レシピID 20250210160752
カフェメニューのようなブリュレパフェを、お手軽にグラスサイズで楽しめるレシピです。
パリッと香ばしくキャラメリゼしたクレームディプロマットの下にはたっぷりの苺とザクザクのシュトロイゼルを入れ、食感も楽しいグラスデザートに仕立てました。ボトムの甘酸っぱいストロベリーソースと絡めてお召し上がりください。
ソースやフルーツを変えてお楽しみ頂くのもおすすめです。
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
準備
・シュトロイゼル用のバターを常温に戻しておく。
・ストロベリーピューレを冷蔵庫で解凍しておく。
・クレームパティシエール用の薄力粉とコーンスターチを合わせてふるっておく。
1 シュトロイゼル生地
常温に戻したバターをボウルに入れ、微粒子グラニュー糖と塩を加えてゴムベラでよく練り混ぜる。
2
薄力粉とアーモンドプードルを目の粗いザルでふるい入れ、粉っぽさが無くなるまで混ぜ合わせる。
3
生地をラップで包み、ルーラーを使用して1cmの厚さにのばす。冷蔵庫で2時間ほど冷やす。
4 焼成
オーブンを160°Cに予熱し始める。
生地を1cm角のサイズに包丁でカットし、クッキングシートを敷いた天板に間隔をあけて並べる。
5
160℃で10分焼成し、天板を反転して更に5〜7分ほど焼成する。
焼き上がったら天板ごとケーキクーラーの上などに置き、冷ましておく。
6 クレームパティシエール
バニラビーンズの鞘を包丁で裂き、種をこそぎ出す。手鍋に牛乳を計量し、鞘ごとバニラビーンズを入れて沸騰する手前まで温める。
7
牛乳を沸かしている間に、ボウルに卵黄と微粒子グラニュー糖を計量して白っぽくなるまでホイッパーですり混ぜる。
8
準備でふるっておいた粉類も加えて混ぜ合わせたら、6の牛乳を2回に分けて加え、その都度ホイッパーでしっかりと混ぜる。
9
8を手鍋に戻して、ゴムベラで混ぜながら中火〜強火で一気に焚き上げる。
炊いていると段々とろみが出てくるので、鍋の底や側面が焦げ付かないよう素早く混ぜながら加熱する。
10
ブクブクと沸き、コシが切れて流動性が出てきたら炊き上がり。
清潔なバットに素早く裏ごししながら移す。
11
ピッタリと密着ラップをしながらバットに広げ、保冷剤をのせる。
※素早く温度を下げることが大事なので、冷凍庫で10分ほど急冷してから冷蔵庫へ移して冷やす。
12 ストロベリーソース
解凍したストロベリーピューレ、水、微粒子グラニュー糖を手鍋に計量してひと煮立ちさせる。
13
12をボウルに移して氷水にあてて冷やす。キルシュを加えて混ぜ合わせたらストロベリーソースの完成。
14 フィリング
苺を洗って水気を拭き取り、半分にカットする。
15 クレームシャンティ
生クリームと微粒子グラニュー糖をボウルに計量する。
ボウルの底を氷水にあてながらハンドミキサーで8分立てにする。
16
丸口金をセットした絞り袋に15のクレームシャンティを80g入れる。
ボウルに残ったクレームシャンティ(およそ60g)をクレームディプロマット用にハンドミキサーで9分立てにする。
17 クレームディプロマット
別のボウルに11のクレームパティシエールを120g計量し、ハンドミキサーの低速で混ぜてコシをほぐす。
※クレームシャンティで使用したハンドミキサーをそのまま使って大丈夫です。
18
16で9分立てにしたクレームシャンティを3回に分けて加え、混ぜ合わせたらクレームディプロマットの完成。絞り袋に入れる。
※混ぜすぎるとゆるくなってしまうので気をつけてください。
19 組み立て
ストロベリーソースをグラスの中に15gずつ入れ、その上から5のシュトロイゼルを20gずつ入れる。
20
クレームシャンティをぐるっと絞り(20〜25g目安)、14でカットした苺をグラスの側面に沿わせるようにして並べる。
21
クレームディプロマットの絞り袋の先端をカットする。苺の隙間を埋めながらグラスの上まで絞り入れ、パレットナイフですり切る。
22 キャラメリゼ
微粒子グラニュー糖を上からかけて、指で平らにならす。
※キャラメリゼの工程は耐熱性のバットの上などで行ってください。
23
表面をバーナーで炙り、キャラメリゼする。10分ほど冷蔵庫に入れて冷やす。
24 仕上げ
溶けない粉砂糖をふるい、刻みピスタチオを散らす。カットした苺をお好みで飾って完成。
※シュトロイゼルやクレームパティシエールを冷やす時間は含まない。
大学卒業後、パティシエになる夢を諦めきれず製菓専門学校へ入学。
卒業後十数年にわたりパティスリー、レストラン、ブライダルで幅広い洋菓子の製造経験を積み、メニュー開発にも携わる。
基本的な生菓子や焼き菓子であっても一手間をかけることでより美味しくする事が出来ます。
また、デコレーションを一工夫することによってより華やかに見せることもできます。
私は洋菓子のそんなところに魅力と奥深さを感じ、日々洋菓子の研究に取り組んでおります。
味にも見た目にこだわった洋菓子をご家庭でも作りやすいレシピにして提案していきますのでどうぞよろしくお願いします。
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