パン作りは時間がかかって難しそう・・というイメージがあるかもしれません。
でもおうちで自分で作った焼き立てのパンはとっても美味しい!
そんな焼き立てパンのおいしさや醍醐味を知り、
おうちでのパン作りをもっと身近に感じていただきたくてこのページを作りました。
お気軽にパン作りを楽しんでいただくためにパン作りの基本から、
お店でよく見る本格的なパンのレシピまでご紹介いたします!
パンの種類はたくさんありますが、大まかな特徴は2つに分けられます。
まずはよく耳にするハードとソフト。できあがりのパンの食感によって分けられます。
できあがったパンの食感がかたいものをハード、やわらかいものをソフトといいます。
そしてリーンとリッチ。
“リーン”が基本材料(粉、イースト、水、塩)のみに近いもので
副材料(糖類・油脂・乳製品・卵)が増えるにつれてパンはどんどん“リッチ”になっていきます。
▲
生地の材料がパンの基本材料(粉、イースト、水、塩)のみに近いもの。
▲
生地の材料がパンの基本材料に副材料(糖類・油脂・乳製品・卵)を多く配合したもの。
▲
食感
パンの外側(クラスト)と内側(クラム)ともにやわらかく、ふっくらとしたパン。主にリッチな配合のパンに多い。副材料の効果による食感や
素材の旨味を味わう。
捏ね
よくこねる必要のあるパンが多い。
イースト
発酵に安定性のあるインスタントドライイースト(サフなど)がおすすめ。
▲
食感
パンの外側(クラスト)がかたいパン。主にリーンな配合のパンに多い。発酵ならではの風味や、粉の焼けたこうばしい香りが引き出される。
捏ね
捏ねる回数が少なくてもよいパンが多い。
イースト
発酵によりうまれる香りを楽しむため、天然酵母
やイーストなど、お好みの香りで使い分ける。
パンの味と食感を決め、パンの骨格をつくる
小麦特有のタンパクが水と結合し、捏ねて力が加わることで
グルテンが形成され、パンの骨格となります。
小麦粉はたくさんの品種があり特徴もそれぞれ違うので、
パン作りに慣れてきたらいろいろな小麦粉を使って風味を楽しみましょう!
パン作りに使われる粉で、たんぱく質の含有量が多い順に、
最強力粉、強力粉、準強力粉に分類されます。
強力粉に対しタンパク量がより高い粉。ふくらみや甘みがとても強くしっかりと膨らみます。
副材料を入れる場合は粉に対して50%までが目安。
※冷凍耐性がある粉が多い。生地の冷凍にも向いています。
また国産などのボリュームの出ずらい強力粉に10~30%混ぜるとボリュームが改善されます。
たんぱく量
13%以上
種類
初心者におすすめ
菓子パン・食パン・山形パンなどオールマイティに使える粉。
銘柄によって風味や生地の弾力性などの違いが出やすい。
副材料を入れる場合は粉に対して30%までが目安。
たんぱく量
11.5~13%
種類
初心者におすすめ
フランスパン・ライ麦パン等のハード系のパンの専用粉。
たんぱく量
10.5~11.5%
種類
初心者におすすめ
主に製菓用として使われます。
パン作りではソフト系の菓子パンを作るときなどに
強力粉と混ぜて使うことがあります。
混ぜる割合は強力粉に10~30%混ぜ、口どけや歯切れのよさを出します。
タンパク質の量が少ない粉ほどさっくりとした食感になります。
7.0~8.5%
初心者におすすめ
生地をこねることで形成される網目状の組織のこと。パンの膨らみに大きく影響する。
グルテンとは小麦粉に含まれるたんぱく質に水を加えてこねたりたたいたりする外部刺激により、形成される網目状の組織。グルテンの膜がイーストの発するガスをキャッチすることで、パンは膨らみます。
イースト
パンをふくらませ、パン独自の風味をつける
イーストは、英語で「酵母」といい、イーストと酵母は本来同じ意味です。
パンをふっくらとふくらませて、パン独特の風味をつけることがイーストの役割です。
イーストがなければパンはふくらみません!
イーストの種類は、原材料と培養の方法で分けています。
ソフトパン | ハードパン | |
インスタントドライイースト |
○ | ○ |
生イースト |
○ | |
ドライイースト |
○ | |
自家製天然酵母 |
○ | |
市販の天然酵母 |
△ | △ |
★が多いほど難易度が高くなります。
どちらもパンを作るのに欠かせないもので、違いは製造過程にあります!
