はるゆたかハードブレッド粉で作る　さつまいもブレッド

作り方

準備

⚫︎捏ね用の水は常温水を準備しておく。
⚫︎材料を全て計量し、常温に戻しておく。
⚫︎オーブンはスチーム(過熱水蒸気機能)を入れて天板ごと250度余熱。焼成は、スチームで250度5分、スチームを切って250度。
⚫︎フィリング用のバターは十字の切れ目に置くので、2gの長い棒状を4本、1gずつに小さくカットしたものを8本準備し、使うまで冷蔵庫(冷凍庫でもOK)で冷やしておく。
1　さつまいもフィリング

さつまいもは皮付きのまま、1cmより少し小さめの角切りにし、たっぷりの水に浸して10分ほど置いておく。
※さつまいもを加熱した時にでる変色を防ぎます。
2

ざるにとって水気を切り、耐熱容器に入れたらラップなどをかけて3分加熱。
3

一度取り出し(とても熱いので気をつけて)串などで固さチェック。再びラップをかけて2分加熱。柔らかくなっていればOK。
4

使うまでに完全に冷まし、約50gずつ4つに分けておく。
※加熱後、乾燥させないようにだけ気をつける。
5　生地作り

はるゆたかハードブレッド専用粉に塩を混ぜておく。
6

大きめの別の容器に水とドライイースト、砂糖を加えて混ぜてドライイースト液を作る。
7

6のボウルに5の粉類を加えてヘラで混ぜる。
8

全体が混ざって粉ぽさがなくなったらひとまとめにして、ラップや固く絞った布巾などを被せて乾燥しないようにしながら、ボウルの中で10分ほど休ませる。
9

台に出して捏ね、しっかりグルテンを引き出す。
10

ある程度馴染んで、つるんとしてきたら再度ボウルなどを被せて10分休ませる。
11

10分後生地をチェック、生地をのばすとのびる生地になっている。
12

バターを加えてしっかり捏ね、馴染ませる。
13

表面がつるんとしたらこねあがり。
14　一次発酵

表面が張るように丸め直し、薄く油脂を塗ったボウルにとじめを下にして生地を入れる、
室温が高ければ常温で、もしくは30度で1時間ほどゆっくり発酵させる。
15

表面がつるんとし、2倍ほどのサイズに膨らんだら発酵完了。表面がつるんとしてみずみずしく発酵できています。
16

表面にたっぷりの粉(分量外)を振り、ドレッジでボウルの縁に粉を入れ込むようにしながら隙間をつくる。
17

たっぷり粉を振ったマットの上にボウルを裏返し、自然に落ちるのを待つ。
18　分割

ドレッジで4つに分割し、大きな気泡を潰しながら優しく丸く丸め直す。
※ぎゅうぎゅうにしなくて大丈夫です。
19　ベンチタイム

上にボウルなどを被せて15分休ませる。
20　成形

さつまいもフィリングをのせて成形する。生地1個あたりフィリング50g全部をのせると生地いっぱいになるので、初心者の方や包む自信がない方は少し減らして、1個に対し40g〜ほどでお試しください。
21

生地をめん棒などで優しく15cmほどの楕円にのばし、真ん中部分にさつまいもフィリングの半分をのせる。
22

下から半分たたんだら、その上に残りの殆どのさつまいもフィリングをのせる。最後にのせる用に少量だけ残しておく。
23

上の生地を折りたたんで、さつまいもフィリングを馴染ませるよう手のひらで少し押さえたら、残りのさつまいもフィリングをのせる。
24

畳んで、さつまいもを包む。両端もつまんでとめ、マットの上で転がしながら形を整える。(さつまいもフィリングを50g包んだら、さつまいもが飛び出そうなくらい!)
※下面、両端をしっかり留めておかないと、形がいびつになるので注意です。
25　二次発酵

パンマットの上でうねをつくり、30分ほど二次発酵させる。
26

発酵後、生地がふっくら、1.5倍ほどの大きさに膨らんでいる。発酵が完了したら、表面に軽く粉(分量外)を振り、スリップピールや代わりに段ボールなどで準備した取り板の上にオーブンシートを敷き、そこに生地を移動させる。
27

少量の強力粉をふるいかけたら、クープを十字に2mmほどの深さで入れ、バターを挟む。上の方からうっすら霧吹きをする。
28　焼成

スチームを入れ、250度で予熱していたオーブンを230度に下げて8分焼き、スチームを切って8から10分焼く。
綺麗な焼き色がつけば焼き上がり。焼き上がったら、網に出して粗熱をとり完成。