丹波黒豆は
一般の黒豆と、どう違う!?
おせち料理に欠かせない食材の黒豆。
その中でも「丹波の黒豆」は大粒で味もしっかりしていることから、
この時期にいただく方が多い食材です。
高級食品と称されることも多い食材ですが、一般の黒豆とはどう違うのでしょうか。
また美味しく炊く方法についても調べてみました!
丹波黒豆とは兵庫県丹波地方発祥の極大粒な黒豆です。
同じ品種で、それ以外の地域で収穫された黒豆を
「丹波種黒豆」と一般的に呼ばれています。
「丹波黒豆」の収穫時期は10月中旬頃。特徴は「粒が丸くて大粒である」
「ふっくら、モッチリとした口あたりのいい食感で美味」。
さらに、表面に白い粉が吹いているのも特徴の1つで、
これは”ろう粉”と呼ばれ、良品のしるしとも言われています。
丹波黒豆が大粒になる理由は、開花から成熟までの日数が100日と、
他の小粒品種に比べて30日程長く養分を蓄積しながら
成熟するためと考えられています。
(他の小粒種黒豆は成熟まで70日程)
㈱小田垣商店画像提供
- 高価格の理由 -
- 大粒・もっちり食感・甘みの3つ揃った黒豆の最高級品。
- 主に植付けから収穫まで手作業で行われるため手間暇がかかる。
- 収穫量は一般的な黒豆に比べて少なく、希少性が高い。
「新年は最高級の
“丹波黒豆”で迎えましょう!」
富澤商店は黒豆卸しの老舗
「小田垣商店」さんから仕入れています!
㈱小田垣商店画像提供
新豆の丹波黒豆と、人気の高い北海道産光黒豆(新豆)の
計3種の黒豆の違いを比較してみました。
自分好みの黒豆をみつけてみましょう!
その1:産地・特徴
商品名 | 産地 | 産年 | 特徴 |
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丹波黒豆(飛切) | 兵庫県 | 令和5年新豆 | 特大よりも大きい!兵庫県産の最高品質の丹波黒豆。 |
丹波産 黒豆(特大) | 兵庫県 | 令和5年新豆 | 一般の黒豆より大きい、大粒サイズの兵庫県産の最高品質の丹波黒豆。 |
北海道産 光黒豆 | 北海道 | 令和5年新豆 |
北海道で栽培される黒豆の「光黒」銘柄に属している大粒の黒豆。 粒が大きく、煮崩れしにくく、甘みが特徴の黒豆。 |
その2:大きさ・色
種類 | 大きさ | 色 |
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丹波黒豆(飛切) | 10.3mm以上 | 良品のしるしである”ろう粉”付き。 |
丹波産 黒豆(特大) | 10.0mm以上 | 良品のしるしである”ろう粉”付き。 |
北海道産 光黒豆 |
8.4mm以上 ※サイズにややバラつきがございますので予めご了承下さい。 |
黒色。つるっとした照りがある。 |
その3:6時間浸水後の大きさ
その4:炊きあがり後
種類 | 色 | 味・食感など | 商品を詳しく見る |
---|---|---|---|
丹波黒豆(飛切) | つややかな黒 |
豆の香りと味が濃く、ホクホクとした食感。 皮も柔らかい。粒が大きくなるほどもっちり感が増す。 |
200g / 円 (税込) 商品を詳しく見る |
丹波産 黒豆(特大) | つややかな黒 |
豆の香りと味が濃く、ホクホクとした食感。 皮も柔らかい。 |
200g / 円 (税込) 商品を詳しく見る |
北海道産 光黒豆 | つややかな黒 |
丹波黒豆に比べると豆の香りはやや薄く、あっさりとした味わい。 皮は柔らかい。 |
200g / 円 (税込) 商品を詳しく見る |
その5:まとめ・おすすめのレシピ
種類 | こんな人におすすめ | 試食後のスタッフコメント |
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丹波黒豆(飛切) | 丹波黒豆の美味しさは確認済の上級者の方 |
見た目も味もまさに「最高級」。 大きめサイズはまさに新年にぴったり! |
丹波産 黒豆(特大) | 初めて丹波黒豆を召し上がる方 |
飛切よりは小ぶりだが、豆の味も香りも同じクオリティ。 いつもより少し贅沢したい方におすすめ。 |
北海道産 光黒豆 | やや小ぶりで、たんぱくな味が好みの方 |
豆を普段好んで食べない方におすすめ。 味・香りはそこまで強調されずとても食べやすい。 |
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1
ボウルに洗った黒豆と4~5倍の水を入れ6時間以上つけておきます。(さびた釘や鉄まんじゅうを入れておくと仕上がりがより黒くなります。)
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2
つけ汁ごと鍋に入れて強火にかけます。煮立ったら静かに沸騰する程度の弱火にしてアクをすくいます。
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3
落し蓋をして黒豆が指で潰れる位になるまで4〜5時間煮ます。※煮汁が少なくなってきたら、豆が煮汁につかる程度に差し水をします。
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4
砂糖をお好みで加えさらに10分程度煮たら塩をひとつまみ、しょうゆ大さじ1〜2杯 (お好み)を加え、一煮立ちさせ火を止めます。
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5
そのまま冷まして一晩おき、味を含ませます。
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完成