バタークリームとは?ミックス粉を使った簡単な作り方をご紹介

基本・初心者

こんにちは。富澤商店オンラインショップでレシピ著者をしているちょりママです。
今月は知って得する&徹底検証シリーズ。
お菓子・パン作りの敷居をぐっと下げてくれる富澤商店のミックス粉のラインナップから「バタークリーム風ミックス」をご紹介していきたいと思います!
ミックス粉は気軽にお菓子・パン作りを始めたい人の間口を広げてくれます。
コラムを読んで気になった方は一度お試しあれ!その先に常備する未来が見えるかもしれませんね!

ご紹介商品

バタークリームとは?

画像は富澤商店レシピ「基本のバタークリーム」 

まず、手作りする際のバタークリームについてまとめてみましょう。
バタークリームは、基本的にバターと卵で作るものですが、作り方にも種類があり、難易度が高めなことも…。3種類のクリームはそれぞれ以下のような作られ方をしています。

①(写真左)卵黄と牛乳、砂糖で作るアングレーズソースから派生するアングレーズのバタークリーム。
②(写真真ん中)卵黄に熱したシロップを加え泡立てて作る温度管理が必要なパータボンブベースのクリーム。
③(写真右)常温保存4~5日可能でイタリアンメレンゲから作るイタリアメレンゲ式バタークリーム。

バタークリーム風ミックスで作る基本のバタークリーム

バタークリーム風ミックス粉と牛乳

より手軽にバタークリームを作りたい!という方にここでおすすめしたいのが、富澤商店で取り扱っている「バタークリーム風ミックス」です。
冷えた牛乳を加えて混ぜるだけで、バタークリーム風なクリームができるミックス粉です!
ちなみにバターは使用されていないので、本当のバタークリームと風味を比べるのはご法度です。笑

バタークリーム風ミックスを使って作ったバタークリーム風クリーム

ご法度と言いながらも…このクオリティ。
泡立て器で混ぜただけで…このクオリティ。
ちょこっと使いにもぴったりですよね。

材料と工程をおさらいしましょう。

材料


この2つの材料を合わせ、泡だて器で混ぜたら…? なんと完成です!あっという間!

牛乳以外で作ってみると?ベースアレンジ徹底検証

左から) 牛乳、水、豆乳(調整豆乳)、アーモンドミルク(砂糖不使用)

以前書いたコラム「カスタードパウダーとは?」でも試してみた、ベースとなる液体を変えてどのような違いがあるのか?今回も試してみました。

使用する液体は写真の左から、
牛乳、水、豆乳(調整豆乳)、アーモンドミルク(砂糖不使用) です。

分量は基本の作り方と同様で、バタークリーム風ミックス30gに対し、水分量は45gで統一しました。
仕上がりの質感、テイストの違いを見てみましょう。

①牛乳

牛乳を混ぜて作ったバタークリーム風クリーム

質感:滑らかさとフワッと感がある・バランスの良い重さ
テイスト:シンプルな味

このパウダーは、冷えた牛乳を使うのが基本です。
出来立ては滑らかさがありつつ、パンなどに塗るとなじみの良さを感じました。

②水

水を混ぜて作ったバタークリーム風クリーム

質感:泡立ちが良い・気泡感がある
テイスト:軽い味わい

牛乳を冷水に変えて作ってみました。
同じ量で作っているのにこの高さ!と驚く気泡感です。そのこともあってか?軽い味わいを感じました。

③豆乳(調整豆乳)

豆乳を混ぜて作ったバタークリーム風クリーム

質感:油分を感じた
テイスト:濃厚な味わい

水や牛乳と比べると油分、濃厚さともとれる質感とテイストを感じました。
固めに仕上がるなどの形状変化はありませんでした。他と同じように滑らかです。

④アーモンドミルク(砂糖不使用)

アーモンドミルクを混ぜて作ったバタークリーム風クリーム

質感:豆乳よりも滑らかさがある
テイスト:濃厚

豆乳より滑らかな質感を感じました。が、誤差といった感じで大きく差を感じませんでした。
なので、豆乳で作っても、アーモンドミルクで作っても良しといったところでしょうか。

後にアーモンドと豆のフレーバーをほのかに感じるので好みで決めるとよいかもしれません。

左から)牛乳、水、豆乳、アーモンドミルクをベースにして作られたバタークリーム風クリーム

改めて並べてみた様子の写真です。
どのベースを使ってもパサついたりすることなく、総じて滑らかな仕上がりになることが分かりましたね。

パン・お菓子作りに使ってみた!ミルクフランス&トゥンカロン

白いミルクフランスにたっぷりサンド

バタークリーム風ミックスで作ったクリームをパンに挟むべく、パン屋さんでお馴染みのミルクフランスを焼きました。パン生地には春よ恋ハードブレッド専用粉を使用し、今回はバタークリームにちなんで白く仕上げてみました。(ミルクフランスのレシピは6月に公開予定!お楽しみにお待ちください)
白フランスパンは6本、クリームはミックス粉60g、牛乳90gで作っています。

お手軽ミックスを使ってトゥンカロン♪

ラピッドマカロンを使って作ったトゥンカロン

次に色鮮やかなトゥンカロン(韓国マカロン)を作ってみました。
本格的なマカロンが手軽に作れる画期的なミックス粉「ラピッドマカロン」を使って楽々トゥンカロン♪

ラピッドマカロンで作ったマカロン

マカロンが綺麗に焼き上がると、嬉しくなりますね~!

カラフルなマカロンはラピッドマカロンのパッケージにある手順通りに作り、
着色にはWiltonの8カラーキットを使いました!

写真左から ①ブルーマカロン、②ピンクマカロン、③イエローマカロン、④グリーンマカロン

発色がとてもいいので、少量ずつ足してお好きな色になるように作ってみてくださいね。
写真左からブルー、ピンク、イエロー、グリーンのマカロンに以下のアイシングカラーを加えています。

▼それぞれのマカロンに使ったアイシングカラー
①ブルーマカロン:Wilton スカイブルーアイシングカラー
②ピンクマカロン:Wilton レッドアイシングカラー
③イエローマカロン:Wilton ゴールデンイエローアイシングカラー
④グリーンマカロン:Wilton ケリーグリーンアイシングカラー

マカロンに色付けして焼成。クリームをたっぷりと挟み、側面にはこれまた鮮やかな色と美味しいトッピングをつけて完成です!

▼それぞれのマカロンに使ったトッピング材料
①ブルーマカロン:チョコチップ(細かく砕きました)
②ピンクマカロン:フリーズドライフレーク ストロベリー
③イエローマカロン:フルーツ顆粒 マンゴー
④グリーンマカロン:スーパーグリーンピスタチオ(砕き)

ストック出来ていつでも使える嬉しいミックス粉

ベースを変える楽しみもありますが、何よりもストックできる上、使いたい時に使いたい量が即座に作れる簡便性を一番感じました。
ミックス粉は付加価値と時短への助っ人であることは間違いないですね!

みなさんの富澤商店ライフのお役に立てるとうれしいです。
富澤商店ちょりママレシピも合わせてどうぞよろしくお願いします!

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お菓子作りの教科書 基本のマカロンの作り方

コラム執筆:ちょりママさん

ちょりママさん
料理家 西山京子(ちょりママ)

フードコーディネーター・調理師・食生活/食育アドバイザー。「子どもも大人も一緒のごはん」をコンセプトに簡単レシピを発信。
企業レシピ・メニュー開発、書籍出版のほか、フードスタイリング、食育活動も多数。

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