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レシピID 20251209215438
お饅頭をくぼませたところに、紅い点をつけたお饅頭をえくぼ饅頭といいます。
笑うとできるえくぼ、紅白の色合いもあり、おめでたいお菓子です。
紅い点は、食紅でちょん、とつけてもいいのですが、簡単にできる錦玉羹をつけてみました。
難易度が高いとされる薯蕷饅頭も山芋パウダーを使えば、ひとつハードルが下がります。
新年のご挨拶につくってみられてはいかがでしょう。
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
準備
・蒸し器の準備をする。
・フタから露が落ちないように布巾をかませ、蒸し鍋にはクッキングシートをセットしておく。
1 中餡
こしあんは25gずつに丸めておく。
2 山芋種
山芋パウダーに冷水を加え、すりこぎでむらなくよく混ぜ合せとろろ状にする。
3
上白糖を3回くらいに分けて加え、その都度よくなじませる。
※砂糖が固まっているようならふるいにかけてから加える。
4
ふっくらツヤがでる。山芋種の完成。
※この状態で冷凍保存もできる。
※山芋種が温まっていると粉が入りすぎるため30分ほど冷蔵庫で寝かす。
5 生地
薯蕷粉を別のボウルに入れ、中央に4の山芋種を落とす。
6
山芋種を外側から折りたたむようにして粉を入れる。
7
途中生地の状態をみて、丸めたときにポンポンと音がして、ちぎったときに伸びずに、スポッと切れるくらいになったら粉を入れるのをやめる。
※粉が残っていてもよい。
8
表面をきれいに丸める。
9
生地を8等分に分ける。
10 包餡
生地を少し丸めて、表面をきれいにしてから1の中餡を包む。
11
あんこが出ないように、閉じ口(底面)は薄くなるように包む。
12
かたちを整え、中央にくぼみをつける。
13 蒸し
蒸し器に並べ、全体にたっぷりと霧吹きをし、中火～強火で、12分ほど蒸す。
14
蒸し上がったら、網などにとる。
15 錦玉羹
食用色素を少量の水で溶く。
16
耐熱ボウルに粉末寒天、水、砂糖を入れよく混ぜ合せる。
17
レンジ(500W)にまず30秒加熱しよく混ぜ合せる。さらに30～40秒ほど加熱する。
18
食用色素を加えて色づけする。
※今回は濃い色にしたい(天然色素は色が出がやさしい)ため、色素を溶いた容器に寒天液をいれましたがお好みで。
19
まんじゅうポリシートなどの上に、18の寒天液を箸の先などで落としていく。
※寒天液が固まってきたらレンジにすこしかけると溶ける。
20 仕上げ
固まった錦玉を14の饅頭のくぼみに置いていく。
21
粗熱がとれたら、まんじゅうポリシートで包んでおく。
完成。
<ラッピング>①
差し上げる場合はルミアカップに入れ、和生サービス箱に2個ずつ詰める。
②
ふたを閉め、中央に掛け紙を掛け、紙紐を結んで完成。
③
新年らしい掛け紙、紙紐で包み、新年のご挨拶にも。
掛け紙 和モダン3種アソートはお年賀などにぴったりの柄が揃っています。
お好みの柄をお使いください。
野菜イベントや料理教室のスタッフ、弁当屋や料理屋の厨房など食の現場に関わり続ける。旬の素材に恵まれる環境にあり、素材をいかした季節を感じる食事を大事にしたいと考える。和菓子製作と教室「おもたせ菓子研究室」のひとりとしても活動中。
著書『心ときめく和のお菓子』(ナツメ社)が2024年1月に発売。
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