レシピID 20180126173200
宮城県や岩手県の一部などを中心に郷土菓子として食べられている「がんづき」。
お月様のように丸く蒸し上げた生地に散らした黒ゴマを雁(かり)の姿に見立て、
「雁(がん)月(つき)」と呼ばれるようになったそうです。
お茶請けや農作業時のおやつとして食べられていたというがんづきは、
しっとりもっちり、ずっしりとした食べごたえです。
各家庭やお店により配合は様々あるようですが、
今回は隠し味に味噌を加え、懐かしい味わいにしました。
生地をふっくらと仕上げるために、重曹と酢を加えるのがポイントです。
日持ち:約2~3日(保存環境によりますので出来るだけ早くお召し上がりください)
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
下準備1
フルイやセルクルにオーブンペーパーを敷き込みます。
下準備2
水滴が下に垂れないように、蒸し器の蓋に布巾をかぶせておきます。
作り方1
鍋に黒糖と水を入れて火にかけ、黒糖を溶かします。
溶けたら火を止め、完全に冷まします。
作り方2
1に味噌、蜂蜜、油を加えよく混ぜます。
作り方3
別のボウルに薄力粉と重曹をふるい入れ、2を一気に流し込み手早く混ぜ合わせます。
作り方4
酢を加え、混ぜ合わせます。
※泡が出るので、泡を消さないようさっくりと混ぜましょう。
作り方5
型に生地を流し、クルミと黒胡麻を散らします。
作り方6
強火で10分、弱~中火で20分蒸します。
作り方7
蒸し上がったら型から外します。
所要時間に蒸す時間、冷ます時間は含みません
和菓子家 大森慶子が主宰。
2005年東京製菓学校卒業したのち、和菓子店での勤務を経て、2008年より「ユイミコ」としての活動を開始。
巣鴨にアトリエを構え教室を開催する他、世田谷、青山など各地でも和菓子教室を開催。
最新刊『おうちカフェでおもてなし ユイミコの和スイーツ』(世界文化社)が2020年6月に発売。
敷居が高いと思われがちな和菓子を気軽に楽しんでもらうための活動を広げる。
その他著書:『道具なしで始められる かわいい和菓子』
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