セイボリーヨーグルトとは?塩麹ヨーグルトを日々の食卓に

商品紹介

こんにちは。富澤商店にてレシピ著者をしておりますマスダアイミです。
皆さんは「セイボリーヨーグルト」をご存じでしょうか?
セイボリー(Savory)とは、「甘くない」「塩味系の」という意味です。
日本ではヨーグルトというと、フルーツやジャムを加えたり、グラノーラと合わせたりと、甘くして食べることが一般的です。一方で海外では、ヨーグルトを塩味の料理として楽しむことも珍しくなく、日常的に親しまれています。
ヨーグルトはそのまま食べるだけでなく、ソースやディップ、ドレッシングのように料理へ取り入れることもできる、とても便利な食材です。
今回は、私が日々の食卓で実践している「セイボリーヨーグルト」の楽しみ方を、
発酵食品同士だからこその美味しさである、塩麹×ヨーグルトの活用法でご紹介します。

塩麹とヨーグルトを合わせて水切りヨーグルトを作る

私はよくヨーグルトを水切りしたものを料理に入れて楽しんでいます。
私の家では麹を自分で作ったり、麹からパンを焼いたりしているので麹調味料がたくさん家にあるのですが
水切りヨーグルトを作る際、塩を少量かけるとよく水が切れる効果を
「塩を塩麹にしたらどうなるだろう?」と試した結果、
とても美味しいものが出来上がり、それからは水切りヨーグルトを作る時は
必ず塩麹を入れるようになりました。

塩麹を加えて作った水切りヨーグルトはどんな味なのでしょうか。
ひと言で表すなら、まるでクリームチーズのような味わいです。
水を切っただけのヨーグルトに比べてコクが増し、塩気はそれほど強く感じないものの、旨みが加わることで味にしっかりとした厚みが生まれます。そのためそのまま食べてもおいしく、料理にもとても使いやすくなります。
わが家ではクリームチーズを常備していませんが、ヨーグルトはいつも冷蔵庫にあるため、この塩麹水切りヨーグルトをクリームチーズ代わりに使うことがよくあります。
ディップやソースにしたり、パンに塗ったり、サラダに添えたりと、さまざまな料理で活躍してくれる便利な食材です。

作り方はとても簡単です。
ヨーグルトに塩麹を混ぜたら、ボウルにストレーナーを重ね、濾し布を敷いて流し入れます。あとは冷蔵庫で一晩〜丸一日ほど置き、水切りするだけです。使用するヨーグルトはお好みですが、個人的には生乳を主原料としたタイプがおすすめです。酸味が穏やかでミルクの風味がしっかり感じられるため、水切りした時によりクリーミーでコクのある仕上がりになります。

時間をかけてじっくり水切りすることで、まるでクリームチーズのような濃厚さが楽しめます。
そのまま食べても十分おいしいのですが、今回は私が普段から取り入れている活用法をご紹介したいと思います。

日々の食卓に!おすすめの活用法

  1. パンに塗ってタルティーヌに

カンパーニュやバゲットなどのハード系のパンに塩麹ヨーグルトをたっぷりと塗り、その上にお好みの野菜やハムなどを自由に盛り付けます。
今回は、カットしたミニトマトをのせてバジルを散らし、仕上げにオリーブオイルとブラックペッパーをかけました。
塩麹ヨーグルトのコクと爽やかな酸味が、みずみずしいトマトと相性抜群。まるでクリームチーズを使ったような満足感がありながら、後味は軽やかです。
見た目も華やかで、野菜やたんぱく質を手軽に取り入れられるため、朝食やランチにもおすすめの一品です。

【作り方】2人分
  • カンパーニュやバゲット等のパン 2切れ
  • 塩麹ヨーグルト  好きなだけ
  • ミニトマト 10粒程度
  • バジル 葉2枚程度
  • オリーブオイル 適量
  • ブラックペッパー 適量

1.パンはトースター等で焼く。
2.焼いたパンに塩麹ヨーグルトを塗り、カットしたトマトを乗せる。
3.細かくカットしたバジルを散らし、オリーブオイルとブラックを好みでかけて完成。

