レシピID 20240417135010
パートフィロとは、小麦粉、水分、油、塩で捏ねた生地を半紙のように薄くのばした生地のことです。オイルなどを塗って何枚も重ねて焼くとパリパリとした食感に焼き上がるので、お菓子の他にお料理にも使われます。
今回は、正方形にカットしたパートフィロを溶かしバターを塗りながら三枚重ねにし、タルトレット型に敷きこんだところにアーモンド生地を流してパリッと焼きこみます。
あとはカスタード、フレッシュフルーツをトッピングすれは、パリパリフルーツタルトレットの出来上がりです。
パートフィロならではの食感と香ばしさが楽しめるお手軽レシピなので、初心者さんにもおすすめです。
※パートフィロについてはコラムもご覧ください。
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※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
準備
・パートフィロを冷蔵解凍する。
・クレーム・ダマンド用のバターは室温に戻し、柔らかく練っておく。
・タルト台用のバターはレンジで液状にし、溶かしバターにしておく。
・オーブンを180度に予熱しておく。
1 クレーム・ダマンドを作る
無塩バターをやわらかくし、泡立て器でクリーム状にする。
上白糖、溶いた全卵、アーモンドパウダーを順に加えてその都度よく混ぜる。
2 タルト台を作る
解凍したパートフィロを丁寧に2枚はがしとり、キッチンバサミで一枚を6等分にカットする。
3
一枚目のパートフィロに溶かしバターを刷毛で上面に塗る。
角度を変えて二枚目をのせ、溶かしバターを刷毛で上面に塗る。
4
同様に角度を変えて三枚目をのせる。
3枚重ねた物を4セット作る。
<ポイント>
※重ねる前の生地や、重ねた生地は乾燥しやすいので、作業している生地以外にはビニールをかぶせておくように。
5
4の重ねたパートフィロをブリキカップケーキ型の底にぴったりと敷きこむ。側面にも貼り付けるようにして敷きこむ。
6
1のクリーム・ダマンドを4等分して流す。
真ん中にブルーベリージャム(フルーツに合わせてアプリコットジャムなどでもよい)をのせる。
8
180度に予熱したオーブンで香ばしい焼き色がつくまで、15~20分ほど焼く。
焼き上がったら、網などに移して粗熱を取る。
9
粗熱が取れたらそっと型からはずし、冷ましておく。
10 組み立てる
カスタードクリームを15gずつ9の真ん中にのせる。
11
マンゴーやいちご、ブドウ、桃など好みのフルーツを適宜カットし、トッピングする。
カスタードクリームに軽く押し付けるようにして安定させる。
12
上掛け用ナパージュに水少々を加え、レンジで沸騰させて煮溶かす。ナパージュが熱いうちにマンゴーやスライスした桃に刷毛で塗る。
フィロ生地のふちに溶けない粉砂糖を茶こしでふる。
13
上白糖を加えてツノが立つまで泡立てた生クリームを星口金をつけた絞り袋に入れ、フルーツの上やサイドに絞り出して飾る。
14
好みでハーブやグロゼイユをのせて完成。
お菓子教室「アトリエ・ルカド」「クレーヴスイーツキッチン」主宰
葉山「サンルイ島」横浜「レジオン」世田谷「ル・パティシエ・タカギ」などの洋菓子店で約10年の経験を経て、現在は東京、神奈川で少人数制のお菓子教室を開講している。
オリジナルレシピやワンランクアップのコツ、テクニックを中心に20冊を超える著書を出版。お菓子作りの楽しさを伝えるための活動を行う。
著書:「洋菓子の食感デコレーション」「ケーキ作りのアレンジテクニック」「焼き菓子の教科書」他
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