トフィーとは?イギリスのクラシックなお菓子の魅力|作り方・味の特徴・アレンジレシピ

基本・初心者

こんにちは!オフィシャルクリエイターのけいちょんです。
バターと砂糖の香ばしい香りに、思わず手が伸びてしまうお菓子「トフィー」。
実はこのトフィー、イギリスの伝統的なお菓子のひとつで、シンプルな材料からさまざまなスイーツへと派生してきた、奥深い存在でもあります。
今回のコラムでは、トフィーとはどんなお菓子なのか?という基本から、イギリスのクラシックな考え方、そこから生まれたお菓子たち、そして私が普段作っている基本のトフィーレシピとアレンジまで、まとめてご紹介します。

トフィーとは、キャラメルとの違いは?

トフィー

キャラメルは、砂糖を加熱して色づけし、生クリームやバターなどの乳製品を加えて作るお菓子で、甘さの中にほろ苦さとまろやかさがあるのが特徴です。加熱の加減によって、ソース状から噛みごたえのある固形まで、幅広い食感に仕上げることができます。

一方、トフィーは、砂糖とバターを加熱して作るイギリス発祥のお菓子です。キャラメルとよく似ていますが、基本的に水分を加えず、バターのコクをしっかり活かすのが特徴です。カリッと固めに仕上げるタイプから、ねっとり柔らかいタイプまで幅があり、そのまま食べるだけでなく、デザートや焼き菓子のベースとしても使われてきました。

トフィーの基本的な構成

トフィーの材料はとてもシンプル。

トフィーの材料

・砂糖
・バター
・塩(ほんの少し)
この3つを火にかけ、砂糖を溶かし、バターと乳化にゅうかさせながら加熱することで、香ばしく、コクのあるトフィーが完成します。
難しそうに見えますが、ポイントさえ押さえれば家庭でも作りやすいお菓子です。

トフィーがカリカリに仕上がる理由

〜ハードクラック段階とは?〜

トフィーをカリカリに仕上げるための大きなポイントが、加熱温度を「ハードクラック段階」までしっかり上げることです。
砂糖は加熱が進むにつれて、溶ける → とろみが出る → 固まる、という変化をします。
この中で、トフィーを“パリッと割れる食感”にするのがハードクラック段階(約150〜155℃)。
この温度帯まで加熱すると水分がほぼ飛び、冷えたときにガラスのように硬く固まるためトフィー特有のカリカリ食感が生まれます。
逆に、ここまで温度が上がりきらないと、冷めても少しねっとりした仕上がりになりやすく「キャラメル」に近い食感になります。

トフィーから生まれたお菓子たち

トフィーは、そのままのお菓子としてだけでなく、脇役としても活躍します。

「スティッキートフィープディング」

刻んだデーツ入りのスポンジに、温かいトフィーソースをたっぷりかけて食べる、イギリスを代表するクラシックデザートです。

「トフィーソース・トフィービッツ」

アイスクリームやケーキにかけるソースや、刻んで混ぜ込むトフィービッツとしても活躍します。
トフィーの「甘さ・コク・ほろ苦さ」は、さまざまなお菓子と相性が良く、長く愛されてきた理由のひとつです。

基本のトフィーレシピ

ここからは、私が作っているシンプルで作りやすい基本レシピをご紹介します。クラッシックな本場のレシピはバターと砂糖が同量で乳化させるのがやや難しく、乳化しきれずに浮いてしまう場合もあるので量を調整し基本レシピに忠実ながらも作りやすくアレンジしています。

【基本配合】

グラニュー糖:100g
無塩バター:75g
:ふたつまみ

【作り方】

① フライパンまたは鍋にすべての材料を入れる

② 中火にかけ、混ぜながら加熱する
③ 砂糖が溶けてきたら弱めの中火にし焦がさないよう火加減に注意しながら温度を測り、150度までしっかり温度を上げる。

④ 150度に達したらできるだけキープしながらバターと砂糖が乳化しキャラメル色に色づくよう煮詰める

⑤ 色づいたら火からおろし、クッキングシートを敷いた型に流す

⑥ 冷めたら手で割って完成
※焦がしすぎないよう、色と香りをよく観察するのがポイントです。途中で分離していても加熱の過程で溶けてくるので問題なく作れます。

アレンジ①:5種のナッツ&ドライフルーツトフィー

基本のトフィーを作ります。火から下ろしバットに流したところですぐに5種のナッツとドライフルーツを刻んだものをトッピングします。

ナッツの香ばしさ・ドライフルーツの酸味が加わり、食感も味もぐっと奥行きのある仕上がりになります。

アレンジ②:チョコがけミニプレッツェル&岩塩トフィー

基本のトフィーを作り、バットを傾けながらやや薄め(3mm程度の厚さ)に伸ばし完全に冷まします。

完全に冷めたトフィーにパータグラッセを溶かして流します。

チョコが固まらないようすぐにミニプレッツェルと岩塩をトッピングします。

甘いトフィーにほろ苦いチョコ、プレッツェルと岩塩の塩気がカリッとクセになる、大人も楽しめるアレンジです。

保存方法

保存は基本的に高温多湿を避け、冷暗所にて保管します。トフィーは湿度や温度変化で表面がべたつきやすいのでガス袋とシリカゲルを使用し、小分けに保存するのがおすすめです。

小分けにすることで持ち運びやプレゼントにも最適になりますので、たくさん作ってシェアしたり自分時間に少しずつ楽しむなどいろいろなシーンで大活躍です!

自分好みのトフィーを作ってみよう

トフィーは、シンプルな材料から生まれる、イギリス発祥のクラシックなお菓子です。
そのまま楽しむのはもちろん、ナッツやチョコを合わせることで表情を変えてくれます。
基本を押さえれば、アレンジは自由自在。
ぜひおうちで、トフィー作りにチャレンジして好みのトフィーを見つけてみてくださいね。

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コラム執筆:けいちょんさん

けいちょんさん
けいちょんさん

イーストだけでなく数種類の自家製酵母を使い、完全独学ながらお家で作れる「簡単だけど本当に美味しい家族が喜ぶパン」を日々研究中です。

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