ガレット・デ・ロワ

レシピID 20171016133911

フランス語で王様のガレットという意味。
アーモンドクリームを折りパイ生地で包んで焼いたフランス菓子の王道ともいえる素朴なお菓子。
フランスでは1月6日にみんなで切り分けて食べる習慣があり、その中の一つにフェーブと呼ばれる小さな豆人形を忍ばせておき、運良くフェーブを見つけた人はその日一日限りの王様になれるという遊びが昔から受け継がれています。

※陶器製フェーブは小さくて硬いため、誤飲等には十分ご注意の上ご使用下さい。特に小さなお子様がいらっしゃる場合は代わりにアーモンド等のナッツを入れましょう。

  • 中級レベル
  • 70分
  • オーブン

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材料

直径18cm1台分

合計金額

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作り方

  • 準備

    ・バター、全卵は常温に出しておく。

  • 作り方1

    <クレームダマンドを作る> ボウルに室温に戻したバターをいれ、泡立て器でクリーム状に練り、粉糖を3回に分けて、白っぽくなるまで練る。

  • 2

    1にときほぐした全卵を2回に分けて加え、よく混ぜる。分離しないように1回目が完全に混ざってから、2回目を入れる。

  • 3

    ラム酒とバニラオイルを加えて、風味を付ける。

  • 4

    アーモンドプードルを加え、全体が均一になるまで混ぜ合わせる。

  • 5

    ゴムべらで丁寧に混ぜ合わせて、粉をなじませる。なめらかなクリーム状になるまで混ぜる。

  • 6

    冷凍パイシートを冷凍庫から出し、直径18cmの円形に抜く。

  • 7

    1枚を天板にのせ、外側2cmほどに溶き卵を刷毛で塗り、クレーム・ダマンドを直径1cmの口金をつけた絞り袋に入れて、中心から外へ溶き卵の部分を残して、渦巻き状に絞る。一番外側に「フェーブ」を一つのせる。
    ※フランスの伝統的な作り方ではクレームダマンドにフェーブを押し込みますが安全性を考慮してアーモンドホールなどで代用ください。

  • 8

    円形に抜いたもう一枚の生地を下の円にあわせて、合わせる。このとき中の空気を抜くようにしながら、縁を指で押さえるようにする。

  • 9

    側面にたれないように注意しながら、溶き卵を生地に2回ほど塗り、冷蔵庫で20~25分ほど休ませてから、ナイフで表面に切り目を入れて、お好みの模様を描く。

  • 10

    上下二枚をきれいに張り合わせるため、ナイフでパイの側面全体に約1cm間隔で切り込みを入れる。ナイフを垂直にあてて、パイの断面をつぶさないようにする。

  • 11

    最後に表面の1~2カ所をナイフの先で深く刺して穴を開け、生地が膨らみすぎるのを防ぐ。

  • 12

    200℃に予熱したオーブンに入れ膨らんできたら、オーブンを180℃に下げ、30分焼く。全体に焼き色がついてきたら、一度取り出して全体に粉糖を振り、再びオーブンを200℃にして10分程度、パイがこんがり色づくまで焼く。

※生地を休ませる時間は含みません。