こんにちは!富澤商店スタッフ太田です。
もうすぐGWですね、わくわく。と言うことは、もうすぐこどもの日ですね、わくわく。
こどもの日は「端午の節句」でもあり、こどもの健康や成長を願う日。
「こどもの日に食べる料理って何だろう?」「それにはどんな由来があるの?」と、意外に知らないことも多いかもしれません。
今回はこどもの日に食べるスイーツを軸にその意味や由来を学んでいきましょう。ぜひ、お子さんにも伝えてあげてください。
1.柏餅について
2.草もち、草だんごについて
3.べこ餅について
4.鯉のぼりスイーツについて
柏餅について
こどもの日に「柏餅」を食べる意味とは?
柏の葉は、新芽が立派に育つまで古い葉が落ちないことから、「子孫繁栄」「両親の健康」などの願いが込められています。つまり「子どもが立派な大人になるまでは、両親や家族が生き続ける」という意味です。素敵ですね、親子そろって、家族と一緒に食べなきゃですね。
基本の柏餅/レンジできる簡単レシピ
電子レンジで簡単にできるレシピです。
あんこを丸める作業など、お子さんとやれると楽しいですね。
たっぷりのよもぎの良い香り!簡単柏餅レシピ
乾燥よもぎは水に漬けすぎないことが、風味をしっかりと残すポイントです。
粒あんレシピですが、お好きなあんこを包んでみてください。
紅麹パウダーを使用したかわいいピンク色の柏餅レシピ
アレンジ柏餅レシピです。
みそあんが食欲を掻き立てますね。3色そろえて食べたいです。
草餅・草団子について
昔の中国では「5」の数字は嫌われるものだったそうです。
そのため、5が並ぶ「5月5日」は不吉な日とされていて、当日には邪気払いをするのが一般的だったのだとか。そこで利用されていたのが、薬草としても使われているよもぎなど。
日本では「5」の数字に特に不吉な意味はありませんが、中国の「5月5日には邪気払いをする」という文化だけが伝わり、日本でもこどもの成長を願うと同時に「こどもに厄がつかないように」と厄払いをするようになったそうです。
電子レンジで簡単!草団子レシピ
材料も少ないので、取り組みやすいですよね。
お子さまや、お孫さんのために作ってみてはいかがでしょうか。
道明寺粉でもちもちつぶつぶ食感!
道明寺粉を使った応用のきくレシピです。
あんこも手作りなのがいいですね、より心がこもります。
笹ごと蒸して本格的!香りのよい笹団子レシピ
井草や笹の葉を使用。日本の文化を感じられるお菓子なので、お子さんとお勉強しながら食べるのもいいですね。食育にもぴったりです。新潟県では定番のこどもの日行事食だそうです。
べこ餅について
端午の節句には子供の健やかな成長を願い「柏餅」を食べるのが一般的ですが、北海道では「べこ餅」が一般的とのこと。
その昔、山形県の郷土菓子「くじら餅」が北海道でも食べられていて、葉の形へと独自の進化をとげてべこ餅になったとされています。とはいえあくまで一説であり、北海道でこどもの日にべこ餅を食べる理由について、はっきりとはわかっていないようです。
べこ餅はこどもの日に食べるのが定番ですが、桃の節句などほかのハレの日や、お彼岸、法事などでも食べられているそうです。
切っても切ってもかわいいカラフルべこ餅2選
北海道のべこ餅は基本白黒ですが、今回ご紹介するべこ餅はかわいいアレンジ編です!
金太郎飴みたいですね!!
鯉のぼりスイーツについて
5月5日のこどもの日(端午の節句)に鯉のぼりをあげるのはなぜでしょう?
鯉のぼりには、人生という流れの中で遭遇する難関を鯉のように突破して出世して欲しいという願いが込められています。「大空に泳ぐ鯉のぼりのように元気に育ってほしい」と言いますが、鯉のぼりの成り立ちにはさらに深い思いがあり、子どもに対する親心を感じます。
そして、女の子だけだからといって、鯉のぼりを飾ってはいけない。そんなことはありません。昔は男の子の成長を願い祝う日として親しまれた5月5日ですが、最近ではこどもの日として男の子・女の子で分け隔てることなく、子どもの成長をみんなで祝う特別な日として認識されています。
そういう意味でも、お菓子を作ってこどもの日をお祝いするのはとても素敵なことですね。
アイシングでかわいい鯉のぼりクッキー
難易度高めのアイシングですね。器用な方はぜひお試しいただきたいです。
もったいなくて食べられなくなりそうです!
冷凍スポンジを使用した簡単鯉のぼりケーキレシピ
お子さんたちの大好きないちごをふんだんに使ったお手軽かわいいケーキです。
便利なプラチョコを使って細かい作業も簡単に。
いかがでしたでしょうか?
こどもの日には、特別な食べ物も食卓に並びます。
こどもの日とは、「こどもたちの人格を重んじ、幸福をはかるとともに、お母さんにも感謝する日」なんです(祝日法より)。
端午の節句は男の子の節句と言われますが、こどもの日には、もちろん男女の区別はありません。お母さんに限らず、お父さんに感謝してもいいですね。家族みんなで楽しめる日、ということです。
どうぞ素敵な「こどもの日」をお過ごしください!