フレンチトーストの作り方|簡単・基本のレシピとアパレイユを染み込ませるコツ3選

パン作り

こんにちは、富澤商店オフィシャルクリエイターのけいちょんです。
朝ご飯や軽食・おやつにと大活躍の、みんなが大好きフレンチトースト。前日からアパレイユ(卵液)を染み込ませておけば朝は焼くだけなのですが、急に食べたくなったりリクエストされたりしてもパパッと美味しいフレンチトーストが作れたら嬉しいですよね。
今回は、ちょっと一工夫してあっという間にじゅわっとシミシミのフレンチトーストを作るコツをご紹介したいと思います。

「フレンチトースト」とは?

フレンチトーストとは、卵や牛乳などを混ぜた液体にパンを染み込ませ、フライパンにバターや植物油脂を熱して焼き上げたパン料理の1種です。

フランスでは「Pain perdu(パンペルデュ=失われたパン)」と呼ばれ、乾燥して固くなってしまった「捨てるはずのパン」を再生させたものという意味合いでこの名がついたようです。

「アパレイユ」とは?

冒頭でも少し出てきた「アパレイユ(appareil)」とは、フランス語で複数の素材を混ぜ合わせた生地(種)のことを指します。フレンチトーストの卵液に限らず、キッシュの液体やプリンの生地など、液体状になった生地をすべて表現する言葉が「アパレイユ」です。

お菓子作りやパン作りをしているとレシピによく出てくる言葉なので、ぜひこの機会に覚えておいてくださいね。

コツ1.パンを切る方向で液体の染み込み方が違う!?

食パンを食べるときに、割きやすい方向があるのをご存知でしょうか?

食パンは縦に割きやすく、横には割きにくくなっています。これは成形し型入れしたときにグルテンが縦方向に走るためです。この縦方向に伸びるグルテンを断ち切ることで繊維の隙間にアパレイユが染み込みます。

コツ2.フォークで穴を開ける

より早くアパレイユを染み込ませるために、フォークで穴を開けます。

これはパンの厚みで染み込みにくいアパレイユを中心まで届けるためです。また硬くてアパレイユが染み込みにくい「耳の部分」にもしっかりと穴を開けておくことで、耳までしっかり染み込み柔らかく仕上がります。

コツ3.「温かいパン」に「冷たいアパレイユ」を染み込ませる

煮物は冷めるときに味が染み込むという話があります。これは加熱された食材からは水分が抜け、冷めるときに失った水分をまた食材の中に取り込むのがその理由です。それと同じ仕組みを、フレンチトーストでも再現しましょう。

まず食パンを軽くレンジで温めて軽く水分を蒸発させます。温めすぎると硬くなってしまうので目安は600wで15〜20秒ほど。触って熱すぎない程度(50度ほど)にするのがポイントです。

そして冷たいアパレイユを一気に注ぎます。こうすることで、パンが冷めるのと同時にアパレイユをしっかりと吸いこんでくれます。途中で一度裏返すことでより染み込みやすくなりますので、忘れずに裏返してください。

またアパレイユは卵の塊が残っていることがあるので、茶こしで濾すことでより染み込みやすく、口当たりも良くなります。しっかり濾してから漬け込んでくださいね。

けいちょんさんに教わる、基本のフレンチトースト

基本のフレンチトースト

朝食やおやつにピッタリな基本のフレンチトースト。さっと作りたい場面が多いので、一工夫してあっという間にアパレイユを染み込ませます。短時間で染み込ませますが、一晩漬け込んだものと変わらない美味しさです。


初級レベル
所要時間:15分

時間のない朝やお腹をすかせたお子様のおやつにぜひご活用ください。そのままでも美味しいですが、お好みでメープルシロップやホイップ、アイスなどをトッピングするのもおすすめです!

フレンチトーストを早く染み込ませるコツ、いかがでしたか?
簡単なコツを押さえるだけで、あっという間に美味しいフレンチトーストができますのでぜひお試しください。

コラム執筆:けいちょんさん

けいちょん
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この著者のレシピ一覧
イーストだけでなく数種類の自家製酵母を使い、完全独学ながらお家で作れる「簡単だけど本当に美味しい家族が喜ぶパン」を日々研究中です。

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