1斤なのに1.5斤の袋がピッタリ?誰も教えてくれない食パン袋の選び方

基本・初心者

こんにちは!オフィシャルクリエイターのけいちょんです。
我が家で一番焼くパンといえば「食パン」なのですが、割とパン作りをされる方は食パンを日常焼いている方が多いようです。
食パンを焼いたらぜひ食パン袋に入れて欲しいのですが、、、1斤には1.5斤がおすすめなんです。
今回は食パン袋についてと、選び方のポイント、意外な使い方をご紹介したいと思います。

食パン袋(パン袋)とは?

食パン袋はポリプロピレン(PP)で作られており、食品衛生法に適した素材です。薬品や衝撃にも強いため、様々な用途で使用されています。
パンは色々な臭いが移りやすい食品なので、臭いを通しにくいポリプロピレンでできたパン袋に入れることで乾燥だけでなく臭いからも守ることができます。
水蒸気を通しにくいので、パンの水分の蒸発を防ぐ役割もあります。

1斤食パンを入れるパン袋の選び方

パンを美味しく保つためには、食パン袋は外せないマストアイテムです。
では1斤食パンを焼いたら1斤袋に!それもOKですが、食パンは角食パンもあれば山食パンもありますし、1斤型とはいえ高さも長さも異なるものが多数存在しています。実際入れようとしたら高さがギリギリで破れてしまった、、、なんてことも。

そこでおすすめなのが1.5斤袋です。
え?ちょっと大きすぎるんじゃない?と思った方、確かに1.5斤なので大きすぎる気がしますよね。
でもここで1.5斤用食パン袋の形を見てみると

(左の写真)1斤袋は縦型、(右の写真) 1.5斤袋は縦の長さもありますが横幅が長くなっています。

ここがポイントです。
それぞれの袋に1斤の食パンを入れてみると

(左の写真)1斤袋は横に滑らせながらパンを入れる必要がありますが、(右の写真)1.5斤は横幅があるので1斤の食パンは真上からスポッと簡単に入れられます。
角食パンの場合は高さが出ないため、横からスライドさせる1斤袋で十分に対応できます!余分に袋が余ることなくピッタリなので、角食パンには1斤袋がおすすめ。一方、高さのある山食パンの場合は焼き上がりによって入れるときにパン袋に穴が空いてしまったりするので大きめの口から入れることができる1.5斤袋がおすすめという訳です。

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実際に袋に入れて比べてみる

まずは1斤袋に入れてみます。高さのある山食パンはトップの部分に袋の長さを取られてしまうので、口を縛るときにやや短めで袋の長さもギリギリになる印象です。

1斤袋の場合

次に、同じパンを1.5斤袋に入れてみます。入り口が大きいので入れるときも余裕があり、袋を破ってしまうような不安はありません。
高さにも十分余裕があって、中にある程度空気を入れた状態で袋の口を閉じることができるので、持ち歩くときに押しつぶされたりする心配も少なくなります。

1.5斤袋の場合
1斤袋の場合
1.5斤袋の場合

食パン袋はそのまま捨てたらもったいない!

食パン袋はパンに臭い移りがしにくいため保存におすすめなのですが、この臭いを通しにくいという性質がゴミを入れるのにピッタリなのです。
例えば子供やペットのオムツやトイレシーツなど、においが気になるゴミを入れるとゴミ箱から不快な臭いがするのを防いでくれます。また、マチがついているので自立しやすく、キッチンでは生ごみを入れる袋としてもとても役立ちます。特に1斤袋は縦に長いので口を縛りやすく、ポリ袋と比べてもその使いやすさは段違い。
ぜひパン袋としての役目を終えた食パン袋はそのまま捨てずにゴミ袋として活用してください!

まとめ

いかがでしたか?
当たり前に選んでしまいがちな食パン袋も選び方でちょっと快適に使うことができますよ!
ご自身のよく焼くパンはどんな形か?大きさか?特徴に合わせて色々なパン袋を試すのも楽しいと思います。是非是非パンを焼いたらパン袋を活用してみてください。

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コラム執筆:けいちょんさん

けいちょんさん
けいちょんさん

イーストだけでなく数種類の自家製酵母を使い、完全独学ながらお家で作れる「簡単だけど本当に美味しい家族が喜ぶパン」を日々研究中です。