こんにちは。TOMIZスタッフの三谷です。
クリスマスも過ぎて、今年もいよいよ残すところあと1週間を切りました。
寒さも一層本格的に、この時期らしい冷え込みを感じるようになったので、改めて年末年始に備えて、富澤商店の代名詞的な商品でもある黒豆・栗きんとん・あんこのレシピと作り方をおさらいしたいと思います。
おせち料理の定番、黒豆&栗きんとんのレシピと作り方
お正月のおせち料理と言えばいくつもの定番の品目がありますが、その中でも代表的なふたつのレシピについてご紹介していきます。
「黒豆」はその言葉通り、「まめに暮らす」「まめに働く」といった語呂合わせで昔からおせちに取り入れられてき来ました。一年を丈夫に、健康に暮らすという願いを込めていただく一品。また「栗きんとん」は、栗とさつま芋を黄色くきれいに煮上げたその様子から「黄金」に見立てられ、金運と勝負運に恵まれた豊かな一年になるようにと願っていただく一品です。
おせち料理にはいずれも縁起の良い意味や願いが込められています。新しい年が健やかで豊かなものとなるよう、ご家族でぜひ召し上がってみてくださいね。
ふっくら、しっとりと甘い、極上の黒豆の煮方
子供のころ、毎年大きな丹波黒大豆を送っていただき、お正月には大きな鍋で炊かれていたのが大好きで、ずっと食べ続けていました。大人になってからは、自分で煮るようになり、みなさんにほめていただけるので、この煮方でいいのだと思います。
初級レベル
所要時間:60分
大粒の黒豆を、ふっくらつやっと煮ることができるとそれだけでお茶うけにもなります。常に豆が煮汁から顔を出さないようにしながら、焦らずゆっくりと味をしみこませていくのがポイントです。
金運上昇を願っていただく、黄金色の栗きんとん
おせち料理には欠かせない栗きんとんは、商売繁盛や金運、財運をもたらす縁起物なので、ぜひ作りたいですね。
盛りやすく、ひとりずつお菓子のようにしてみてもいかがでしょうか。最近出回っているねっとり甘い芋や、焼きいもを使うと、砂糖を控えてもおいしくできますよ。
おもちやおしるこ、ぜんざいに!基本のあんこの作り方&応用レシピ
お正月に欠かせない食べ物に「おもち」もありますが、おもちと合わせて楽しみたいのがやっぱり「あんこ」。家族や親戚、親しい方の集まる行事には必ず手作りあんこを用意しておもてなしをされる方や、お雑煮にあんこを用いる地域もあります。そこで改めて、基本のあんこの作り方もおさらいしてみましょう。
小豆の食感を楽しめる、基本のつぶあんレシピ
小豆から作る本格あんこ。北海道産特撰小豆を使って、おもちやぜんざい、お茶うけの和菓子にもアレンジできる基本のあんこを作ってみましょう。
つぶあんは豆の食感を活かしたおいしさが魅力。和菓子のアレンジもお楽しみくださいね。
なめらかな食感で使い勝手のいい、基本のこしあんレシピ
小豆から作る本格餡子。こちらも北海道産特撰小豆を使って、なめらかな食感のこしあんを作ります。つぶあんもこしあんもそれぞれにおいしいので、ぜひ2種を食べ比べてみてください。
2022年の干支「寅」を祝う、つぶあんを使った「とら焼き」レシピ
どら焼きを焼くときに紙を敷くと虎模様に焼けます。 わら半紙を使うとはっきり模様が出ますが、オーブンペーパーだともわもわっと模様が表れます。 いろいろ試してみてもいいですね。
生地は、粒子が細かい黒糖を使ったのでやさしい色合いで、皮もおいしいとらやきです。
冷え込む夜にもしみじみ、ほっこりぜんざいレシピ
甘味屋さんで見かけるあわぜんざいを手作りしてみましょう。こしあんを最初からつくるのは手間のかかる作業ですが、ゆでた小豆を皮ごとミキサーにかけてもそれらしくできます。
初級レベル
所要時間:90分
今回は、あんもきびも柔らかく仕上げたなめらかタイプ。きびを固めに炊いて、粒あんでいただくのもオススメです。あっさりが好きな方は、もちあわでもお試しください。