レシピID 20230516170917
スコーンとは、スコットランド発祥の「バノック」と呼ばれる速成パンの1種。イギリスで定番のアフタヌーンティの時にジャムやクロテッドクリームを添えて食べたり、アメリカではナッツやチョコが入って、そのまま朝食などに食べたりします。
今回のレシピは、甘さ控えめでイギリスで食べられるような基本のスコーンのレシピをご紹介します。
材料の薄力粉に、きめの細かいスーパーバイオレットを使うことで、軽くて口どけのよい食感に仕上がります。また、砂糖の一部にトレハロースを使い、甘さは抑えつつ外側はさっくり、内側はしっとりした食感が楽しめます。
お好みのジャムやクロテッドクリームを添えて、紅茶と一緒にお楽しみください!
前回ご紹介した、二層ジャムとの相性もばっちりです!
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
準備
・材料は全て冷やしておく。
・バターを5mm程度の角切りにしておく。
・生地と塗り卵用の卵黄と牛乳をそれぞれ混ぜておく。
・使用するタイミングでオーブンを180℃に予熱しておく。
1 スコーン生地
薄力粉とベーキングパウダーをよく混ぜてふるい、ボウルに入れる。
2
角切りにしておいたバターを加え、カードでバターを細かくしながら混ぜる。
3
バターがある程度細かくなったら、両手でこするようにしてなじませ、そぼろ状にする。
4
グラニュー糖、きび砂糖、トレハロース、塩を加え、軽く混ぜる。
5
スコーン用に合わせておいた卵黄と牛乳を加え、カードを使ってひとまとめにする。
6
クッキングシートにはさみ、2.5㎝厚にのばす。
7
冷蔵庫で2時間ほど休ませる。
8
打ち粉(分量外)をつけた抜型でぬく。
※余った生地をまとめて6.7の工程をもう一度行うと8個できます。
9
天板に並べ、準備しておいた塗り卵を塗る。
10
180℃に予熱しておいたオーブンで17分焼く。
11
オーブンから出し、粗熱を取り完成。
※生地を寝かせる時間は含まない。
専門学校卒業後、フランスリヨンにて研修。
国内のパティスリーで修行後に再渡仏、南仏二つ星レストラン「ロアジス」を経て帰国。
専門学校の講師やプロ向けの講習会などでのデモンストレーター、企業のコンサルティングなど多方面で活躍。現在自店の出店準備中。
国内外のコンテスト受賞歴多数(以下一部抜粋)
2008年 ジャパンケーキショー トップオブパティシエ チョコレートピエス部門優勝
2009年 世界パティスリー日本代表 優勝
2011年 クープ・ド・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー日本代表 チームキャプテン
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