原因は3つ。まずは、レシピ自体がやわらかい生地だった場合、ゆでた後に放置するとしわがよることがあります。また、生地を発酵させすぎてしまったときや、茹でる時間が長過ぎる場合にもしわがよってしまうことも。ひとつずつ見直してみましょう。


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Qベーグルを茹でるのはなぜ?
A

焼く前に一度茹でる工程を入れることで、ギュッと目の詰まったベーグルの独特の生地になります。


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これさえあれば始められる基本の道具

道具

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