②ハーブと合わせてディップに
次にご紹介するのは、塩麹ヨーグルトを使ったディップソースです。

塩麹ヨーグルトに、おろした生姜とにんにく、刻んだお好みのハーブを加え、オリーブオイルを混ぜ合わせるだけ。手軽に作れるのに、味わい深いディップソースになります。
今回はグリルしたじゃがいもに添えていただきました。ほくほくとしたじゃがいもに、ヨーグルトの爽やかな酸味がよく合います。
野菜との相性はもちろんですが、白身魚や鮭などのグリルに添えるのもおすすめです。さっぱりとしながらもコクがあり、いつものグリル料理を少し特別な一皿にしてくれます。
まるでサワークリームのような感覚で使えるので、さまざまな料理に合わせやすいのも魅力です。

【作り方】2人分
  • 塩麹ヨーグルト 大さじ2
  • オリーブオイル 小さじ1
  • 生姜、にんにく(すりおろし)適量
  • 好みのハーブ(今回はディルを使用) 刻んだもの小さじ1程度
    全てを混ぜ合わせて完成。

③マヨネーズの代わりに!崩し野菜のサラダに展開
最後は、包丁を使わずに作れる手軽なクリーミーサラダをご紹介します。
やわらかく蒸した人参をフォークなどでほぐしながら粗く潰し、塩麹ヨーグルトと粒マスタードを混ぜ合わせます。

今回は、わが家で常備している塩麹卵を崩して加えました。卵の塩味と旨みが加わることで、シンプルながら満足感のあるサラダに仕上がります。
塩麹卵を使わない場合は、お好みで塩を加えて味を調えてください。ツナを加えてもおいしく、たんぱく質もしっかり摂ることができます。
人参の自然な甘みと、塩麹ヨーグルトのまろやかなコクがよく合い、副菜としてはもちろん、パンに挟んでサンドイッチの具材にするのもおすすめです。

【作り方】2~3人分
  • にんじん 正味150g程度
  • 塩麹卵 2個分
  • 塩麴ヨーグルト  大さじ1.5
  • 粒マスタード  小さじ2
  • 塩・胡椒 適量

1.にんじんは皮つきのまま蒸し器で柔らかくなるまで蒸す。
2.にんじんを粗く潰し、切った卵と塩麹ヨーグルト、粒マスタードと合わせて混ぜる。
3.好みで塩や胡椒で味を整える。
※ツナを入れてアレンジもおすすめ

まとめ

今回ご紹介した塩麹ヨーグルトは、ヨーグルトと塩麹を合わせて水切りするだけ。とても気軽に作れます。そのまま食べてもおいしいのですが、オープンサンドやディップソース、サラダなど、さまざまな料理に活用することができます。まるでクリームチーズのようなコクがありながら後味は軽やかで、日々の食卓に取り入れやすいのも魅力です。
ぜひ冷蔵庫にあるヨーグルトと塩麹で作ってみてください。皆さまの食卓に、セイボリーヨーグルトを楽しむきっかけとなれば嬉しいです。
特別な材料を用意しなくても、いつもの食材にひと工夫加えるだけで食卓はもっと豊かになります。
塩麹ヨーグルトも、そんな日々の小さな楽しみのひとつです。ぜひ皆さまも、ご自身ならではの楽しみ方を見つけてみてください。

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コラム執筆:マスダ アイミさん

マスダ アイミさん
マスダ アイミさん

湘南・茅ヶ崎にてパン教室「OVEN 暮らしのパン教室」主宰。

『お家のオーブンから幸せを』をモットーに、
国産小麦や手に入れやすい範囲でのこだわり素材を使い、
作りやすいのに美味しい!と思えるパン作りを提案されています。

天然酵母を使ったレシピを中心としてパンや酵母菓子など、
特に、白神こだま酵母の良さや魅力を提案されています。

2024年には麹や発酵食のスペシャリストである「薬膳麹士」を取得され、同年10月より、『パンと麹をメインに、発酵をふだんの暮らしに取り入れる!』をテーマとした オンライン教室「発酵 暮らしごと」を開催されています。

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