キャラメルパウダーの使い方・レシピ|簡単!塩キャラメルクッキー

お菓子作り

こんにちは。富澤商店オンラインショップでレシピ著者をしているちょりママです。

今月は知って得するシリーズ。人気のキャラメル味が簡単においしくできちゃう便利アイテム「キャラメルパウダー」にフォーカスします。

キャラメルクッキー、マフィン、シフォンケーキ、ポップコーン、プリン、ラテなど、焼き菓子だけに止まりません。そんなキャラメル旋風に便乗して、簡単にキャラメルマジックがかけられるアイテムです。さらに、オリジナルとビターがあるので、その違いも使いながら掘り下げていきましょう!
娘と息子の友達が絶賛したクルミクッキーサンドのレシピもご紹介いたします!

『キャラメルパウダー』って?

今回注目した「キャラメルパウダー」とは、キャラメルミルクを粉末状にしたものです。
さらさらとしているので粉、液体問わず馴染みの良さを感じられます。
手軽にキャラメルの風味がつけられるので、キャラメル好きの方は特に手元においておきたいアイテムです。オリジナルとビターで2種類あります。

まずはオリジナルから手にしてみてはいかがでしょうか。

無脂肪固形分48.4%、乳脂肪分10.4%

牛乳は乳固形分と水分に分かれ、乳固形分から乳脂肪分を除いたものが無脂肪固形分です。
乳脂肪分は牛乳に濃厚感を与え、無脂肪固形分はタンパク質、糖質、ビタミン、ミネラルなどの栄養成分が入っているため、旨味や甘みの成分が含まれていてミルキー感につながります。

ビターキャラメルパウダーはオリジナルよりも茶褐色の色味が強いです。

無脂肪固形分48.0%、乳脂肪分11.5%

ミルキー感がやや抑えられ、濃厚さを感じやすくなっているようです。

キャラメルパウダー2種

キャラメルパウダー2種でクッキーの焼き比べ

バターを食塩不使用と加塩の二種類を使った塩キャラメルクッキーを焼いてみました。
また、付随してクルミヌガーをサンドしたレシピに仕上げるため、クッキーの甘さは控えめに。
キャラメルパウダーと二種類バターを使うことで、手軽に塩キャラメルクッキーが出来上がりますよ。
とてもおすすめです!!

<塩キャラメルクッキー材料>

1.ボウルにバターを入れ、なめらかになるまで泡だて器で混ぜる。グラニューを入れて泡だて器で空気を入れるように、なめらかになるまで混ぜる。

2.ふるった粉類を入れてゴムベラで底から掬うようにざっくりと混ぜる。牛乳を加えて底から掬うように混ぜる。

3.ラップに包み、縦12cm、横28cmにのばす。(厚みは5mmが目安)冷蔵庫で15分ほど冷やす。

4..生地を縦2等分、横7等分(14分割)にする。天板にオーブンシート(シルパン)をしき、生地をならべる。

5.180℃で15分焼く。オーブンシート(シルパン)をずらして網の上に移動する。

キャラメルパウダーをビターキャラメルパウダーに置き換えることで、ビターキャラメルクッキーにすることができます。
ここはもうお好きな感じで・・・といった感じではあります。食べ比べてもよし、好きそうだなと思う方を採用してもよしです!

ビターキャラメルパウダー生地の色味はだいぶ違いました。

焼き上がったあとは・・・残念ながら色味に大きな違いはなく、言われてみれば若干濃いかな?という感じでした。

キャラメルパウダー
ビターキャラメルパウダー

並べてみると少し色が濃い気がしますかね・・・。
味はというと、ビターキャラメルのほうは香ばしさがあり、より濃く深い味わいでした。
乳脂肪分が多いだけあるのでしょうか。

塩キャラメルクッキーでクルミヌガーサンド

クルミヌガーサンド

クルミヌガーをサンドしたら、めちゃめちゃ美味しくて大好評でした。
そのまま食べてもおいしい塩キャラメルクッキーですが、クルミヌガーを挟むと何倍も塩キャラメルクッキーの味を引き立たせます。

まずはキャラメルパウダーを手にして、塩キャラメルクッキーを。そしてアレンジのクルミサンドを味わってみてくださいね。

フレーバーパウダーはたくさんありますが、色付けに使ってもよし、風味で使ってもよし。それを思うとフレーバーパウダーのふり幅はとてつもなく広いと感じざるを得ませんでした。

余談ですが、キャラメルシュガーという商品もあり、今回のキャラメル企画に乗っかり「キャラメルポップコーン」を作ってみました。息子に大好評でしばらくキャラメルポップコーンにはまりそうです・・・。

みなさんもぜひご自宅で楽しんでみてくださいね。
みなさんの富澤商店ライフのお役に立てるとうれしいです。
富澤商店ちょりママレシピも合わせてどうぞよろしくお願いします!

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コラム執筆:ちょりママさん

ちょりママさん
料理家 西山京子(ちょりママ)

フードコーディネーター・調理師・食生活/食育アドバイザー。「子どもも大人も一緒のごはん」をコンセプトに簡単レシピを発信。
企業レシピ・メニュー開発、書籍出版のほか、フードスタイリング、食育活動も多数。