こんにちは!オフィシャルクリエイターのけいちょんです。
バレンタイン間近になるとチョコレート系のお菓子をよく見かけるようになりますね。手作りの定番といえば、ガトーショコラやブラウニーが定番だと思います。
今回は日本でもすっかり定番となっているブラウニーの中でもしっとり濃厚なファッジーブラウニーの作り方をご紹介します。
柔らかくとろける質感の濃厚ブラウニー!
「Fudgy(ファッジィ)」という言葉は、主に英語圏で食べ物の質感を表現する際に使われ、特にチョコレートやブラウニーなど濃厚でしっとりとした食感を持つお菓子に使われます。見た目が「柔らかそう」だったり「とろけるような質感」を指すこともあります。
つまり、「ファッジーブラウニー」とは、柔らかくとろけるような質感の、濃厚でしっとりとしたブラウニーということになります!
日本のブラウニーとどう違う?
日本でよく食べられるブラウニーは、ケーキのようなややふんわりした食感や逆にずっしりチョコに近い重めの食感のブラウニーが多いと思います。
ファッジーブラウニーの場合は砂糖の分量が多いこととチョコレートの量がそこそこで、ベーキングパウダーなど膨らませる添加物が入らないため、ファッジーな食感に仕上がるのです。
言葉で表現すると「フォンダンショコラ」と「生キャラメル」の中間のような食感です。
ファッジーブラウニーの作り方
大切なポイントは砂糖の分量を減らさないことです。これはファッジーな食感を生むために必要不可欠なので、まずは分量通りで作ってみてください。
甘さはチョコレートの種類を変えることで調整することができます。今回はエキストラビターを使用し、甘すぎない日本人好みの味に仕上げています。
- バター(食塩不使用) 95g
- チョコレート(ビター) 95g
- グラニュー糖 100g
- 素焚糖(ブラウンシュガーなど) 50g
- 全卵 100g~110g(2個分)
- ココアパウダー 20g
- 薄力粉(エクリチュール) 50g
- ゲランドの塩 小さじ1/4
▼ファッジーブラウニーの作り方
準備
・型にオイルを薄く塗り型紙を敷いておきます。
・材料のバターは冷たいまま準備して良いですが、卵は常温に戻しておきます。
・粉類は合わせて振るっておきます。
・オーブンは160度〜170度 に予熱しておきます。
1.
小さいボウルにチョコレートとバターを同じボウルに入れ、600wの電子レンジで1分加熱し軽く混ぜ、追加で30秒加熱し完全に溶かしてなめらかになるまで混ぜます。
一度に長い時間加熱するとバターが庫内で飛び散ることがありますので、必ず2回に分けて加熱してください。チョコレートが溶けきらない時は追加で20秒ほど加熱してください。
2.
大きいボウルに常温に戻した卵に砂糖を一度に加え、ハンドミキサーで1分〜2分白っぽくなるまで攪拌します。卵を垂らして字が書けるほどしっかり泡立てず、白っぽくなっていればOKです。
3.
卵のボウルにチョコレートを流し入れ、ホイッパーで均一になるまでよく混ぜます。
次に、振るっておいた粉類を一気に加え、ゴムベラでさ粉っぽさがなくなるまでさっくり混ぜます。混ぜにくい場合はホイッパーですくい上げて落とす感じで混ぜても良いです。
4-①
型に流し入れて160〜170度で20〜25分焼きます。
焼き上がったら10cmほどの高さから一度落とし、型のまま30分〜1時間冷まします。
18cm型の場合は厚さ2cmほどでしっとりした断面に焼き上がります。
4-②
15cm型で焼くと厚さ3.5cmほどに焼き上がります。焼き時間は25分〜30です。常温でもカットしサーブできますが厚みがある分、18cm型に比べると崩れやすいので冷蔵庫で冷やすことで取り分けやすくなります。ラッピングをしたいときは冷凍庫でしっかり冷やすと扱いやすくなります。
<焼き具合の確認>
焼けたかの目安は柔らかいので竹串チェックではなく、中心温度が90〜100度になっているのを確認してください。
写真は15cm型160度25分焼成後に温度計でチェックしたものです。
おすすめ商品
バレンタインにおすすめ♡ブラウニーのラッピングをご紹介
ラッピングの際のポイントはどちらの型で作った場合でも、手の温度でべたついてしまうので、
冷凍庫で一日冷凍すると扱いやすくなります。
一日冷凍しても生地の粘度が高くカチカチに固まらないので、包丁でも簡単に綺麗にカットできますよ。
- ペーパーラフィア 9m
- ワックスペーパー 5枚
- ワックスペーパー 4枚
- ショコラシール(白) 5枚
- ショコラシール(茶) 4枚
- クラフトトレー 9枚
- 透明無地パック 9枚
▼スクエア型で作ったブラウニーを9等分した時の包み方
1.
クラフトトレーのセットになっているグラシンは使用せず、紙のケースのみ使用します。
好みのワックスペーパーを緩衝材のようにふんわりするように軽く握り、ブラウニーを優しく支えるようにケースの中に入れます。
2.
透明袋に入れて、シール部分の剥離紙を外し留める。リボンをかけたらシールを貼って完成です。
▼スクエア型で作ったブラウニーを18等分した時の包み方
1.
ワックスペーパーを半分にカットします。
自分に対して横長になるよう裏返してワックスペーパーを置き、その上にカットしたブラウニーのせて上下を折り包む。
2.
ブラウニーの端から2〜3cmのところでねじると破れにくくうまく包める。
もう片方も最初に捻った方と同じ方向に捻って完成。(片方が時計回りならもう一方も時計回り)
おすすめ商品
まとめ
いかがでしたか?日本ではあまり出会うことのない「ファッジーブラウニー」ですが、しっとり濃厚でねっとりとした食感は好きな方も多いはず!しかもとっても簡単に焼けますので、ぜひチャレンジしてみてください!