こんにちは。富澤商店オンラインショップでレシピ著者をしているちょりママです。
今月は知って得するシリーズ。これまで見たことなかった「黒い」ベーキングペーパーに注目します!10月といえばハロウィンですよね。黒ものを探しているみなさまに朗報グッズです。
手作りのお菓子やパンを作って包むだけでなく、市販のお菓子をラッピングして使うもよし!
その魅力を深堀りしていきます!
ブラックシリコンベーキングペーパーとは両面シリコン加工されたベーキングペーパー。焼成用だけでなく、ラッピングにも!
今回ご紹介するのは、ドイツのBRANOPAC社製の両面シリコン加工のブラックシリコンベーキングペーパー。
両面にシリコン加工がされているので、裏表を気にせずに使えます。他社製品よりもシリコン量が多いのが特徴です。実は連続して数回使えるもので、焼き上がりにムラがないと定評の商品です。
◀ベーシックな柄は一度は見たこと、使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
真っ黒ではないですが、ダークグレーのマット調。
ロール紙ではなく、サイズ30×40㎝のペーパーが20枚入っています。天板に敷くにも良きサイズといったところでしょうか。
油脂の多い料理にも油じみがなく、生地にもベト付きにくいのも特徴です。
パウンド型にセットしてみるとしっかりした造りなので、元気なまま!笑
生地を入れる時に慌てずにすみますね。(※仮止めはしたほうが安全といえば安全)
BRANOPAC社製シリコンベーキングペーパー(定番柄&ブラック)はこちら
ベーキングシートとしての使い方
定番の使い方としては敷き紙でしょうか。
真っ黒なパンを作ってみたら、ダークグレイの色合いが伝わるかなと。
見事に伝わりますね~~。
型からも外しやすいのは、シリコン含有量と両面加工のおかげでしょうか。
▼ご紹介してる真っ黒なパンのレシピはこちら
ラッピングとしての使い方 おすすめ4例
②-1 『袋包み』
お菓子を包んでトップをきゅっと絞ってもよいのですが、袋状にして包んでみるのも良いですよ。
ペーパー1枚(30×40㎝)の長辺と短辺を半分にカットした、4つ切りのペーパー(20×15㎝)を使います。
(■包むお菓子のサイズ:W4×D7×H2.5 ㎝)
ペーパーの長辺を半分に折り、合わせ目の短辺、長辺の順で1回折り込みます。
短辺の角を三角に折り、袋のマチを作って安定させます。
口をタグで縛ってまとめる場合は、紐をつかうよりもペーパーツイストを使うのがおすすめです。
この包み方ですと、ペーパー1枚(30×40㎝)から4袋分作れます。
ラッピングに使用した商品
②-2 『テトラポット包み』
次に、キャンディやチョコなどの小さなお菓子をいくつか包むのにおすすめのテトラポット包み。
ペーパー1枚(30×40㎝)を4つ切りにして、
20×15㎝の紙を作ります。
紙の長辺を半分に折り、合わせ目の長辺1辺・短辺1辺をテープで画像のように留めて袋を作ります。
両面テープが密着しにくい材質なので、マスキングテープだと耐久性は少し上がります。
中身を入れたら、底に対して垂直になるように口を閉じ、口折り部分を2回折り、四面体(テトラポット)の形を整えます。
口を留める際に両面テープだとつきにくいので、口を1回折り込んだ際にのりしろになる面にマスキングテープを貼り、その上から両面テープを貼るのが得策です!
表にシールを貼ってシーズン感を出しましょう!
ラッピングに使用した商品
②-3『パウンド包み』
お次は、パウンドケーキやパウンド型のパンを包むのにおすすめなラッピング方法です。
(■包むもののサイズ:17㎝パウンド型で作ったパンやケーキ)
ペーパー1枚(30×40㎝)の長い辺を9㎝、短い辺を3㎝それぞれカットし、31×27㎝にします。
ペーパーの短辺3㎝を内側に折ります。
3㎝内側に折った部分が天面に来るようにして、ケーキを包みます。
天面に近い部分を上の紙をケーキに沿って折ります。
両端は直角三角形になるように折り、下の部分を底面に折り入れて包装は完了!
お好きなリボンや紙紐で縛り、軽くシールで留めます。
ラッピングに使用した商品
パウンド包みにおすすめなレシピはこちら
②-4 『キャンディ包み』
最後は、お皿としても使える優れもののキャンディ包みです。
口を閉じれば持ち運びもでき、口を開ければお皿としても使えます。
ペーパー1枚(30×40㎝)を長辺を半分に折ってカットし、
20×30㎝にします。
画像のようにペーパーの両端をくるくり絞り、キャンディの形にします。
今回はかぼちゃドーナツを入れてみました!
輪っかのドーナツも、プチドーナツもどちらも包めますよ。
キャンディ包みにおすすめなレシピはこちら
焼いて!包んで!楽しんで!
調理からラッピングまで多様に楽しめるベーキングペーパー。
何を作ってどう包む? バリエーションをさらに楽しんでみてくださいね!
みなさんの富澤商店ライフのお役に立てるとうれしいです。
富澤商店ちょりママレシピも合わせてどうぞよろしくお願いします!
ブラックシリコンベーキングペーパーを使ったラッピングはこちら
コラム執筆:ちょりママさん
フードコーディネーター・調理師・食生活/食育アドバイザー。「子どもも大人も一緒のごはん」をコンセプトに簡単レシピを発信。
企業レシピ・メニュー開発、書籍出版のほか、フードスタイリング、食育活動も多数。