レシピID 20210815125521
今でこそ、ラスク用のパンをわざわざ焼いて作るお店も増えましたが、そもそもは、パン屋さんの工夫としてバゲットやカンパーニュの売れ残りなどを薄くスライスしてオーブンの捨て火で焼いていたのが始まりです。
例えばバゲットのクープがうまく開かなかった時や、パンを多く作りすぎてしまった時など、是非お試しください。
もちろん、市販のパンでもOKです。
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
1 バゲット準備<共通>
前日までにバゲットを焼く、または購入する。
※バゲットの作り方は基本のフランスパン参照
バゲットを7mm厚くらいの薄くスライスする。
2
ベーキングペーパーの上に、重ならないようパンを並べ、100℃のオーブンで15分ほど乾燥焼きする。全体的にカリッと固くなっていれば焼き上がり。
3 ガーリックラスク
バターを室温に戻しつつ、他材料を準備する。
にんにくは皮と芯を取り除き、みじん切りにする。
パセリは葉の部分だけを摘み取り、みじん切りにする。
4
バターをクリーム状になるまでよく練り混ぜる。
5
塩、にんにく、レモン汁、パセリを順に加え、さらによく混ぜ、均一の色になればできあがり。
ラップなどに包んで冷凍可能。冷蔵3~4日保存可能。様々な料理に使える。
6
2の乾燥焼きしたバゲットの表面全体に5をたっぷりと塗る。
7
150℃のオーブンで7~8分、軽く焼き色がつくまで焼く。にんにくは焦げると苦くなるので薄い焼き色でOK
おつまみラスク<青のり> 1
1~2まで同様。材料を準備する。
2
全ての材料を混ぜ合わせる。少し時間を置くと青のりがしっとりとする。
3
乾燥焼きしたバゲットの表面全体に2をたっぷりと塗る。
4
150℃のオーブンで7~8分、軽く焼き色がつくまで焼く。
おつまみラスク<小エビ> 1
1~2まで同様。材料を準備する。
2
全ての材料を混ぜ合わせる。カエンペッパーは少しでもとても辛いので好みで調節する。少し時間を置くと海老がしっとりとする。
3
乾燥焼きしたバゲットの表面全体に2をたっぷりと塗る。
4
150℃のオーブンで7~8分、軽く焼き色がつくまで焼く。
5
色付けにパプリカパウダーをふりかける。
<手軽にフライパンで> 1
サンドイッチを作る際に取り除いた食パンのミミなど用意する。
2
フライパンになるべく重ならないようにミミを入れ、弱火で乾燥焼きする。
3
ミミがカリッとしてきたら、青のりフィリングを適量加え、弱火で和えながら再びカリッとしてきたら焼き上がり。
海野綾子先生 横浜「ミモザクッキング」主宰
1998年の開校当初よりパン講師を勤める。国産小麦のしっかりとした粉の旨味、酵母が醸し出す優しい味わい、
シンプルこそ感じることができる素材の美味しさに感動し、以降自然酵母や世界のパンを独学で研究。ル・コルドン・ブルー卒業。
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