こんにちは。TOMIZレシピ著者をしているちょりママです。
今月からこちらでコラムを執筆することになりました。
製パン製菓のお悩みを解決したり、富澤商店のベストバイ商品などを紹介します。
みなさんの富澤商店ライフのお役に立てるとうれしいです。TOMIZちょりママレシピも合わせてどうぞよろしくお願いします!
粉選びは嬉しい悲鳴!?
パン、お菓子を作る方なら一度は感じたことであろう粉選び。たくさん種類があって嬉しい反面、どれを使ったらいいか悩んでしまう。
店舗で選ぶなら店員さんの助けを借りることもできますが、オンラインストアでは商品の詳細、口コミをいくつも並べてにらめっこ。そして、意を決してキロ単位の袋を購入。
もちろん、どれをとっても当たりは当たりなのですが、人の味覚は十人十色。お目当ての粉を探すのは、思いのほか時間がかかるのかもしれません。
お試しに最適!250gパック
そこでおすすめしたいのが『250gパック』シリーズです。
250gというのはパンにするとどのくらいの量でしょうか。私のレシピでは定番の量です!(私事で申し訳ない)
ホームベーカリーで作るなら食パン約1斤分、直径7~8cmの丸パン約8個分です。手ごねにしても捏ねやすい量なので、はじめてのパン作りにも最適な量といえます。
富澤商店で取り扱っているすべての強力粉に250gパックはありませんが、人気のものやジャンルごとに取り揃えてあるので、“手始めに”“気になっている”といった機会にもってこいの商品です。
粉の計量がスルー!
『250gパック』シリーズの良い点はお試しだけにあらず。
前述の通り、一回のパン作りで使いやすい量なので、強力粉の計量がいりません。“お菓子とパンは計量が要”よく聞くフレーズが、実際そうだからスルーするわけにいかないですよね。計量を怠ったばかりに失敗はしたくないですし!!
『250gパック』であれば袋からホームベーカリーのパンケースやボウルにさっと入れて強力粉の準備OK。一つでも計量がなくなるのはありがたいことです。
特化した強力粉ほどその魅力あり!
オールマイティー使いで定番の「春よ恋」、もちもち食感で人気の「はるゆたか」。ハードパン定番の「リスドォル」。あげればキリがないのですが、あえてご紹介したいのは特化した強力粉。
実はこういう強力粉ほど“お試し”の魅力を感じるのです。キロ単位で買う前に一度試しておきたい!
食パン、テーブルパン、菓子パンにおすすめ「キタノカオリ」
パンのジャンルはオールマイティーではありますが、特化すべきところは生地の色です。
粉そのものは白いけれど、仕上がりのパン生地は黄色味があります。乳製品と相性がよいので、牛乳、チーズなどと合わせてみてくださいね。
お味はというと、シンプルな配合でも甘みを感じます。ミルク系のドリンクと合わせたくなるのは相性の良さゆえでしょうか。
フォカッチャやピザにおすすめ「ルスティカ」
ナポリピッツァ専用粉を言われるイタリアン専用小麦粉。
外はカリッと、中はモチモチ食感なのでピッツァをはじめ、ピザ生地がパンになったフォカッチャもお作りいただけます。
おすすめの「バルベーラ アリーヴェEVオリーブオイル」と「岩塩/アルペンザルツ」でシンプルに味わってください。シンプルなマルゲリータやトマトソースとチーズのシンプルなピザを食べてみるとよくわかると思います。いつもの粉では出し得ない味わいと食感が得られます。本当に驚きます。
食パンやロールパンにおすすめ「とみざわからの贈り物 北海道産ホームベーカリー専用粉」
商品名の如く、ホームベーカリーをお使いの方におすすめという専用粉。
春よ恋をはじめ数種類がブレンドされた北海道産の強力粉で、しっとりもちもち食感が特長です。「とみざわからの贈り物 薄力」ユーザーはお試しすべき粉かもしれませんね。
ベーカリー専用とあってホームベーカリーで食パンを作ってみると、特長通りの食感で翌日もおいしくいただけます。トーストするとカリッとおいしさアップ!特化した粉はこういうことなのか、と実感されること間違いなしです。
いろいろ強力粉でいろいろなパンを楽しもう!
いろいろな粉の特長を知り、いろいろなパンを楽しむ。
パンは配合、成形の楽しみ方もありますが、粉を変える楽しみもあります。
同じ配合でも粉を変えるだけでこんなにも食感や風味が変わるものかと、驚かれると思います。
お試ししやすい250gの『使い切り強力粉』で粉の探求も楽しんでくださいね。
粉の探求と合わせて「TOMIZフランスパン天板(大)」や「TOMIZフランスパン天板(小)」で型使い探求の楽しみもあるかも…♪
コラム執筆:ちょりママさん
公式Webサイト
この著者のレシピ一覧
フードコーディネーター・調理師・食生活/食育アドバイザー。「子どもも大人も一緒のごはん」をコンセプトに簡単レシピを発信。
企業レシピ・メニュー開発、書籍出版のほか、フードスタイリング、食育活動も多数。