もちのびとは?特徴・使い方・レシピアイデア3例をご紹介

基本・初心者

こんにちは。富澤商店オンラインショップでレシピ著者をしているちょりママです。
今月は気になる商品をクローズアップ!「もちのび」について深堀していきます。
商品名から仕上がりの食感は想像できるものの、使い方とレシピ、実際使ってみた感想の旅へお連れします!

もちのびとは?

もちのび

もちのびは、新田ゼラチンのもちっとお餅のようにのびる性質の添加物です。食品や製品の安定性を高める安定剤製剤で、粘度や成分の分離、沈殿などを防いでくれる役割をしてくれます。
冷凍して解凍しても形状が変わらないので、使用用途も幅広いため、注目されています。

もちのびの基本的な使い方

もちのびの使い方

基本的な使い方は、もちのびと砂糖などを合わせてから水分を加えて混ぜ合わせます。
パウダー状のもちのびなので、水分を加えるときは少しずつ加えながら混ぜ合わせるとよいでしょう。
砂糖をいれない場合は、もちのびに水分を加えていきます。

加熱するととろみが出る

中火で静かに混ぜながら、とろみがでるまで加熱します。
水をジュースなどの液体にすることも可能です。
ピューレ、ヨーグルト、クリームチーズなどを加える場合は、とろみがついた状態で火からおろして混ぜ合わせます。

冷やし固めると、のびがよくなる。

容器に入れて冷やしかためると、のびがよくなります。
常温に戻り切る前の温度帯で練ると、さらに伸びがよくなります。
アルコールと油分が多いもの、水分量が少ないと固まりにくいので、お使いの場合はバランスの探りあいも楽しむとよいでしょう。

もちのび活用術その1【のびーる杏仁豆腐を作る】

のびーる杏仁豆腐

早速、もちのびを使ったレシピを試してみましょう。
杏仁豆腐がもち~っとのびる!
牛乳で作るのもよいですが、今回はアーモンドミルクを使用してみました。
これで成功すれば、豆乳でも応用できそうです。


▼のびーる杏仁豆腐の作り方

のびーる杏仁の材料
のびーる杏仁の材料 (分量:カップ4個分)

鍋にもち杏仁霜を入れて混ぜ合わせます。
アーモンドミルクを少しずつ混ぜながら加えます。

軽く沸騰するまで混ぜながら火をいれます。(目安は85℃程度)

お好みのカップに入れ、冷やし固めます。

このレシピは、杏仁そのものに甘みを付けていないので、シロップをかけていただくスタイルです。(個人的な好み)
電子レンジで作れるレシピなので、ぜひお試しくださいね。
そしてフレーバーをつけることで風味を無限に楽しめます。

シロップの材料

耐熱ボウルに水、砂糖を入れて混ぜ、電子レンジ(600W)で2分加熱し、クコの実とお好みのティーパックやエッセンスを入れて冷まします。
今回はジャスミンティーのティーバッグを入れてみました。(超おすすめ!)

冷やし固めたのびーる杏仁。
知っていた杏仁豆腐とは全くの別物です!
シロップを一緒にお召し上がりくださいね。

▼おすすめ商品

もちのび活用術その2【もちのびヨーグルトを作る】

もちのびヨーグルト

お次は、材料4つで出来る新食感ソースです。
ヨーグルトに火をいれられるのも、もちのびのおかげ!!

もちもちヨーグルトの材料

作り方は簡単!
乾いた鍋にグラニュー糖(15g)、もちのび(8g)を入れてよく混ぜます。
プレーンヨーグルト(110g)を入れてよく混ぜ、中火にかけます。
とろみが出てくるまで混ぜながら火を入れ、火からおろして生クリーム(30g)を入れて混ぜ合わせます。
粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしかためます。

もちもちヨーグルトをトッピングしたパンケーキ

だらりとパンケーキに馴染んでしまわず、ソースが最後までパンケーキと一緒に食べられます!

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もちのび活用術その3【もちのびチーズソース】

もちのびチーズソース

最後は、お食事用にももちのびは使い勝手抜群です!
もちのびでチーズソースを作り、サンドウィッチのソースとして使ってみました。

もちのびチーズソースの材料

乾いた鍋にもちのび(10g)を入れてよく混ぜます。
牛乳(120ml)を入れてよく混ぜ、中火にかけます。
とろみが出てくるまで混ぜながら火を入れ、火からおろしてクリームチーズ(100g)、(小さじ1/2)、こしょう(少々)を入れて混ぜ合わせます。
粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。

もちのびチーズソースでサンドウィッチ

ローストチキン、トマト、きゅうりにもちのびチーズソースをONしました。
おいしい~~~!!我が家でも好評のサンドウィッチになりました!

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「もちのび」の楽しみ方は無限大!

もちのびを楽しむ食卓

今回はデザート、スイーツソース、サンドウィッチソースの3つのパターンで味わってみました。
冷やして使うものに効力を発揮してくれます。
冷めたり冷やしたりするときに、味が薄まってしまう、間延びしてしまうことを避けたいときに大活躍してくれます。はたまた、いつもと違ったプリンやゼリーが食べたい時にももってこいのプラスα食材であること間違いなしです!

みなさんの富澤商店ライフのお役に立てるとうれしいです。
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コラム執筆:ちょりママさん

ちょりママさん
料理家 西山京子(ちょりママ)

フードコーディネーター・調理師・食生活/食育アドバイザー。「子どもも大人も一緒のごはん」をコンセプトに簡単レシピを発信。
企業レシピ・メニュー開発、書籍出版のほか、フードスタイリング、食育活動も多数。

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