レシピID 20240904092252
シュトゥルーデルは小麦粉と水分をこね、薄ーく伸ばした生地でフィリングを巻いて焼き上げるウィーン菓子。ここでは難しい生地作りの代わりに冷凍フィロ生地を使い、簡単にシュトゥルーデルを作ってみました。フィリングのりんごは酸味のある紅玉が最適です。香ばしくパリパリしたフィロ生地と甘酸っぱいりんごフィリングのベストマッチをぜひお試しください。
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※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
準備
・冷凍スポンジ、パート・ド・フィロは冷蔵解凍しておく。
1 フィリングを作る
りんごは皮をむいて芯をとり、4等分にする。薄いいちょう切りにし、黒糖と共にフランパンに入れる。
2
中火にして混ぜながらソテーする。しんなりしてきたらレモン汁を加え、さらにソテーする。
3
水気が飛んだらラムレーズン、シナモンパウダーを加え、さっとソテーしたら火を止める。冷ましておく。
4
冷凍スポンジは解凍し、必要な分だけスライスする。手で粉々に崩してクラムにする。
5 成形する
フィロ生地を2枚丁寧に束からはがしとり、ベーキングペーパーの上にのせる。
塩分不使用バターを湯煎かレンジで液状に溶かし、刷毛で全体にざっと塗る。
6
さらに1枚フィロ生地を重ね、同様にバターを塗る。
7
さらに2枚フィロ生地を重ね、同様にバターを塗る。
※上面用にバターは1/4量ほど残しておく。
8
スポンジクラムの2/3量を画像のように7のフィロの手前から15cm幅くらい広げる。
※このクラムがフィリングの水分を吸い、フィロ生地がパリッと焼きあがる。
9 成形
スポンジクラムの手前半分の部分に3のフィリングをのせ、ギュッと押し固める。残りのスポンジクラムをフィリングの上に散らす。
※押し固めておくほうがバラバラにならず、成型しやすくなる。
10
最初はベーキングペーパーごと持ち上げ、フィロ生地でフィリングを巻き込む。
11
ひと巻きしたところ。
12
巻きがゆるければ手で形を整える。
13
そのままペーパーを持ち上げて、転がすように巻く。
14
巻き終わりを下にし、ベーキングペーパーの真ん中に置きなおす。両端を折り返して閉じる。
15
オーブンを210度で予熱しておく。
上面に溶かしたバターを塗る。
16
ナイフの先で空気穴を数か所あけておく。
17 焼成
210度のオーブンで25~30分焼く。
熱いうちに残りすべての溶かしバターを塗る。
18
粗熱が取れたら溶けない粉砂糖を粉糖ふりで表面にふる。
19
波刃のナイフでのこぎりのように小刻みに動かしながらカットして完成。
※冷めても温かいうちでもおいしい。時間がたつとフィロ生地がしんなりしてしまうので、お早めにお召し上がりください。
<ラッピング>
カットしたシュトゥルーデルは油が染みないようにワックスペーパーにのせ、ロールボックスに入れてギフトにもできます。
お菓子教室「アトリエ・ルカド」「クレーヴスイーツキッチン」主宰
葉山「サンルイ島」横浜「レジオン」世田谷「ル・パティシエ・タカギ」などの洋菓子店で約10年の経験を経て、現在は東京、神奈川で少人数制のお菓子教室を開講している。
オリジナルレシピやワンランクアップのコツ、テクニックを中心に20冊を超える著書を出版。お菓子作りの楽しさを伝えるための活動を行う。
著書:「洋菓子の食感デコレーション」「ケーキ作りのアレンジテクニック」「焼き菓子の教科書」他
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