レシピID 20170330131531
山の岩根に咲く躑躅(つつじ)を「こなし」という生地で表しました。 「こなし」は「練切」同様、上生菓子に使われる生地で、「練切」が関東で主流なのに対し、「こなし」は主に関西地方で多く作られます。 白餡に粉類を混ぜて蒸したものをよく揉み混ぜ”こなす”ことからこの名前が付いたと云われてます。
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
下準備
・蒸し器を火にかけ蒸気を上げておきます。
・砂糖と水(共に分量外)を1:1の割合で沸騰させて蜜を作り、冷ましておきます。
・抹茶は同量の砂糖(分量外)と合わせて少量の熱湯で溶いておきます。
・食用色素は少量の湯で溶いておきます。
1
極上白こしあんをボウルに入れ、上白糖と粉類を合わせてふるい入れ、手でさっくりと混ぜ合わせます。
2
ひとまとめにします。
3
蒸し器に乾いた布巾を敷き、2を適当な大きさにちぎり入れます。
4
上からも布巾をかけ、強火で約25~30分蒸します。
5
ボウルに取り出し、木べらでなめらかになるまで混ぜます。 40g程度取り分け、ピンク色に着色します。残りは混ぜながら抹茶で着色します。
6
9等分して丸めます。
7
手のひらで丸く広げます。
8
極上こしあんも9等分して乗せ、ひだを寄せるようにして中央に寄せます。
9
6枚のひだを作り、形を整えます。
10
ピンク色に着色した生地をフルイで漉し出します。
11
先の細い箸などで9に乗せます。
所要時間:蒸し時間を除く
和菓子家 大森慶子が主宰。
2005年東京製菓学校卒業したのち、和菓子店での勤務を経て、2008年より「ユイミコ」としての活動を開始。
巣鴨にアトリエを構え教室を開催する他、世田谷、青山など各地でも和菓子教室を開催。
最新刊『おうちカフェでおもてなし ユイミコの和スイーツ』(世界文化社)が2020年6月に発売。
敷居が高いと思われがちな和菓子を気軽に楽しんでもらうための活動を広げる。
その他著書:『道具なしで始められる かわいい和菓子』
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