さつまいもの簡単レシピ3選|裏ごし不要な便利食材「さつま芋フレーク」の使い方

基本・初心者

こんにちは。富澤商店オンラインショップでレシピ著者をしているちょりママです。

今月は知って得するシリーズ。
ストックができて食べたい時にお礼をいいたくなる「さつまいもフレーク」にフォーカスします。芋好きの方なら常備食材と位置付けている方もいるかもしれません。

芋好きの方には引き続きストックして活用いただき、それ以外の方は大きな収穫をしていただければと思います。フレークを使うと、さつまいもスイーツで外せない「ある作業」が省かれている・・・

お気づきの方もこの先のコラムにぜひともお付き合いくださいませ。息子が絶賛した簡単スイートポテトのレシピもご紹介いたします!

さらさら粉状の『さつまいもフレーク』を知る

富澤商店で取り扱っているさつまいもフレークはこちらの2種。
(それぞれ150gと1kgの規格違いがあります)

どちらも国産の甘藷(さつまいも)を100%使用しているもはや「さつまいも」といっても過言ではない商品です。

落ち着きのあるクリーム色のさつま芋フレークと鮮やかな紫色のむらさき芋フレーク。
紫は光にあたるとキラキラとしてました。
食物繊維が豊富で素材の甘みがあるので、お子様から年配の方まで人気の食材です。おかずってよりは、スイーツに比重が置かれるのも無理はないかもしれません。

乾燥のフレーク状なので、水と合わせてペーストにしてから使用します。
さつま芋フレーク50gに対して、水は100mlと表記されています。私が使ってみたところ、水分量は控えめのほうが扱いやすいのを感じました。フレーク100gでおおよそさつま芋1本分(320g程度)になります。

一つ前情報として、粉末の状態はクリーム色ですが、水と合わせてしばらくおくとくすみが出てきます。色味だけの問題なので、味に差支えはありません。

紫いもペースも水と合わせて使用します。
こちらは紫さつま芋フレーク50gに対して、水は120mlと表記されてます。こちらも同様に、好みや使用用途に応じで様子をみながら水を加えるとよいでしょう。天然の色でこれだけ紫が出るのですから、、、紫さつま芋の存在に頭が上がりませんね。

フレークで気軽に作れる『スイートポテト』

フレークの最大の魅力は「裏ごし不要」というところです。
さつま芋をふかして、皮をむき、裏ごしする。あの地道な作業で作るのをあきらめる方がどれだけいることでしょう。時間と何気に労力がかかるわりに、出来上がった裏ごし量に愕然とする、なんてことも。
フレークは水と混ぜるだけで裏ごしまですっ飛ばしてくれるので、これを一度使ったらもとに戻れるか不安になります。笑

今回作るスイートポテトは絞り出しして焼き上げたもので、12個取れのマフィン型を使用します。
マフィン型にはグラシンケースを置いて準備しておきましょう。

<材料>12個分

  • さつま芋フレーク 100g
  • 水 160ml
  • ホワイトチョコ 30g
  • バター(食塩不使用) 40g
  • 卵黄 1個分
  • 塩 ひとつまみ
  • 卵黄(照り用) 約1個分
  • 口金 10切 / #4×1コ

<下準備>

  • 型にグラシンケースをおく。
  • ホワイトチョコは耐熱容器に入れ、電子レンジ(600W)で40~50秒加熱して溶かし混ぜる。
  • バターは電子レンジ(600W)で20秒程度加熱してやわらかくする。

1.さつまいもフレークと水を合わせ、練り混ぜる。

2.砂糖を加えてよく混ぜる。

3.溶かしたホワイトチョコレートとバター、卵黄を加えて混ぜる

ちょっとしたポイントです。ホワイトチョコを使用することで、生クリームの少量使いを省きました。
この手法、なかなか良きです。

今回使用した絞り口は「口金10切り」のもの。ざっくりと大きく出てくるので気に入ってます。

口金 10切 / #4×1コ

4.オーブンを200℃に予熱する
型に流し入れる。天面に卵黄(照り用)を刷毛でぬる。
お好みでアーモンド(分量外)をのせる。

5.200℃のオーブンで15分焼く。

常温でいただくもよし、冷やしていただくもよし。
奥底にホワイトチョコの風味が残るのを楽しんでくださいね。保存は冷蔵庫で、3、4日程度で食べきっていただくと良いでしょう。(保存環境によりますので出来るだけお早めにお召し上がりください)

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クーベルチュールチョコレート フレーク(ホワイト) / 200g

おかずもOK!『クリームチーズINさつまいもコロッケ』

いもといったらコロッケ。(違いますか?)
コロッケはもともとすきなのに、さつまいもをコロッケにすることなかったなと。
クリームチーズを中に入れて、中濃ソースに、トマトケチャップにも合うようにしました。

<材料>6~7個

  • さつま芋フレーク 100g
  • 牛乳 75ml
  • 水 75ml
  • バター(加塩) 20g
  • 塩 小さじ1/3
  • こしょう 少々
  • クリームチーズ 30~35g)
  • 薄力粉、溶き卵、パン粉 各適量
  • 揚げ油 適量

1.さつまいもフレークと水、牛乳を合わせ、練り混ぜる。

2.塩、こしょう、溶かしたバターを加えてねり混ぜる。

3.40g程度に分け、5gのクリームチーズを包む。

4.薄力粉、溶き卵、パン粉の順で衣をつける。

5.180℃の油で色づくまで揚げる。

お弁当にもおすすめ。種を作って冷凍ストックしておいてもいいですね!

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究極にもちもち!『紫いももちボール』

むらさき芋フレークと白玉粉を合わせて究極のもちもちボールを作りました。生地に甘さは少しだけにしたので、お好みで増やしたり、粉糖をグラニュー糖に変えて楽しんでくださいね。

<材料>作りやすい分量

  • 紫さつま芋フレーク 50g
  • 白玉粉 50g
  • 水 120ml
  • 砂糖 20~30g(20gは甘さ控えめ)
  • 揚げ油 適量
  • 粉糖 適量
  1. ボウルに白玉粉と水を合わせ、よく混ぜる。砂糖を加えてよく混ぜる。

2.紫さつま芋フレークを加え、手でこねる。

3.耳たぶくらいのやわらかさになったら、10g程度に分けて丸める。

4.160℃の油で5~6分揚げる。

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裏ごしなし!ストック可能な「さつまいもフレーク」で料理を楽しもう

乾物はストック食材と位置付けられる、あると便利な食材です。
おかず、デザートとバリエーションがたくさん楽しめます。裏ごし不要で手間が削減できるというメリット付き。手間を削減した時間はゆっくりと味わう時間へ変えてみてくださいね。

みなさんもぜひご自宅で楽しんでみてくださいね。みなさんの富澤商店ライフのお役に立てるとうれしいです。
富澤商店ちょりママレシピも合わせてどうぞよろしくお願いします!

コラム執筆:ちょりママさん

ちょりママさん
料理家 西山京子(ちょりママ)

フードコーディネーター・調理師・食生活/食育アドバイザー。「子どもも大人も一緒のごはん」をコンセプトに簡単レシピを発信。
企業レシピ・メニュー開発、書籍出版のほか、フードスタイリング、食育活動も多数。

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