基本の柏餅の作り方|和菓子の粉の違いも解説

端午の節句(こどもの日)に欠かせない和菓子のひとつである「柏餅」。
その基本の作り方をご紹介します。
また「餅づくり」によく用いられる、お米を原料とした和菓子材料の粉についてもその違いを解説します。

柏餅とは ?

上新粉と白玉粉で作った皮であんを包み、柏の葉で巻いた風味の良い餅菓子。
柏の木は新芽が出なければ古い葉が落ちないことから、江戸時代より子孫繁栄を願って端午の節句に食べられるようになりました。

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こしあん、上新粉、白玉粉、砂糖と柏の葉までが入った、レンジで手軽に柏餅が作れるセットです。この他に用意するのは水だけ。
北海道十勝産の小豆で作ったこしあんを国産の米粉で作るお餅で包む、昔ながらの柏餅が作れます。

円(税込)

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基本の柏餅の作り方がマスターできたら、アレンジにも挑戦しましょう。
乾燥タイプのよもぎを練り込んだものと、味噌あん入りの2種。
味噌あん入りは食べる前に区別ができるよう、お餅をピンクに着色して仕上げます。

端午の節句に欠かせない行事菓子のひとつとして、平安時代から親しまれてきた「ちまき」。かつては神聖なものとして厄除けや食物を包むのに使われていた「茅(ちがや)」の葉で巻いていたことからその名で呼ばれるようになりました。

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和菓子の材料として用いられる粉類にはどんな違いがあるのでしょうか?
柏餅やちまきの主な材料である上新粉、もち粉、白玉粉のそれぞれの特徴をまとめました。

	上新粉	もち米の粉	白玉粉
規格	200g	200g	200g
価格	円(税込)	円(税込)	円(税込)
原料	うるち米	もち米	もち米
生製方法	精白したうるち米を洗って乾燥させた後に細かい粉にしたもの	精白したもち米を洗って乾燥させた後に細かい粉にしたもの	洗ったもち米を水に浸し、その後水を加えながら石うす等でひき、沈殿したものを乾燥させたもの
特徴	米の風味、歯ごたえがある	もち米の風味、きめ細かい	つるりとした食感、伸びがある
用途	柏餅・草餅・ういろう・かるかん	大福・最中・求肥	白玉団子・桜餅・大福