天然酵母 → 穀物や果物の不特定多数の酵母菌類をゆっくりと培養させたもの。
イースト → 強い発酵力を持つ酵母菌だけを人工的に純粋培養したもの。
水
小麦粉と合わさり、グルテンを作る
小麦粉と合わせることでグルテンを形成して、パンのふくらみを助けます。
そして粉、イースト、塩などの材料がパンの生地にまとまるために必要な水分として働きます。
またパンの保湿性を向上させます。
塩
味をつけ、パンの生地のコシを強くする
塩は、塩味をつけることはもちろん、その他に生地のグルテンを引き締めて
コシを強くする役割があります。
入れすぎると発酵を抑制してしまいますが、全く入れない場合は生地がベタベタして
締まりが悪くなり、発酵に時間がかかることがあります。
少しの割合しか入れない塩ですが、パン作りには欠かせない材料の1つです。
砂糖
生地に甘みをつけるのはもちろんのこと、イーストの栄養源となり発酵を促進させる、焼成時の色づきをよくする。
バター
風味やコクを出し、パンの老化(固くなること)を遅らせ、柔らかさを保つ。
また生地に伸展性を与えるので、よく膨らみボリュームアップさせる。
牛乳
水のかわりに牛乳を入れることで風味がよくなり、色づきもよくなる。
これは牛乳に約1割含まれる乳糖、乳脂肪、タンパク質といった固形分が、熱変化によってミルクフレーバーを発生させることによる。
卵
独特の風味を出す。
卵黄は、生地のふくらみが大きくなり、ボリュームが出る。また、卵黄はパンの老化(固くなること)を遅らせる効果もあり、柔らかさを保つ。
卵白は入れすぎると熱によって固まってしまい、パサパサで硬くなるので注意。
パン作りの道具は専門的なものが多いので、すべて揃える必要はありません。
ここでは最低限あった方がいい道具、あると作業が便利な道具をご紹介します。
ないものはお家にあるものでうまく代用して、これからパン作りをしていく上で
よく使いそうな道具は少しずつ揃えていきましょう。
パンの型
熱伝導がよくキレイに焼き上がる。そのパン専用の型もあるので作りたいパンの型を揃えるのも楽しい。
おすすめ商品を見る刷毛
生地の表面に卵液などを塗る作業に使用。刷毛を使うと均一に塗れる。お手入れが楽な シリコンもある。
おすすめ商品を見るクッキングシート
耐熱250度の丈夫な調理ペーパーです。
クープナイフ
パンの表面に切り目(クープ)を入れるためのナイフ。
おすすめ商品を見るめん棒
生地がくっつきにくく、生地をきれいに伸ばせる。ガス抜き用もある。
おすすめ商品を見るパン切り包丁
波刃仕様のパン切り専用ナイフ。パンの形を崩さず、キレイに切れる。
おすすめ商品を見る離型油
型から生地を離れやすくする。便利なスプレー式で手を汚さずムラなく油を塗布することができる。
おすすめ商品を見るクーラー
焼きあがったパンを冷ます時に使う。 四角いクーラーや 便利な折りたたみ式も選べる。
おすすめ商品を見るペストリーボード
作業台として使うボード。目盛り付きで見やすく作業がしやすい。
商品を買い物かごに入れました
小麦粉・ミックス粉・雑穀粉
お菓子・パン作りの型
お菓子・パン作りの道具
バター・乳製品・油脂・卵
ドライフルーツ・加工野菜・果物
ラッピング
ナッツ(アーモンド・くるみ等)
チョコレート・ココア
デコレーション・トッピング
キッチン道具・雑貨・衛生資材
砂糖・はちみつ・ジャム
和菓子材料
和食材
イースト・天然酵母
菓子・パン袋
ケーキ装飾
お茶・スナック
お手軽材料
膨張剤・香料・色素・凝固剤・添加物
塩とスパイス
スーパーフード・健康補助食品
栗・芋・かぼちゃ・シード
世界の食材
人気銘柄別小麦粉
かんたん手作りキット
チョコレート(メーカー別)
冷凍スポンジ・クッキー・パン
酒・リキュール類
鮮度保持剤・保冷剤
書籍・その他
特集
お値打ち品