節分とは?人気のレシピ6選|自分で作りたい福豆&お豆のお菓子

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こんにちは。TOMIZスタッフの三谷です。
1月も残すところあと数日。始まったばかりの2022年ですが、もうその12分の1が終わるのか…と衝撃を覚える今日この頃です。1月は往ぬるなんて言いますが、年々それを実感させられることが多くなります。

さて、来月2月のイベントと言えばバレンタインですが、その前に日本古来のイベントである「節分」がやってきます。そこで今回は、節分の人気レシピをご紹介していきたいと思います。

節分とは?

「節分(せつぶん)」とは、古来「せち分かれ」と呼ばれる、季節が変わる節目のことを指します。

「季節が変わる節目」とは、暦で言う「二十四節気(にじゅうしせっき)」のうち、「立春・立夏・立秋・立冬」の前日を指し、現在は特に立春の前日である2月3日を「節分」と呼び、豆をまいて邪気を祓い、福を呼び込む行事が行われます。

本来豆まきには、「福豆」と呼ばれる桝に入れて神棚にお供えした炒った大豆を用います。昔から穀物には穀霊(穀物に宿る神霊)が宿ると考えられ、福豆はその穀霊の力で邪気を祓うという意味合いがありました。

豆まきに使う「節分豆(煎り大豆)」を手作りしてみよう

節分の時期にはコンビニやスーパーにまで多くの「節分豆(煎り大豆)」が並びますが、この節分豆も実はご自宅で手作りすることができます。改めてその作り方をおさらいしてみましょう。

甘みがあって香ばしい!自分で作る節分豆

ポリポリ煎り大豆(西川千栄先生)

煎り大豆を、買うとお手軽ですが、自分で選んだ大豆や、たくさんいただいたときに、手作りをしたいという方に。お豆をしっかり戻して、よく乾かしてからオーブンに入れるのが、カリッとさせるポイントです。


初級レベル
所要時間:120分

煎り大豆の作り方

●材料
北海道産大豆 100g

●作り方
1.大豆は洗い、豆の3倍量くらいの水に浸す。

2.ふっくら戻ったら水を切り、ザルなどに広げ、よく乾かす(半日〜1日)。
※よく乾かしたほうがカリッと仕上がる。

3.天板に豆を重ならないように並べ、170℃に温めたオーブンで40分~焼く。柔らかいようなら焼き時間を延長する。オーブンに入れたまま冷ます。

水に浸したり、乾かしたりと少し時間はかかりますが、気長に作ってみてください。甘みがあって香ばしい煎り大豆ができます。お好きな大豆で作ってみてくださいね。

気長に待てない方へおすすめの煎り大豆

国産煎り大豆

北海道産大豆トヨマサリをカリッと香ばしく煎りました。ふっくらとしてとてもおいしい煎り大豆なので、手作りは時間がかかりすぎる・・・という方はこちらもお試しくださいね。

煎り豆をアレンジ!余った節分豆の味変&進化系レシピ3選

西川千栄先生の煎り豆を使ったアレンジレシピをご紹介します。歳の数だけ食べるという福豆、シンプルでおいしいものですが大量のパックで買うと残ってしまいがち。そんなときの味変アレンジのご提案です。

大豆のおいしさを最大限味わう!香りを楽しむアレンジ

きな粉豆、ごま豆(西川千栄先生)

きな粉も大豆なのでダブル大豆ですが、味がふくよかになります。つきごまは、香りがよく、適度に残った粒感としっとり感がとてもおいしいです。きな粉とごまを合わせても。まぶしたきな粉や胡麻も一緒にどうぞ。


初級レベル
所要時間:10分

甘じょっぱい味付けがクセになる!おつまみにもおすすめアレンジ

メープル醤油のカリカリ煎り豆(西川千栄先生)

煎り大豆を、おつまみにもなる甘じょっぱい味つけに。 甘みはメープルシロップなので、くっつきにくくやさしいお味になり、手が止まらないおいしさです!


初級レベル
所要時間:10分

節分豆が焼き菓子に進化!カリカリを活かした意外なアレンジ

煎り大豆と胡麻、米粉のビスコッティ(西川千栄先生)

煎り大豆のカリカリをいかして、ビスコッティにしました。ビスコッティはイタリア語で「2度火を通した」という意味があるそうで、焼いてから切って再度焼き、カリカリに仕上げます。


中級レベル
所要時間:50分

大豆に合わせて和風に、胡麻と米粉を使いました。今の時期、柚子ピールを加えてもおいしいです!

残った節分豆もおいしく食べきる味変アレンジ。ぜひ今年の節分豆でお試しくださいね。

節分にこそ食べたい!レンジでできる、お豆のかんたん和菓子レシピ2選

お豆と言えば・・・の和菓子レシピも合わせてご紹介していきます。ちょっと難しそうなイメージのある和菓子ですが、電子レンジで手軽に作れるので意外と簡単で作りやすいのが嬉しいところ。節分の機会に、チャレンジしてみませんか?

ふっくら豆がたまらない!レンジでできる定番の豆大福

節分にも♪豆たっぷりの豆大福(西川千栄先生)

とても身近な和のおやつ、シンプルな材料で手作りできます。新豆のときは、煮上がりが早いので挑戦しやすいですよ。豆たっぷりの豆大福で大きな福を!


初級レベル
所要時間:60分

こちらのレシピは西川先生に教わるレッスン動画もありますので、こちらもチェックしてみてくださいね。

豆大福の進化版!黒豆がのぞく、電子レンジで作るお手軽大福

黒豆もち(西川千栄先生)

豆いっぱいの大福、今回は、黒豆の煎り豆と甘納豆を入れて作りました。あんこは少し塩を効かせるとよく合います。


初級レベル
所要時間:40分

やはり新年は大きな福、大福を食べていい年に。節分にもどうぞ。

節分は1年で一番寒い時期、というイメージですが、翌日の立春から暦の上ではもう春。新しい季節の始まりを気持ちよく迎えるために、おいしいお豆レシピで福をたっぷり呼び込みましょう!