レシピID 20160202110101
グルグルした渦巻きが「かたつむり」のようなので、「エスカルゴ」と呼ばれているパンです。手間のある作業(バターの折り込み)が入るわけですが、コツさえ覚えれば意外と簡単ですし、何より手作りの美味しさは格別ですよね。
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※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
準備
パン生地の計量をしておく。
作り方1
折り込み用バターは一次発酵終了前までに準備する。バターをなるべく平らになるように並べてラップに挟む
2
12~14㎝くらいの正方形になるようラップで形作り、麺棒で伸ばす。冷蔵庫で作業15分くらい前まで冷やしておく。
3
フィリングは成型前までに準備する。カスタードは基本の作り方の半分量で作り、最後にバターを加えず、Aのチョコレート(40g)を加えて溶かし混ぜ、ホイップ袋に詰め、冷やしておく。くるみは150℃で10分ほど焼き、適当な大きさに砕き、余計な渋皮は取り除く。
生地作り1
ボールの中で粉、スキムミルクを混ぜ合わせる。イーストを加え、そこへ少量の水を加え、溶かし混ぜる
2
砂糖、塩を加え、そこへ少量の水を注ぎ、溶き混ぜる。
3
残りの水を全て入れ、カードで切り混ぜ、全体に水が行き渡ったらバターを手で潰しながら加える。
4
バターが全体に行き渡ったら捏ね終了。多少ボソボソしていてもOK
一次発酵
捏ねあがった生地はビニールまたはフタつき保存容器などに入れて、冷蔵庫の野菜室で12時間ほど発酵させる。生地の大きさが1.5~2倍くらいに膨らめば一次発酵終了。
<折り込み>1
打ち粉をした台に生地をのせ、シートバターが包めるくらいの大きさになるまで伸ばす。
2
四つの角を中央で合わせ、なるべく空気が入らないようにしっかりと閉じる。
3
麺棒を中央から上へ、下へ、左へ、右へ、軽く押し当てて生地とバターを密着させる。
4
徐々に麺棒を転がし、30㎝くらいの幅が出せたら、麺棒を中央から上下へ転がし、幅の約3倍の長さになるまで伸ばす
5
余分な粉を刷毛で払った後、四つ折りをする。上部1/4を折りたたみ、少し隙間ができるよう、下部を折りたたむ
6
2辺がくっつくように麺棒を当てる。
7
半分に折り、この状態でビニールまたはラップに包み、冷蔵庫で30分ほど休ませる。
8
休ませる際はアルミトレイなどに乗せて冷やすと型崩れもなく、効率的に冷えるのでお薦めです。
9
生地を取り出し、3~4の要領で麺棒を押し当て幅が出たところで生地を縦長に置き、4~7をもう一度繰り返し、最後に3つ折りし、冷蔵庫で30分ほど休ませる。
<成型>1
35㎝×25㎝くらいの縦長長方形に伸ばす。余計な粉は刷毛で丁寧に取り除く。
2
フィリングを絞り出し、全体に塗る。
3
Bのチョコレート(45g)、「作り方3」で用意したくるみを全体に散らす。
4
奥からゆったりと巻き上げ、ラップに包んで冷凍庫で15分ほど冷やす。
5
薄刃の包丁で8等分にカットし、天板に並べる
<二次発酵>
乾燥させないよう、24℃前後で約60分発酵させる。
<仕上げ>
照り出し用の卵または牛乳を側面に塗る。
<焼成>
250℃で予熱し、焼く直前に230℃に下げ10分焼く。180℃に下げて5分で焼き上げる。
海野綾子先生 横浜「ミモザクッキング」主宰
1998年の開校当初よりパン講師を勤める。国産小麦のしっかりとした粉の旨味、酵母が醸し出す優しい味わい、
シンプルこそ感じることができる素材の美味しさに感動し、以降自然酵母や世界のパンを独学で研究。ル・コルドン・ブルー卒業。
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