レシピID 20210723155224
本葛粉をつかった葛まんじゅうは葛特有の香りと舌触りで、出来たてがおいしいく、ぜひ手作りしていただきたいお菓子です。
生地を蒸す作り方もありますが、今回は手順がすくない本返しという方法です。生地が固まらないうちに手早くすすめる必要がありますので、作りやすい量にしています。
葛は、冷やしすぎるとぷるんとした食感が損なわれますので、冷やして食べたいときは、氷水にいれてさっと冷やすか、直前に冷蔵庫に入れて冷やしてお召し上がりください。
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
準備1
まんじゅうポリシート、またはラップを15~20cm角くらいに切って広げておく
2
水(成形用)とスプーン、和紙タイまたは輪ゴムを準備しておく
3
中餡を15gずつ5個丸めておく
(中餡は、極上こしあん、極上白こしあん、またその2種類のこしあんを合わせた餡、の3色を使用)
作り方1
本葛粉に水を半分ほど加え、塊を溶かすようによく混ぜる
2
茶こしやザルを通して鍋に入れる
3
残した水をボウルに加え、残った葛粉を洗うようにして鍋にこしながら加えたら、グラニュー糖を加え混ぜる
4
最初は強火にかけて混ぜ、すこし固まってきたら弱火にする
5
激しく練らず、空気を入れないようヘラを底につけたままやさしく混ぜる
6
全体に火が通り透明になったらひとまとめにし火からおろす
ここからは手早く、生地が固まらないうちにすすめる
7
用意しておいたシートに、生地の5分の1量をのせ、真ん中をすこしくぼませるように広げる
8
あんこをのせたらシートで包むようにして、あんこを生地で包み込む
上まで生地が上がらないときは、指(水をつけ)でたくし上げるか、生地を少し足し、包み込む
9
とじ口を結ぶ
10
同じようにあと4個つくる(ひとつずつ仕上げていく方が生地が冷めにくく扱いやすい)
固まったら出来上がり
11
包み込んだあとお猪口のような器に入れるととじやすく、形も整います
野菜イベントや料理教室のスタッフ、弁当屋や料理屋の厨房など食の現場に関わり続ける。旬の素材に恵まれる環境にあり、素材をいかした季節を感じる食事を大事にしたいと考える。和菓子製作と教室「おもたせ菓子研究室」のひとりとしても活動中。
著書『心ときめく和のお菓子』(ナツメ社)が2024年1月に発売。
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