おうちで楽しむ手作り餃子の皮|基本の作り方からアレンジまで

基本・初心者

こんにちは。富澤商店オンラインショップでレシピ著者をしているちょりママです。

今月は、「おうちで味わう・楽しむ」をテーマに、おうちで作る餃子の皮について、じっくり深掘りしていきます。
市販の餃子の皮は、私もよく使います。割合にすれば、市販の皮の方が圧倒的に多いかもしれません。ですが、皮を手作りすると、いつもの餃子とは少し違った表情に出会えます。

一番大きな違いは、これまで脇役だった皮が、ちゃんと“主役”として存在感を出してくれること。おなじみの餃子づくりにはなかった「伸ばす」というひと手間が加わりますが、この工程こそが、手作りならではの楽しさでもあります。

皮づくりの時間も含めて、おうち餃子を楽しんでいきましょう!

基本の餃子の皮の作り方

まずは、基本の餃子の皮からのぞいてみましょう。

材料は、薄力粉、強力粉、塩、ぬるま湯の4つ。
通常はグルテンの含有量がちょうど良い中力粉を使用しますが、薄力粉と強力粉が1:1の比率で組み合わせるのも可能です。
お好きな生地の食感で比率を選べるのも、手作りならではです!
作りやすさも含めたおすすめ比率は、薄力粉と強力粉が2:1です。強力粉を増やすとグルテン含有量が多いため、もっちりとした食感になります。餃子は適度にもちっとしてほしく、カリッと感も生み出してほしいので、この比率で調整をしています。

<材料>分量24個分
  • 薄力粉 120g
  • 強力粉  60g
  • 塩 少々
  • ぬるま湯(40℃) 100ml~

道具は、麺棒があればベスト。作業が捗ります。
通常の麺棒よりも径が小さい「餃子めん棒(φ20×270mm)」を使うと、皮づくりをより楽しんでいただけます。ちなみに餃子の皮を作る以外の時は、お子様用のめん棒としてもおすすめです。

生地の捏ね方

材料を合わせたら、こね台の上にのせて生地を丸め込むようにこねます。
ぬるま湯は一度に加えず、粉の状態を見ながら少しずつ加えると良いでしょう。
こね台にのせた後、固すぎてこねるのがきついとなった場合は、手に水をつけて加えると、調整がしやすいです。

伸びよくなかった生地が、徐々に伸びていくのを感じることでしょう。
生地が十分に伸びるようになり、耳たぶくらいのやわらかさになったら、こね完了です。

生地を24等分にし、丸めておきます。
生地1つを取って打ち粉(片栗粉)をし、生地を回転させながら少しずつ伸ばしていきます。
打ち粉をすると生地が回転しやすくなります。
片栗粉がベストですが、なければ薄力粉でも。その場合は、控えめにつけてください。生地が固くなってしまう可能性があります。

24枚の生地が伸ばし終わりました。
不格好なものもありますが、それが手作りの良さ!!
伸ばす作業が手慣れていくのも、楽しみのひとつです。

餃子のたねを包んで、24個出来上がりました。
すでに愛着がわいてます!!

餃子のたね

余談ですが、みなさんは餃子のたねをどんな風に作られてますか。
我が家の餃子のたねは、にらだけでも十分な風味があるので、にんにくは使いません。
キャベツとニラを塩もみし、豚ひき肉、ゼラチン(我が家のレシピのポイントです)、酒、塩、ごま油を合わせてこねます。
ゼラチンは余分な水分とうまみを閉じ込め、野菜はシャキシャキ、うまみがぎっしりに仕上げてくれます。塩もみしても水気をしぼることはありません。野菜のうまみも栄養もしっかりチャージできます。

話は戻りまして、基本の皮で作った焼き餃子です。
カリッと、もちっと、食べ応えも満点です。

「皮が主役」まさにその言葉通りの餃子に仕上がります。
香ばしさも相まって、箸が伸びるのを止められません!
美味しさは愛着からもやってきます。手間がかかる子ほどかわいい、なんて言いますが、餃子も同じ。
作る時間も含めて、おいしさが増していくように感じます。

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アレンジ➀ 粉に変化をつける

ほうれん草パウダー

アレンジができるのも手作りならでは。
粉に変化をつけて、見た目の変化、味の変化を加えてはどうでしょうか。
薄力粉の一部をパウダーに置き換えて作るだけで、見た目も味の変化も楽しめます!

