こんにちは。富澤商店にてレシピ著者をしておりますマスダアイミです。
1歳の誕生日のお祝いと言えば、一升餅や選び取り、記念撮影など・・
通常のお誕生日のお祝い以外に伝統的な行事を取り入れることが多いと思います。
生まれてから初めて迎える特別な日。盛大にお祝いしてあげたいですよね。
今回は１歳バースデーの新定番になりつつある「スマッシュケーキ」についてお話していきたいと思います。
是非手作りしたい！という方のために簡単に作れるレシピもご紹介していきます！
スマッシュケーキとは？？
アメリカ発祥の１歳の誕生日に行う、赤ちゃんが手づかみでケーキを食べる行事です。
「スマッシュ」には壊す・粉砕するという意味があり、赤ちゃんが手で自由につかんでみたり、口に入れたり、投げてみたり擦りつけてみたり…そんな様子を楽しむイベントになります。
では大人と同じケーキを食べてもいいのかというと、そうではありません。
赤ちゃんは１歳頃には離乳食完了期に入りますが、大人のように未だ食べたものを消化・吸収する力がまだ弱いので糖分、油分が多いものはまだ控えた方が良いでしょう。
また、アレルギーを引き起こすものが入っていないか？の配慮も必要です。
それらを踏まえて、材料は最低限にした、作りやすいスマッシュケーキの作り方をご紹介したいと思います。
※卵・乳にアレルギーがない前提のレシピです。
その他の材料も食べられるものか？必ず確認した上で与えてください。
材料３つ！ふんわり米粉スポンジケーキのレシピ
材料は「米粉」、「卵」、「メープルシロップ」の３つだけ！ふわふわの米粉スポンジケーキです。
指の跡がつきそうなくらい柔らかいので赤ちゃんも食べやすい、つかみやすいレシピです。
メープルシロップは蜂蜜のように乳児ボツリヌス症の心配がなく、優しい甘味の糖質です。
卵の気泡の安定、食べやすく少し甘味をつける理由で入れています。
準備.
材料は常温に出しておく。型に型紙を敷いておく。
1.
卵をボウルに割り入れ、ほぐしたらメープルシロップと合わせておきます。湯煎にかけて温めておきます。
（卵の温度が３５～４０℃くらいになるように。これをしておくことで卵が泡立ちやすくなります）
2.
卵を泡立てます。はじめは高速で泡立てて、かさが増えもったりしてきたら低速に変えて１分程泡立ててきめを整えます。
目安は生地を持ち上げて落とすと線が書けるくらい。
この工程がふんわりしたケーキを作る要になりますのでしっかり泡立てます。
3.
米粉をふるい入れ、ボウルの下からすくいあげるようにして混ぜる。粉っぽさが無くなれば生地の出来上がりです。
4.
型に流し入れ、１７０℃のオーブンで２０分焼成。
焼きあがったらすぐ網の上などに移し、粗熱がとれたら型紙を外しラップ等で包んで落ち着かせます。
焼き上がりはびっくりするくらいほわほわなので、指の跡をつけないように気をつけて取り扱ってください。優しい甘さで、スマッシュケーキ以外にも子供の日々のおやつとしても重宝するレシピです。
おすすめ商品
フルーツとヨーグルト、ピックで可愛くデコレーション！
生クリームではなく、ヨーグルトを使ってデコレーションしていきます。
ヨーグルトはそのままではなく、クリーム感を出すために水切り処理をしていきます。
- ４００ｇ入りのヨーグルト１箱
（酸味の少ないタイプの方が赤ちゃんは食べやすいです）
準備.
ザルとボウルを用意し、ザルにキッチンペーパーを敷き、そこへヨーグルトを入れます。
大体デコレーションで４００ｇ入りのヨーグルトを１つ分使い切る位なので、足りるか心配な方は多めに用意して水切りしておきましょう。一晩しっかり水切りして使っていきます。
1.
塗るのに適切な固さにする為に、ホエー（水切りした時にでる水）を少量ずつ入れながら調整します。
2.
スポンジを半分にカットします。
とても柔らかい生地なのでナイフ入れは小刻みに優しく。
カットしたら片方にヨーグルトを塗り、フルーツを乗せます。
赤ちゃんが食べやすいバナナを並べてみました。
3.
もう片方の生地を乗せたら、ナッペをしていきます。
ナッペに慣れない方は、スプーン等で模様をつけるように塗っても可愛いですよ。
4.
フルーツやピック、キャンドル等でデコレーションしたら完成です！
ちなみに富澤商店には可愛いキャンドルが揃っています。
数字キャンドルの他に、こんな可愛いキャンドルも。
上に乗せたフルーツは柔らかいメロンをくり抜いたもの。
赤ちゃんがそのまま掴んで口に入れて大丈夫かな？形状や柔らかさも気にしてあげましょう。
出来上がったら、あとは思う存分食べてもらいましょう！
つかんで、感触を確認して、投げてみたり擦りつけてみたり・・！
手に、口にいっぱいケーキをくっつけて食べる姿に癒される筈です。
手作りのスマッシュケーキは愛情たっぷり。作っている時間も愛おしい思い出になります。
これから１歳を迎えるお子さんへ、是非作ってみてくださいね。
