
Lesson 08
基本のスポンジケーキ
クリスマスや誕生日など、
パーティーに手作りしたくなる
基本のスポンジケーキ。
今回はベースとなる、基本のスポンジケーキレシピとポイントをご紹介します。きめが細かくしっとりとコクのあるスポンジケーキを一緒に作りましょう!
作り方をみるはじめに、
作り方を動画で予習
次に、
5ステップで流れをつかんで
1.準備

①オーブンは170℃~180℃に予熱し、デコ缶の側面と底面に紙を敷いておく。
②薄力粉はふるい、バターと牛乳をボウルに入れ、湯煎にかけておく。
POINT
敷き紙をデコ缶に敷く際、マーガリンや油スプレーを型にふって紙を張り付けると生地を型に流す時に紙がズレません。
2.材料を混ぜ合わせる

ボウルに卵を割りほぐし、グラニュー糖を加え良く混ぜ、撹拌しながら湯煎で人肌程度に温めていきます。
POINT
湯煎のお湯の温度は約60℃がベストです。
3.ハンドミキサーで混ぜる

卵の温度が人肌程度になったら湯煎から外し、ハンドミキサーで高速で泡立てていく。
嵩(かさ)が十分に増え、白くもったりとしてきたら速度を低速に変え、2分程度撹拌し、きめを揃えます。
POINT
泡立てが十分で無いと、焼き上がりのスポンジが低くなるので注意しましょう。
ホイッパーですくった生地を垂らすと線がかけるくらい。
4.材料を合わせ、混ぜる

ふるっておいた粉を工程3のボウルに加えて混ぜ、準備していたバターと牛乳も混ぜ合わせる。
POINT
粉を加えたら粉気が無くなるまでゴムベラで大きく混ぜる。
油脂を加えた後、混ぜすぎると泡立てた気泡が多く潰れてしまいます。
5.焼成~焼成後

型に生地を流し入れ、オーブンで25〜30分焼く。焼き上がったら型ごと机から30cmくらいの高さから底を打つように落とす。
ケーキクーラーに逆さにだし、紙を付けたまま冷まします。
POINT
焼きすぎると紙が焼き縮み、スポンジの形が変形。食感もパサついたものになってしまいます。
失敗かな?と思ったら
お悩み解決Q&A
- Qスポンジケーキがきちんと膨らみません。
-
A
油脂を入れてから生地を混ぜすぎた。
もしくは、最初の泡立てが足りていないかもしれません。
垂らした生地の跡が消えずに残る程度まで泡立てます。
- Q粉がダマになってしまいます。
-
A
粉はふるって使用し、ボウルの底や中央に粉が溜まっていないことを
確認して下さい。
- Qスポンジ生地の表面が焦げてしまうのはなぜですか?
-
A
オーブンの上部ヒーターと型の距離が近い為。
アルミホイルで上面をカバーしましょう。
-
Q焼き上がり後しわやへこみができてしまうのですが、
対処法はありますか? -
A
粉が混ざり切っていない。
もしくは焼き上がり後に、型を打ち付けなかったので
蒸気がこもった為と考えられます。焼き上がり後は型を打ち付けましょう。
- Qきめが粗くぼそぼそとした食感になってしまいます。
-
A
生地の泡立ての最後に低速で、きめを整えなかった為と考えられます。