レシピID 20170901161833
香り高い紅茶と、マイルドなミルクチョコレートのムースを2層仕立てに。やさしい風味の洋梨がアクセントになっています。
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
下準備
・ババロア・テ用のゼラチンと、ムース・ショコラ用のゼラチンをそれぞれ水でふやかしておく。
・アールグレイと水を火にかけ、沸騰したら牛乳を加える。
下準備
もう一度ひと煮立ちしたら火を止め、ふたをして30分蒸らし、濃いミルクティーにする。
作り方1
冷凍スポンジは解凍し、8mm厚さに2~3枚スライスする。
2
型に合わせて抜き、隙間は切れ端でうめる。もう一枚同じサイズを作っておく。一枚はラップを敷いた型の底にはめる。
3
洋梨80gの水気を切り、薄めにスライスして底に敷いたスポンジの上に散らす。
4
ムースショコラを作る。牛乳を沸かし、ボウルに入れたミルクチョコレートに注ぐ。よく混ぜてチョコレートを溶かす。(溶けきらなければ湯せんにかけて溶かしきる)
5
あらかじめふやかしたゼラチンをレンジ(500w20秒程)で溶かし加え混ぜる。
6
あら熱がとれてさめたら(サラサラな状態)、8分立てにした生クリームを加え、まんべんなく混ぜる。温かいうちに泡立てた生クリームを加えると溶けるので注意する。
7
まんべんなく混ざったら出来あがり。
8
用意した型に一気に流し、トントンと軽く台に打ちつけ平らにならす。一度冷蔵庫に入れておく。
9
ムースショコラの表面が固まったら、もう一枚のスポンジを平らにのせ、密着させる。
10
ババロア・テを作る。蒸らしておいたミルクティーを茶漉しで漉し、100g小なべにとる。砂糖半量と火にかけて一度沸かす。
11
別のボウルに卵黄と残りの砂糖半量をすり混ぜ、沸かしたミルクティーを半分加え混ぜる。
12
ボウルの中身をすべて小なべに戻し、弱火で混ぜながら、うっすらとろみがつくまで加熱する。(浮いていた白い気泡が消えてくるのが目安)
13
火を止めてふやかしたゼラチンを溶かす。
14
ボウルに移し、氷に当てて混ぜながら冷やす。
15
あら熱がとれたら泡立てた生クリームと合わせる。
16
型に一気にながし、台にトントンと打ちつけて平らにする。十分に冷やし固める。(この段階で冷凍も可能。保管するときはラップなどでしっかり密閉し、食べる前日に冷蔵解凍する)
17
固まったらレンジで温めた蒸しタオルを周囲にあて、型を温めてから型を抜く。抜けないときは蒸しタオルを温め直し、さらに温める。(やけどに注意する。)
18
デコレーションする。ロイヤルミロワールヌートルを上面にぬる。(艶を出し、乾燥をふせぐ)
19
インスタントコーヒーをほんの少しの水(分量外)で濃く溶き、パレットでランダムにつけて色をつける。
20
好みの大きさにカットし、金ぱく、スライスした洋梨で飾る。(写真の洋梨は、スライスしてからバーナーで焦げ色をつけている)。
カットするときのポイント
カットするときはナイフをガス台の火で軽く温め、カットしたらナイフを一度拭い、きれいにしてからまた温めてカットするように。
お菓子教室「アトリエ・ルカド」「クレーヴスイーツキッチン」主宰
葉山「サンルイ島」横浜「レジオン」世田谷「ル・パティシエ・タカギ」などの洋菓子店で約10年の経験を経て、現在は東京、神奈川で少人数制のお菓子教室を開講している。
オリジナルレシピやワンランクアップのコツ、テクニックを中心に20冊を超える著書を出版。お菓子作りの楽しさを伝えるための活動を行う。
著書:「洋菓子の食感デコレーション」「ケーキ作りのアレンジテクニック」「焼き菓子の教科書」他
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