Lesson 11
基本のスコーン
イングリッシュ
スコーンの作り方
はじめに、作り方を動画で
7ステップで学ぶ
作り方&ポイント
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準備
卵と牛乳を混ぜ冷蔵庫で冷やしておく。バターを5mm厚さに切り冷蔵庫で冷やしておく。粉、塩、べーキングパウダーをあわせふるっておく。
POINT
バターが冷えていないと、粉類と捏ねた状態になり、生地の層が出来ずにサクッとした食感になりません。
粉類はふるって粒子を均一にしないと、生地が混ざりづらく膨らまない原因になります。 -
材料を混ぜる
大きめのボウルに、ふるった粉類、ブラウンシュガーを入れよく混ぜる。続いてバターを入れ、スケッパーで細かく刻む。ある程度細かくなったら手でこすり合わせるようにし、さらさらになるまですり混ぜる。
POINT
練ってしまうと、小麦粉からグルテンが出てしまい、硬い食感になってしまうので練らないようにしましょう。
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材料を混ぜる
粉の真ん中を少しくぼませて、卵と牛乳を混ぜたものを入れ、スケッパーでざくざくと混ぜる。
POINT
このとき卵と牛乳は大さじ1杯程残し、様子を見る。ぼろぼろした状態で全体に水分がいきわたっていればOKです。白い粉が残っているようなら少し卵と牛乳を足します。
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生地をまとめる
ボウルの中で生地を上から平らに押し、スケッパーで2つに切って重ねる。これを2、3回繰り返す。
POINT
この工程が高さを出すポイントです。ある程度まとまったら生地を折りたたむように練ります。
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生地を伸ばして型抜きする
打ち粉をふった台の上に生地を取り出し、めん棒で約1.5cmの厚さにのばす。打ち粉をつけた抜き型で抜き、天板に並べる。
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卵と牛乳を薄く塗る
抜いた生地の上面に残った卵と牛乳をハケで薄くぬる。
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オーブンで焼く
200℃に予熱したオーブンで約20分焼く。
POINT
オーブン庫内が設定温度に達していないと、うまく生地が膨らまないので、必ず温度が上がった状態で焼きましょう。
基本のレシピが作れたら
アレンジレシピ
アメリカン
スコーンの作り方
ホットケーキミックスで作る!
さっくり食感のアメリカンスコーン
カフェなどでも大人気のアメリカンスコーンがホットケーキミックスで簡単に作れます。 クルミやチョコチップなどトッピングを変えればアレンジ自由自在! おやつはもちろん朝食にもピッタリです!!
作り方を見る8ステップで学ぶ
作り方&ポイント
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準備
ホットケーキミックス、バター、牛乳を同じボウルで混ぜ合わせる。
POINT
バターが冷えていないと、粉類と捏ねた状態になり、生地の層が出来ずにサクッとした食感になりません。粉類はふるって粒子を均一にしないと、生地が混ざりづらく膨らまない原因になります。
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生地作り - クルミを加える
生地が少しずつまとまってきたらクルミを加える。
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生地作り - 卵と牛乳を混ぜる
粉っぽさが完全になくなるまで混ぜる。
POINT
練ってしまうと、小麦粉からグルテンが出てしまい、硬い食感になってしまうので練らないようにしましょう。
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生地をのばす
生地をラップの上に置き、形を整えながら薄い円盤状にのばす。(直径15cm程度)
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冷蔵庫で冷やす
ラップで包み、冷蔵庫で30分ほど冷やす。
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生地を分割
冷えたらスケッパーや包丁で6等分に分割する。
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オーブンで焼く
オーブンシートを敷いた天板に並べ、170℃に予熱したオーブンで25分ほど焼成する。
POINT
オーブン庫内が設定温度に達していないと、うまく生地が膨らまないので、必ず温度が上がった状態で焼きましょう。
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粗熱をとる
綺麗な焼き色がついたら焼き上がり。粗熱を取る。
失敗かな?と思ったら
お悩み解決Q&A
- Qスコーンが膨らまないのは何でですか。
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A
材料の混ぜすぎが原因です。
混ぜすぎると小麦粉と水分が混ざりグルテンが強く出てしまうため、生地が硬くなったり、生地が膨らまない 原因となります。生地を混ぜたりまとめたりするときは、粉っぽさが残る程度でやめ、できるだけ混ぜすぎないようにしましょう。
- Qイングリッシュスコーンとアメリカンスコーンの違いはなんですか。
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A
イングリッシュスコーン A
- 丸い形で甘さは控えめ。
- 半分に割ってジャムやクロテッドクリームなどをつけて食べるのが一般的。
- イギリスでは、アフタヌーンティーに紅茶と共に食べられている。
アメリカンスコーン
- 三角形で生地自体が甘め。
- チョコやナッツなどが入っている。
- アメリカ系のカフェで販売されている。