レシピID 20211109234429
Pampapato (パンパパート)とは、日本ではまだ馴染みがありませんが、イタリア、フェッラーラのクリスマスに食べる伝統菓子です。スパイシーなチョコレートの焼き菓子で、発音によってはペパート(胡椒)と勘違いされることが多いのですが「法王のパン」という意味です。丸みのある小さなお椀のような形が、法王様の帽子に似ているからだとか。
シュトーレン同様、クリスマス前に焼き上げて保存期間は冷暗所で1か月くらいとなります。お味が濃厚なので、薄く切って召し上がり下さい。
※レシピや画像の無断転載、営利目的利用はご遠慮ください。
※終売商品が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
※アレルギーに関しましては、各自ご使用の材料の表記をご参照ください。
準備1
計量する。
2
ヘーゼルナッツ、アーモンドはそれぞれ160℃のオーブンで10分ほど空焼きしておく。
ヘーゼルナッツは皮が自然に剥けてくるので取り除いて冷ましておく。
3
はちみつは電子レンジなどで軽く温め、生地用のチョコを加えて溶かしておく。
4
いちじくはレーズンくらいの大きさに粗く刻む。
工程1
粉の入ったボウルにココアパウダー、スパイスを入れてゴムベラでよく混ぜ合わせる。
2
準備したドライフルーツ類を加え、よく混ぜ合わせる。
3
ナッツ類を加えて混ぜ、準備したチョコ入り蜂蜜を加え混ぜる。
4
ゴムベラで混ぜながら生地が固くなってきたら、手の平で押し込むように粉気がなくなるようまとめていく。
作業台に移して軽く捏ね、ナッツが全体に散って生地に艶が出てくれば捏ね上がり。※とても固い生地です。
5
生地を2分割し、お椀やボウルなど適度な大きさの器にラップを敷き、生地を詰め入れる。
6
クッキングシートを敷いた天板の上で裏返し生地を置く。もう一つも同様に作業する。
7
190℃で予熱しておいたオーブンに入れ、170℃に下げて25~27分焼く。
焼きあがったらシートの上でそのまましっかりと冷ます。
8 仕上げ
上掛け用のチョコを湯せんで溶かす。
9
表面全体にチョコを塗り、しっかりと乾かす。
10 保存
空気を抜くようにアルミホイルで包み、冷蔵庫野菜室で保存可能。
11
焼成後、間もないと切りにくいが、しばらく保存したものはしっとりとしてくるので薄切りしやすくなる。味が濃厚なので薄切りがお勧め。
海野綾子先生 横浜「ミモザクッキング」主宰
1998年の開校当初よりパン講師を勤める。国産小麦のしっかりとした粉の旨味、酵母が醸し出す優しい味わい、
シンプルこそ感じることができる素材の美味しさに感動し、以降自然酵母や世界のパンを独学で研究。ル・コルドン・ブルー卒業。
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