レシピID 20231215154720
ピーラッカとは、フィンランドの国民食ともいわれているお米のパイ料理です。カレリア地方発祥のため、「カレリアパイ」という呼び名でも親しまれています。
フィリングがミルク粥のようなものなので、米と牛乳の組み合わせを一瞬拒絶したくなりますが、仕上がりはドリアのような味わいなので、日本人にも馴染みやすい味覚です。
それに合わせる生地はとても素朴で香ばしく、ついつい手が出る美味しさ。
そのまま冷めても美味しく、またチーズやポテサラ、卵サンドの具などをのせればオードブルとしてパーティー料理にも使えるのでお勧めです。
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
1 フィリング
牛乳以外の材料を鍋に入れて、蓋をして中火にかける。
※吹きこぼれに注意。
2
沸騰したら弱火にし、鍋底に張り付いた米を耐熱ヘラでこそげとりながら混ぜた後、牛乳を加える。
3
時々、鍋底をかき混ぜながら約15分炊く。
ヘラで鍋底がはっきり見えるくらいに水分が飛んだら、火を消し、蓋をして約10分、蒸らしながら冷ます。
4
混ぜてみて固いようなら牛乳(+α分)を少し加え、伸ばしやすい固さにする。
5
ざっくりと6等分にしておく。
6 生地作り
材料を計量する。
ボウルに粉類、塩を入れ、均一に混ぜた後に水を加えて、カードで切るようにしながら水分をいきわたらせる。
7
そぼろ状になってきたら、米油を混ぜてさらに水分をいきわたらせるようにしながら生地をまとめる。
8
捏ねるというより生地を押しまとめるようにして、艶やかなボール状になればOK。
時間がある時はラップなどに包んで少し置くと、ふすま部分に水分がいきわたってより香ばしくなる。
9 成形
クッキングシートの上で厚さ5mm位にのばす。(打ち粉なし)
10
セルクルで抜く。余った生地をまとめ直して同様にのばし、再度セルクルで抜く。
11
最後の一枚は手で円状にのばし、形、厚さをなるべく揃えた6枚とする。
12
一枚ずつ厚さ2mm程度の楕円形にのばす。
13
完全に冷めたフィリングを1/6ずつのせて、生地の縁を1cmくらい残すようにして平らにのばす。
14
生地の側面を立ち上げる。
15
指の腹でつまむ。
16
奥へ向かってつまんでいき、奥の立ち上がりはフィリング側に倒すようにする。
17
手前側も同じようにつまんで、フィリングを包みこむ。
18
残りも同様に。
19 焼成
250℃に予熱しておいたオーブンに入れ、230℃で10分、200℃に下げて5分焼成する。
中のフィリングにうっすら焼き色がつくくらいが良い。
20 仕上げ
生地を焼いている間に、仕上げ用のバターを溶かしておく。
焼き上がった生地が熱いうちに溶かしバターを塗る。ヘルシーにしたい時はオリーブ油でも良い。
完成!
<おいしいお召し上がり方>
そのままで冷めても美味しいですが、卵サンドの具やチーズなどをのせてオードブル風にするとパーティー料理にも使えます。
海野綾子先生 横浜「ミモザクッキング」主宰
1998年の開校当初よりパン講師を勤める。国産小麦のしっかりとした粉の旨味、酵母が醸し出す優しい味わい、
シンプルこそ感じることができる素材の美味しさに感動し、以降自然酵母や世界のパンを独学で研究。ル・コルドン・ブルー卒業。
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