レシピID 20240109173115
エンガディナーとは、スイスのエンガディン地方の伝統菓子。くるみなどのナッツ類のヌガーを厚めのサブレ生地に包んで焼き上げたお菓子です。
今回はくるみと相性の良いいちじくを贅沢に入れたエンガディナーに仕上げました。
ラッピングをすれば、プレゼントにもピッタリです。
サブレ生地をしっかりと休ませて、綺麗に焼き上げましょう。
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
準備(サブレ)
・バター、全卵を常温に戻しておく。
・薄力粉、アーモンドプードル、ベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
1 サブレ
バターを柔らかくほぐし、グラニュー糖、きび砂糖、塩を加え混ぜる。
2
均一な状態になったら、全卵を3回に分けて加え、その都度しっかり混ぜる。
3
ふるっておいた粉類を加え、ひとかたまりになるまで混ぜ、ラップに包み冷蔵庫で1時間休ませる。
4
生地をほぐし、均一な硬さにしてからOPPシートではさみ、5mm厚にのばし、冷凍庫で1時間ほど冷やす。
5
12cmのセルクルで2枚抜き、冷凍庫で冷やしておく。
6
残りの生地を幅2㎝、5mm厚でのばし、冷凍庫で1時間ほど冷やす。
準備(キャラメルノワ)
・くるみ、いちじくは細かく刻み、混ぜておく。
7
鍋に水あめ、はちみつ、生クリームを入れ、沸々するまで加熱する。
8
別の鍋にグラニュー糖を入れ、カラメル色になるまで加熱する。
9
8がいい色になったら7のクリーム類を全量加え、沸いてから1分煮詰める。
10
火を止め、バター、塩、刻んでおいたくるみ、いちじくを加え、よく混ぜる。
11
バットに移し、常温で冷ましておく。
準備(成形・焼成)
・セルクルにバター(分量外)を塗っておく。
・天板にクッキーが美味しく焼けるシートを敷いておく。
・オーブンを160℃に予熱しておく。
12 組み立て
5のサブレ生地1枚を天板に置き、12㎝セルクルをはめる。
13
6の帯状のサブレ生地をセルクルの内側に入れ、重なったところはカットする。
14
中に冷ましておいた、11のキャラメルノアを入れる。
15
サブレ生地の部分に薄く卵白を塗る。
16
上からもう1枚の生地を空気を抜きながら重ねる。
17
上面に牛乳を塗る。
18
セルクルについてしまった部分はぬぐっておく。
19
牛乳が乾いたら、フォークなどで模様を描き、数か所に穴をあける。
20 焼成
160℃に予熱したオーブンで40分焼く。
21
いい焼き色がついていれば焼き上がり。
22
粗熱が取れたら、パレットナイフを使い型から外して完成。
<ラッピング>
ベーキングシートで包み、ペーパーリボンで結ぶとプレゼントにもピッタリです。
※生地を休ませる時間は含まない。
専門学校卒業後、フランスリヨンにて研修。
国内のパティスリーで修行後に再渡仏、南仏二つ星レストラン「ロアジス」を経て帰国。
専門学校の講師やプロ向けの講習会などでのデモンストレーター、企業のコンサルティングなど多方面で活躍。現在自店の出店準備中。
国内外のコンテスト受賞歴多数(以下一部抜粋)
2008年 ジャパンケーキショー トップオブパティシエ チョコレートピエス部門優勝
2009年 世界パティスリー日本代表 優勝
2011年 クープ・ド・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー日本代表 チームキャプテン
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