基本のレアチーズケーキの作り方 - お菓子作りの教科書  LESSON 2

Lesson 2
基本のレアチーズケーキ

基本のレアチーズケーキ

お菓子作り初心者さんにも、夏のお菓子作りにもおすすめ

レアチーズケーキとは、スポンジやタルトまたはクッキーを砕いて敷き詰めた生地の上に、生クリームとクリームチーズを混ぜ合わせて冷やしたチーズケーキのことです。
クリームチーズに火を通さずゼラチンで冷やし固めて作るので失敗が少なく、お菓子作り初心者さんから、オーブンを使いたくない暑い季節のお菓子作りにもおすすめです。
今回ご紹介するレシピは、サクサクのビスケットを土台にしたシンプルで飽きのこない味わいに仕上げました。
お好みでソースを作ったり、手軽にジャムやコンフィチュールを添えたり、いろいろなアレンジでお楽しみください。

作り方を見る

はじめに、作り方を動画で
予習&ポイント

次に、5ステップで
流れをつかんで

01.土台作り

準備

細かく砕いたグラハムビスケットに溶かしておいたバターを入れてよく混ぜたら、型に入れて冷蔵庫で冷やし固めます。

POINT
土台の厚みを均一にするコツは?
スプーンの背などでしっかり押さえましょう。またラップを載せて上から手などでしっかり押さえることでも簡単に平らにできます。

02.生地を作る/クリームチーズにサワークリーム等を混ぜる

生地を作る/クリームチーズにサワークリーム等を混ぜる

クリームチーズにグラニュー糖を加えてよく混ぜ、さらに、レモン果汁、サワークリームを加えてよく混ぜます。

POINT
クリームチーズを常温に戻すのはなぜ?
冷たいままだと、後から加えていく生クリームなどとうまくなじまず、チーズがダマになってしまいます。 Q&Aで詳しく見る

03.生地を作る/ゼラチンを加えて混ぜる

生地を作る/ゼラチンを加えて混ぜる

お湯でよく溶かしたゼラチンを入れてよく混ぜます。

POINT
ゼラチンのダマができた。原因は?
溶かしたゼラチンを混ぜるときに冷たいものと一気に混ぜるとゼラチンの温度が下がってダマになることがあります。ダマにならないコツは、Q&Aで詳しく見てみましょう。 Q&Aで詳しく見る

04.生地を作る/生クリームを加えて混ぜる

生地を作る/生クリームを加えて混ぜる

さらに、6分立てにした生クリームを加えて混ぜ合わせます。

POINT
生クリームは泡立てなくても作れますか?
泡立てなくても作れますが、ふんわり軽い仕上がりにするには、泡立てた生クリームが最適です。泡立て方での食感の違いについては、Q&Aで詳しく見てみましょう。 Q&Aで詳しく見る

05.型に入れて冷やす

型に入れて冷やす

冷蔵庫から出した型にチーズ生地を流し入れ、冷蔵庫で半日冷やします。型からはずしたらできあがり。

POINT
型からきれいにはずすコツは?
型の周りに温めたふきんを巻き、少し温めるときれいに外れます。きれいなはずし方のコツを、Q&Aの動画でチェックしてみましょう。 Q&Aで詳しく見る
詳しい作り方はこちら

失敗かな?と思ったら
お悩み解決Q&A

Qレアチーズケーキを作るとき、レモン果汁を入れないでも作れますか?
A

レモンの爽やかな酸味はクリームチーズと相性がよいので、入れることをおすすめします。またレモンの酸がタンパク質の凝固を助けてくれる役割も。クリームチーズの種類によっては加減しても問題ありません。

Q手作りレアチーズケーキの土台のクッキーが崩れてしまった。原因は?
A

クッキーに混ぜたバターが少ないと崩れやすくなります。レシピの分量を確認してみましょう。 また、クッキーの砕き方が粗いと、カットの際に崩れやすいことがあります。粉々になるまでよく砕いたものを使いましょう。
敷き詰め方のポイントは、上からぎゅっとしっかり押さえつけること。ラップを乗せた上から、手やスプーンの背などでしっかり押さえつけるように型に敷き詰めましょう。

Q手作りレアチーズケーキの賞味期限と保存方法は?
A

衛生的な環境に置いていただくことを前提として、冷蔵の場合は3日間を目安に食べるようにしましょう。冷凍の場合は1〜2週間が目安。クリームチーズは匂いがうつりやすいため、しっかりとラップしてから密閉袋などに入れて保存しましょう。
あくまでも目安で、保存の仕方によっては日持ちしない場合もありますのでご注意ください。

基本の
ラッピング・道具

材料編

道具編

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