レシピID o-ka-201505c-01
行楽シーズンに是非マスターしていただきたいオーブン要らずの鍋焼きパンのご紹介です。とはいえ、外で生地を捏ねるには作業台など、それなりの環境が必要ですよね。 こんな時こそ、発酵時間の長いホシノ天然酵母パン種が大活躍! 前日の夜に生地を仕込んですぐに冷蔵庫野菜室に入れておきましょう。 あとは移動中が一次発酵時間となり、現地につき、分割、成型、二次発酵。 他の焼き物から中心に始め、炭火が順調になってきたところでパン焼き開始。
良い匂いが漂い、他とはちょっと違ったバーベキューが楽しめますよ!
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
準備 1
ホシノ天然酵母は、第13回を参考に起こしておく。
2
材料を全て計量する。
生地作り 1
粉にホシノ天然酵母生種を加え、水気がなくなるまでざっと混ぜ合わせる。
2
砂糖・塩を入れ、水を加える。
3
全体をざっとかき混ぜたら、製菓用 太白胡麻油を加える。
4
粉気がなくなったところで、ボウルから生地を取り出し、作業台の上で生地を捏ねていく。表面が滑らかになり、艶がでてきたら捏ねあがり。
一次発酵 1
捏ねあがった生地はビニールなどに入れて、25℃前後で約4時間置く。(※30℃以上にならないようにすること)
約2倍の大きさになったら、冷蔵庫の野菜室に入れ、そのまま12時間以上発酵熟成させる(最長24時間)。
2
作業の1〜2時間前に室温に戻し、最終的に生地の大きさが3倍くらいに膨らめば一次発酵終了。
分割〜ベンチタイム 1
6分割する。1個あたりは約85g。生地を丸めなおす。
2
30℃以下で20〜30分ほど休ませる(ベンチタイム)。
3
円筒を用意する。ここでは丸セルクルを使用する。
4
丸セルクルを2個重ねた状態でアルミホイルを巻く。
※ラップの芯などでもOK。
5
鍋の内側と円筒の外側に太白胡麻油(分量外)を塗っておく。
※何の油でも構わないが無味無臭のものを選ぶ。
6
ジャガイモを茹で、柔らかくなったところで溶けるチーズと合わせ、マッシュポテトを作る。
7
温かいうちに約50gの団子を6個作っておく。
成型 1
綴じ目が上になるように平らにした生地の上にマッシュポテトをのせる。
2
しっかりと包み込むようにし、形を整える。
3
綴じ目を下に鍋の中に均等に並べる。
二次発酵 1
蓋をし、火と鍋の間に魚焼き機を入れ、弱火で30秒ほど加熱し、火を止める。鍋底が手で触れる程度の温かさを維持しながら、冷たくなってきたら加熱を繰り返し、約60分発酵させる。
2
生地の大きさが2倍くらいになれば二次発酵終了。
焼成 1
そのまま中火にかけ、25分加熱していく。途中焦げるようであれば弱火にする。
2
25分経ったところ。
3
火傷に気をつけながら生地を裏返す。鍋蓋を利用するとやりやすい。さらに中火で10分ほど加熱していく。
4
焼き上がったら、鍋から取り出し、芯を取り除く。
海野綾子先生 横浜「ミモザクッキング」主宰
1998年の開校当初よりパン講師を勤める。国産小麦のしっかりとした粉の旨味、酵母が醸し出す優しい味わい、
シンプルこそ感じることができる素材の美味しさに感動し、以降自然酵母や世界のパンを独学で研究。ル・コルドン・ブルー卒業。
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