レシピID 20241008140253
基本のパン・ヴィエノワ生地にエスプレッソの芳醇な風味を加え、中に挟むクリームもビターテイストな、ちょっと大人のミルクフランスです。
一次発酵無しなので、初心者さんにも簡単に美味しく作れますし、作りなれた方にはクープの練習になりますね。
トッピングにパールチョコやカカオニブを添えると見た目も豪華で、カリカリとした食感も加わり、ワンランク上のミルクフランスに。
また甘いのが苦手な方は、そのまま食べても、ハムや野菜を挟んでも。
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
準備1
・生地材料を計量する。
・バターは室温に戻しておく。
・焼くタイミングに合わせてオーブンを200℃に予熱しておく。
1 パン生地
ボウルの中で準強力粉とスキムミルク、エスプレッソパウダーをよく混ぜ合わせる。
2
溝を作ったところに酵母を入れ、少量の水を加え、溶かすようにして合わせる。
3
水気がなくなったところに、砂糖、塩を入れ、残りの水を加えて素早く合わせる。
粉気がなくなったらボウルから取り出し、作業台に移して捏ねていく。
4
生地が伸びるようになってきたら、生地を広げ、バターを潰しながら加えてさらに捏ねていく。
5
生地をくるくると丸めた後、カードでカットしながら合わせていくと生地がまとまりやすい。
生地がさらに伸びるようになり、艶やかになれば捏ねあがり。
6 ベンチタイム
6分割(一個当たり約78g)し、丸めなおす。乾燥させないように30分ほどベンチタイムをとる。
7
ベンチタイム終了後の生地。
8 成形
生地を横長に広げるようにガス抜きする。必要であれば少し打ち粉をする。
9
生地を裏返し、奥と手前の生地を中央に合わせる。
10
さらに二つに折るように合わせ、手のひらで転がし、17~20センチくらいのバトン状にする。
11
天板の上に間隔をあけながら並べる。
12 仕上げ発酵
クープナイフまたは薄刃で1センチ間隔くらいの切れ込みを入れ、乾燥させないよう、27℃前後で約60分発酵させる。
発酵させている間にクリーム作りをしておくと良い。作り方は以下。
13
発酵終了した生地。
14 焼成
200℃で予熱したオーブンで180℃に下げて約15分で焼き上げる。
焼きあがったら、パンを冷ましておく。
15 エスプレッソクリーム
・材料を計量する。
・バターは室温に戻しておく。
16
ゴムべらでバターを練り、柔らかくなったら砂糖、エスプレッソパウダーを加え、すり混ぜる。
17
コンデンスミルクを少しずつ加え、混ぜる。
18
絞り袋に入れ、使う時まで冷蔵庫で保管する。
使う前に室温に戻す。
19 仕上げ
パン切り(波刃)包丁で横側に切れ目を入れる。
20
クリームを適量絞って、パールチョコやカカオニブを添えて完成。
※バターの薄切りを挟んでも美味。何も挟まずこのままでも、ハムや野菜を挟んでも美味。
<ラッピング>①
ワックスペーパーをパンに巻き付けられる大きさにカットする。
<ラッピング>②
下側に巻き終わりがくるように巻き付け、テープなどで止める。
OPPシートを使うと中に挟まっているものがよく見えるので、プレゼントなどにはOPPシートもお勧め。
持ち歩きの際は、ワックスペーパーやOPPシートを巻いた後、和菓子用カートンに入れると潰れたりしないので、おすすめです。
※発酵時間は含まない。
海野綾子先生 横浜「ミモザクッキング」主宰
1998年の開校当初よりパン講師を勤める。国産小麦のしっかりとした粉の旨味、酵母が醸し出す優しい味わい、
シンプルこそ感じることができる素材の美味しさに感動し、以降自然酵母や世界のパンを独学で研究。ル・コルドン・ブルー卒業。
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