レシピID 20190102132803
練切は、和菓子専用の特別な道具を使わずに細工できるものも多くあります。 今回は砂糖をすくう時に使うような丸いスプーンを使って、梅の花びらを表しました。 花びらの隙間から内側のピンク色がちらりと覗くところも技のひとつ。
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
1
練切餡の作り方と中餡の作り方は 「天の川」の作り方1~9をご参照ください。
2
練切餡を着色します。
※練切餡は製品1つにつき30g使用します。
1個分30gのうち2gは黄色、18gはピンク色に着色します。10gには乾燥梅肉を0.5gほど混ぜ込みます。
※6個分をまとめて着色する場合、12g(黄色)、108g(ピンク色)にそれぞれ着色し、60gには乾燥梅肉を3g混ぜ込み、6等分にします。
3
着色する時は、まず少量の練切餡を取って濃い目に染めます。
4
残りの練切餡と併せて混ぜ合わせるようにすると、きれいに素早く染まります。
5
練切餡10gに混ぜ込む乾燥梅肉は0.5gが目安ですが、お好みで増減可です。
6
1個分のパーツはこのようになります。
7
梅肉入り練切餡で、ピンク色の練切餡を包みます。
8
更に小豆こしあんを包みます。
9
綺麗に丸めます。
10
薄手のハンカチを濡らして固く絞り、9にかぶせます。手でピンと張り、竹串などで中央を押しくぼめます。
11
先の丸いスプーンを縁にさし込むようにして、花びらを作ります。
12
5弁の花びらを作って梅の花に見立てます。
13
黄色い練切餡をフルイで漉し出します。
14
竹串などを使って10でつけたくぼみに植え付けます。 ※黄色い練切餡は全て使い切りません。ちょうどよい好みの量を調節して使ってください。
※所要時間に練切餡を冷ます時間除く
和菓子家 大森慶子が主宰。
2005年東京製菓学校卒業したのち、和菓子店での勤務を経て、2008年より「ユイミコ」としての活動を開始。
巣鴨にアトリエを構え教室を開催する他、世田谷、青山など各地でも和菓子教室を開催。
最新刊『おうちカフェでおもてなし ユイミコの和スイーツ』(世界文化社)が2020年6月に発売。
敷居が高いと思われがちな和菓子を気軽に楽しんでもらうための活動を広げる。
その他著書:『道具なしで始められる かわいい和菓子』
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