レシピID 20230613155719
基本のパン・ヴィエノワに蓬のパウダーを加え、中に挟むクリームに粒餡を加えた、日本人なら誰もが好きな組み合わせのミルクフランス、蓬バージョンです。
一次発酵無しなので、初心者さんにも簡単に美味しく作れますよ!作りなれた方にはクープの練習になりますね。
餡バターミルククリームとの相性抜群ですが、甘いのが苦手な方は、そのまま食べても、ハムや野菜を挟んでも。
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
準備
・材料を計量する。
・バターは室温に戻しておく。
1 パン生地
ボウルの中で粉とスキムミルク、よもぎパウダーをよく混ぜ合わせる。
2
溝を作ったところにイーストを入れ、少量の水を加え、溶かすようにして合わせていく。
3 捏ね
水気がなくなったところに、砂糖、塩を入れ、残りの水を加えて素早く合わせる。粉気がなくなったらボウルから取り出し、作業台に移して捏ねる。
4
生地がのびるようになってきたら、生地を広げ、バターを潰しながら加えてさらに捏ねる。
5
生地をくるくると丸めた後、カードでカットしながら合わせていくと生地がまとまりやすい。
6
生地がさらに伸びるようになり、艶やかになれば捏ねあがり。
7 分割・ベンチタイム
6分割(一個当たり約78g)し、丸めなおす。乾燥させないように30分ほどベンチタイムをとる。
8
ベンチタイム終了後の生地。
9 ガス抜き
生地を横長に広げるようにガス抜きする。必要であれば少し打ち粉をする。
10 成形
生地を裏返し、奥と手前の生地を中央に合わせる。
11
さらに二つに折るように合わせ、手のひらで転がし、17~20センチくらいのバトン状にする。
12
天板の上に間隔をあけながら並べる。
13 発酵
クープナイフまたは薄刃で1センチ間隔くらいの切れ込みを入れ、乾燥させないよう、27℃前後で約60分発酵させる。
発酵させている間にクリーム作りをしておくと良い。
作り方は餡バターミルククリーム①~⑤参照。
14
発酵終了した生地。
15
210℃で予熱したオーブンを190℃に下げて約15分で焼き上げる。
16 仕上げ
パン切り(波刃)包丁で横側に切れ目を入れ、軽く開き、準備しておいた餡バターミルククリームを適量絞り完成。
餡バターミルククリーム①
材料を計量する。バターは室温に戻しておく。
②
ゴムべらでバターを練り、柔らかくなったら砂糖を加え、すり混ぜる。
③
コンデンスミルクを少しずつ加え、混ぜていく。
④
餡を少しずつ加え、混ぜていく。
⑤
絞り袋に入れ、使う時まで冷蔵庫で保管する。使う前に室温に戻す。
<そのまま食べても美味しい>
中は薄い緑色。餡を塗って、バターの薄切りを挟んでも美味。何も挟まずこのままでも、クリームチーズや、生ハム、チーズなどを挟んでも美味。
海野綾子先生 横浜「ミモザクッキング」主宰
1998年の開校当初よりパン講師を勤める。国産小麦のしっかりとした粉の旨味、酵母が醸し出す優しい味わい、
シンプルこそ感じることができる素材の美味しさに感動し、以降自然酵母や世界のパンを独学で研究。ル・コルドン・ブルー卒業。
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