お米でつくる甘味料　米飴

レシピID 20250806211504

米飴とは、米のでんぷんを麦芽により分解・糖化させた日本の伝統的な天然甘味料です。
優しい甘さが特徴でマクロビオティックでは度々登場します。
赤ちゃんの離乳食や病中病後の栄養補給としても重宝されてきました。
もち米と麦芽を使って作るレシピです。

初級レベル
60分

この著者のレシピ一覧

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※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。

材料

125～150ml量

米飴

もち米(新潟県産こがねもち(もち精米)) 1,544円(税込): 150g

モルトパウダー 248円(税込): 15g

水・・・750g

使用した道具

保温器(炊飯器・ヨーグルトメーカー・低温調理器)・・・1台

鍋・・・1個

S 木柄タフストレーナー 16cm 2,750円(税込): 1個

さらし 3,960円(税込): 適量

合計金額

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作り方

準備

・もち米は洗い、水に30分～浸漬させる。
1　米を炊く

浸漬した米の水気を切って鍋に移し、蓋をして分量の水を入れ炊く。
沸騰するまで中火で加熱し、沸いたら弱火に落として約20～30分炊く。
2

もち米のおかゆが出来たら、60℃程度に冷めるまで置いておく。
3　撹拌

温度が60℃程度に下がったらモルトパウダーを入れ、よく混ぜる。
<混ぜると・・・>

モルトを入れて混ぜるとおかゆがさらさらの状態になります。
4　保温

保温できる機械(写真はヨーグルトメーカー)に移し、60℃設定で約8時間～10時間保温する。
5

炊飯器、低温調理器でも作れます。
※炊飯器の場合、保温機能を使いますが保温しているおかゆの温度が70℃を超えないように蓋を開ける等をして対応します。
6

8～10時間保温して、液が甘くなっていれば保温完了。
ボウルとストレーナー、さらし(不織布でも可)を用意する。
7　濾す

保温していたおかゆを濾す。
8

さらしの上から優しく絞り、エキスとお米の粕に分ける。
9　加熱

濾した液を鍋に移し、中火で加熱する。
かさが減りとろみがつくまで30～40分程度加熱して完成。
※最後の方は焦げやすくなるので注意して見ます。
<加熱のポイント>

冷めるとテクスチャーがかたくなるので、少し緩い程度で完成させてあげるのがポイントです。
<モルトパウダーについて>

モルトパウダーは50g程度まで増やせます。モルトパウダーを増やすと甘味度が上がりますがクセは出やすくなります。
また、モルトパウダーが多い程、色が茶色く仕上がります。

※米の浸漬時間、おかゆを炊く時間、保温時間は含まない。

マスダアイミ先生

発酵料理家・製菓衛生師
合同会社kurashi-goto代表
現在は発酵オンラインコミュニティ「発酵暮らしごと」を運営。

白神こだま酵母や日本の発酵食の要、「麹」を使ったパン、グルテンフリーの米粉のパンのレシピを中心にご紹介しています。
身体に優しい食材でお家で作りやすいパンやお菓子のレシピは、お子さんのいるご家庭でも人気です。

「発酵を暮らしに取り入れる提案」を主軸に活動されており、「富澤商店コラム」の筆者のおひとりです。
季節の手仕事や発酵食、家庭でのパン作りの知見を活かし、日々の暮らしに寄り添った読み物も執筆いただいています。