こんにちは。富澤商店クオカスタジオで洋菓子講師をしている舘野です。
いよいよ、ホリデーシーズンがやってきましたね。寒くなってきて、温かい飲み物を片手におやつの時間を楽しんでいる方も多いはず。
誰かと会う予定が入ったら、お菓子を作る予定も入れてプレゼントにしてみませんか?カジュアルなラッピングだともらう方も気後れせず、素直によろこんでいただけるかもしれません。
今回のコラムではクリスマスやバレンタインにおすすめの簡単なラッピングとレシピのアレンジをお伝えします♪
テトラ包装のラッピング
いつもの袋の閉じ方を少し工夫すると簡単にテトラ型(三角形)にできます。
ミニマフィン型で作ったお菓子・小さなクッキーのラッピングをご紹介します。カラフルなリボンやシールで飾るとオーナメントのような可愛さに。
包み方
5cmまでの大きさの焼き菓子・ひとくちサイズのクッキーはOPP無地袋がおすすめです。
まず普段どおり袋に入れます。できれば、お菓子をオーブンシートにくるので袋に入れて、その後シートを抜き取ると袋の上部に油分などが付着せずきれいに入れられますよ。
袋に入れたら、袋の口を開くようにして袋の両脇を合わせるように閉じます。
上部を1cmほど折ったらそのまま2〜3回くるくると折り返して三角形になったら、テープやシールで貼り付けます。
テトラ型の完成です。
ここまででも十分かわいいですが、リボンをかけるアレンジをご紹介。
くるくると折り込んだ部分に下から紐を通して、テトラの上部で交差させてリボン結びにします。
紙紐の場合は結びがゆるくなりやすいので、リボンの輪っかをぎゅっと引っ張って結び目を強くしてから、形や大きさをととのえます。
使用したラッピング用品
ミニテトラ包装のアソート
ひとまわり小さなテトラ包装を作ってクッキーを2つ詰めてみました。
箱や紙袋にいくつかの味をアソートするとパーティなどの手土産にもぴったりですよ。
使用したラッピング用品
※袋の上部を3cmほどカットしたほうが包装しやすいです
紙袋にひと工夫したラッピング
次は中身が見える袋ルックバックを使ったラッピングです。
ほどよくラフな雰囲気がカジュアルギフトにおすすめ。今回はリボンやシールを使った少し特別感のあるラッピングをご紹介しますね。
こちらはステッカーを使ったラッピングです。
中に個包装のお菓子を入れたら上部に大きなステッカーを貼り付けて閉じます。
穴あけパンチでサイドに穴を開けてタグを通すのもおすすめです。
こちらはリボンを使ったラッピングです。
上部を1.5cmほど折り、穴あけパンチで2箇所に穴を開けます。
中に個包装のお菓子を入れたら閉じて、後ろ側から紐を通してリボン結びにします。結び目の上から別の紐でリボンを結ぶとさらに華やかになりますよ。
使用したラッピング用品
おすすめのアレンジレシピ
最後に今回のラッピングに使ったお菓子をご紹介します。
フィナンシェショコラ
こちらのレシピ、ミニマフィン型を使って焼きました。
型には柔らかいバターを刷毛でたっぷり塗り、生地の上には刻んだアーモンドをトッピング。
200℃のオーブンで13分ほど焼きました。
レシピの分量で型1つ分(12個)焼けます。
簡単!基本のスノーボール
こちらのレシピを使って焼き、レシピどおりのホワイトの他に2色作りました。
グリーンは抹茶パウダーと粉砂糖を1:10
ピンクはいちごパウダーと粉砂糖を1:6の割合で混ぜて使います。
クッキーがしっかり冷めていないと色がにじんでしまうので、しっかり冷めてからまぶしましょう。
1個につき1gが目安です。パウダーと粉砂糖の比率はお好みで調整してみてくださいね。
おすすめ商品
いかがでしたか?
イベントを意識したラッピングを手にすると、贈る人自身もたのしい気持ちになれるんだなと今回のコラムを通して実感しました。
ぜひ皆さんも気軽に試してみてくださいね。
コラム執筆:舘野真里さん
製菓学校を卒業後、食品メーカーでの企画開発を経て、富澤商店×クオカスタジオをはじめ各地で洋菓子講師・レシピ開発をしています。