<材料>分量12個分

薄力粉の一部を野菜パウダーに置き換え、行程は基本の皮つくりと一緒です。

綺麗な緑色の餃子ができました。
焼きあがったときの色味が変わるんだろうなと思いましたが、味にどのくらい変化するのか楽しみです。

焼いている最中に、ほうれん草がふんわりと香りました。
食べてみるとよもぎのような風味も…!?
基本の生地よりも、もちもち感が増したように感じました。

アレンジ② 仕込み水を変えてみる

次のアレンジは、仕込み水に変化をつけてみます。
仕込み水のすべてをトマトジュース(食塩不使用)に置き換えてみました。

ほんのりピンク色のかわいい生地になりました。

<材料>分量12個分
  • 薄力粉 60g
  • 強力粉 30g
  • 塩 少々
  • トマトジュース(食塩不使用) 60ml~

トマトジュースは600Wの電子レンジで20秒ほど温めるとよいでしょう。
トマトジュースの生地は乾燥しやすいので、水分量は少し多めにすると
その他の工程は一緒です。

かわいい餃子の皮を並べると食卓がパッと華やぎます。
お子さんと一緒の食事や、みんなで囲む食卓でも喜ばれそうです。

焼き上げるとピンクよりも赤みが強い、トマトジュースを彷彿させる色合いになりました。
トマトの風味はそれほど感じず、色にアクセントをつけるのにぴったりです。

アレンジ③ 米粉で作る

最後に、薄力粉を米粉に置き換えて作ってみました。
米粉にはグルテンがないため、「片栗粉と熱湯」で作る“のり”が、生地をまとめる役割を果たします。

乾燥しやすい生地のため、手早くこねるのがポイントです。
一度にたくさん作るよりも、少量ずつ仕込むほうが扱いやすくなります。
手が足りるときは、生地作りと成形を分担するのもおすすめです。

<材料>分量12個分
  • 米粉 90g
  • 塩 少々
  • 片栗粉 30g
  • 熱湯 90ml

ボウルに米粉と塩を入れて混ぜます。
別の容器に片栗粉を入れ、熱湯を注いで泡だて器で手早く混ぜ、“のり”を作ります。
この“のり”を米粉のボウルに加え、全体がなじむまで約3分ほどこねてください。

生地は伸びにくい印象はありませんが、
たねを包んだときに皮が破れにくいのが特徴です。
具材は包みすぎず、ほどよい量にすると扱いやすく仕上がります。

また、焼くときも餃子をあまりいじらずに焼き上げるのもポイントです。
やさしく、ソフトに扱ってくださいね。
4種の中で一番カリッと感がありました。そしてもちっと感も。
食感が一番感じられた餃子で、食べ応えがしっかり!!
エビ餃子を作る時には米粉の生地が一番合いそうだと思いました。

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おうちで手作り餃子を楽しもう

いかがでしたでしょうか。
手作りの生地は、たねのバリエーション以外の楽しみも与えてくれることが分かりました。
作る楽しみ、食べる楽しみ、楽しみの上乗せができます。特別な材料や道具は必要としません。

お休みの日のやってみよう!みんな集まる日に楽しんでみよう!

そんな風に感じられる餃子の皮づくりです。
生地をアレンジする?中身をアレンジする?どこまでも広がるおうち餃子ワールドを楽しめそうです。

みなさんの富澤商店ライフのお役に立てるとうれしいです。
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コラム執筆:ちょりママさん

ちょりママさん
料理家 西山京子(ちょりママ)

フードコーディネーター・調理師・食生活/食育アドバイザー。「子どもも大人も一緒のごはん」をコンセプトに簡単レシピを発信。
企業レシピ・メニュー開発、書籍出版のほか、フードスタイリング、食育活動も多数。

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