こんにちは。富澤商店オンラインショップでレシピ著者をしているちょりママです。
今月は知って得するシリーズ。使い勝手抜群「かぼちゃ」フレーバーに注目します!
パン、スイーツを作るときに「イベント」と組み合わせることが多いですよね。
今、作りたいものは何を使えばいいのか!?かぼちゃフレーバーにするにはどれか!?
そのベストを徹底追及していきます!
かぼちゃフレーバーの代表3種はコレ!
パウダー・ペースト・フレークの3種類がお手軽な代表フレーバーではないでしょうか。
どれかは、はたまた全部使ったことがある方もいらっしゃると思います。
パンやスイーツだけでなく料理にも使えるもの、乾燥しているのでストックしておけるもの、冷凍しておけるものなどさまざまです。
ひとつずつ紐を解き、さらに、レシピへ派生してみていきましょう。
ご紹介中のかぼちゃフレーバーの商品はこちら
かぼちゃペースト
かぼちゃペースト(左)は、冷凍商品でかぼちゃの風味をしっかりと残したペースト状のものです。
加熱は必要なので、生地に加えて焼成するときにお使いくださいね。
あっというまに理想の黄色(笑)になるので、思い描いたとおりにかぼちゃ色にすることができます。
ペーストなので裏ごし不要のなめらかさで使い勝手も抜群です。
今回は米粉100%で作る米粉パンに入れてみました。
米粉パンはサイリウムを入れるまでに混ぜる作業がありますが、かぼちゃペーストなら手早くなじんで黄色くなってくれます。
もちもちのかぼちゃパンができました!
成形の時にスケッパーで端から端に4本の線をいれるとかぼちゃ型になりますよ。
▼かぼちゃパンの詳しいレシピはこちら
かぼちゃフレーク
かぼちゃフレークは、サラサラのフレーク状のものです。
基本的には倍量の水を混ぜてできる、こちらも裏ごし不要のかぼちゃペーストになります。
かぼちゃフレークを混ぜ合わせたものと、冷凍ペーストを並べてみると大きな差はないように思いますが、フレークと冷凍ペーストの圧倒的な違いは、フレークは仕上がりの固さが選べるところです。
コロッケなどの成形ものでホクホクとさせたい場合は、水分量を控えめにすると良いでしょう。
かぼちゃフレークは非加熱使用も可能です。
かぼちゃサラダ、なんてのもよいでしょうかね。
和菓子、チョコも苦手。そんな方におすすめなのが「かぼちゃようかん」です。
ハロウィン時期はかぼちゃスイーツが増えますからね。こちらも仲間にいれてもらえればと!
▼かぼちゃようかんのレシピはこちら
かぼちゃパウダー
かぼちゃパウダーの使い方としては、粉と合わせてフレーバーをつけることが多いです。
色はそれほどつかず、フレーバーも強すぎず。それでいてほんのりかぼちゃが味わえるので、名わき役にもなりえるものです。
かぼちゃパウダーで作る、ドーナツカステラ
今回はかぼちゃパウダーを入れてドーナツカステラを作ってみました。
ドーナツ型を使って、作りやすい&食べやすい量で甘さ控えめに仕上げました。
チョコ掛けしてもいいかも~~♪
▼準備
・ドーナツ型の天板に油(分量外)をぬる。
・卵は室温に戻しておく。
・強力粉とかぼちゃパウダーは合わせてふるう。
・Aを湯せんにかけてよく混ぜる。
・160℃にオーブンを予熱する。
1.ボウルに卵、砂糖、塩を入れてするように混ぜて湯せん(約60℃)にかけながら泡だて器(又はハンドミキサー)で混ぜ、泡立ってきたらバニラオイルを加えて混ぜます。
※人肌の温度になったら湯せんから外して混ぜます。
2.低速で攪拌して生地が温まったら湯せんから外し、高速で攪拌する。爪楊枝を指しても倒れない程度の固さになったら、低速にして文字がかける程度(リュバン状)まで攪拌してキメを整えます。
3.粉類を加えて底から掬いあげるように大きく混ぜます。
4.Aをゴムベラに添わせながら回しかけ、底から掬いあげるように大きく混ぜます。
※混ぜすぎると泡が消えてしまうので、手早く大きく混ぜてください。
5.ドーナツ型に生地を流し入れ、竹串で2回転ほど生地を混ぜます。
コルクボードなどの上にドーナツ型をのせて2~3回型を落として空気をぬきます。
6.160℃のオーブンで15~16分焼きます。
7.型に入れたまま、型を裏返して網の上にのせて冷まします。
8.型が冷めたら、シフォンナイフなどを使って少しずつ型からドーナツをはがすように取り出して完成!
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総評
夏の名残りか、自由研究のまとめに入りましょう!
<ペースト>
◎水分の多いものになじみがよい
チキンベースにペーストを溶かしポタージュにするのもよい。
解凍したら使い切ってほしい!
<フレーク>
◎水分量を調整できる
コロッケやポテトサラダなど、おかずにも使える!
<パウダー>
◎粉類になじんで置き換えやすい
フレーバーを付けたいときのお手軽度ともにNO.1!
来月にはハロウィンが迫ってきているので、お好きなものでかぼちゃフレーバーを楽しんでみてくださいね。
みなさんの富澤商店ライフのお役に立てるとうれしいです。
富澤商店ちょりママレシピも合わせてどうぞよろしくお願いします!
コラム執筆:ちょりママさん
フードコーディネーター・調理師・食生活/食育アドバイザー。「子どもも大人も一緒のごはん」をコンセプトに簡単レシピを発信。
企業レシピ・メニュー開発、書籍出版のほか、フードスタイリング、食育活動も多数。