こんにちは。富澤商店オンラインショップでレシピ著者をしているちょりママです。
今月は知って得するシリーズ。「ココナッツ」について深堀していきます。
ココナッツオイルに注目が集まり、スーパーフードとして一気に知名度をあげたココナッツ。
南国フルーツやナッツ、ドライフルーツとも相性抜群です。
すぐに旅は行けないから・・・食べ物で南国へひと飛び!そんなことができるのも食のいいところです。
私の中で今回の知得は、断定ではなく「今」食べたい食感でチョイスするのが正解というのを感じました。まずは手にして、ココナッツ商品の中をのぞいてみましょう~!
ココナッツ2種&ココナッツシュガーに注目!
富澤商店で扱うココナッツ製品のうち、三つの商品をピックアップして深堀りしていきます。
ココナッツロング、ココナッツファイン、そしてココナッツシュガーです。
ココナッツファインとロング。正直なところ、どっちがどっち?と迷うこと確定。クイズで出たら、回答するまでに知ってはいても、5秒はかかることでしょう。
どちらもココナッツの果肉を使ったもので、どちらもトッピングで使われることも多くあります。
ゆえに、実に覚えにくいものです。
ファイン(画像手前)は粗く刻んだもの。ロング(画像奥)は1cm程度の長さのあるもの。
みなさんはどうやって覚えますか?
ココナッツファインとは?
ファインは細かくなっているため、トッピングする相手の大きさの幅が広がります。
また、口に入った時は刺々しさがロングほどないので、やわらかい食感に選ぶのが良さそうです。
ココナッツロングとは?
ロングは1cm程度の長さがあり、ココナッツの存在感を見せることができます。また、ファインに比べてココナッツ分が多いので、よりココナッツの香りを楽しむことができます。
生地の中に入れ込んでココナッツ要素を増やしたり、揚げ衣にすることも可能です。
ココナッツシュガーとは?
ココナッツファインとロングは真っ白なのに、ココナッツシュガーは茶色。
それはなぜなのでしょうか。
ココナッツシュガーはヤシの木に咲く花の蜜を煮詰め、結晶化させた天然糖です。
ココナッツファインとロングは果肉を使うのに対し、ココナッツシュガーは花の蜜から作られています。
花の蜜と言えど、花が咲く前の「苞(ほう):芽やつぼみを包んでいる小型の葉」を切る必要があるため、蜜を取るなら、果実になるのをあきらめなくてはいけないのです。どちらを取るか・・・究極の選択と言えますね・・・。
採取した花の蜜は、煮詰めながら糖分を成分を凝縮させて完成します。
黒糖のようなコクと体になじむ甘さがあり、ココナッツシュガーがしっくりくるという方が多いかもしれません。
ココナッツファイン&ココナッツロングの特長を使い分けてみたレシピ
ココナッツファインを使ったレシピ
ココナッツファインは果肉を粗びきしたものなので、小さなものにもつけやすいです。
今回はシンプルなパンにレモン風味のアイシングとココナッツファインをたっぷりとまとわせました。
超南国です!!小さなパンなのでつまみやすさも上がりますよ。
パン生地にココナッツシュガーを加えて、ココナッツにどっぷり浸れるようにしました。
ほんのり茶色みのあるパン生地になります。シンプルにこのままいただくのもおすすめです♪
ココナッツロングを使ったレシピ
ココナッツロングはザクザクのオイルサブレの中にいれてみました。
バターのコクがなくても、ココナッツシュガーがしっかりとカバー!
こめ油とココナッツシュガーを混ぜると、あっという間に溶けます。
調理作業が削減できてありがたいですね。
1cmほどあるココナッツロング。ザクっとした食感が得られるのもロングならでは、です。
わが家のグラノーラはたっぷりココナッツ!
わが家のグラノーラにはココナッツファインとココナッツシュガーが入ってます。
オートミール、ロースト胚芽、米油、アーモンド、フルーツビッツ。
さらっとしていて私好みのグラノーラではありますが、ココナッツシュガーのコクがいい仕事します。毎朝フルーツヨーグルトにかけていただいてます!お通じに悩んだことがありません。笑
聞いたことあるし、一度は耳にして目にしたことがあるであろう、ココナッツ。
ザクっとした食感のアクセントにもなり、馴染みやすいコクとやさしい甘さを手軽に加えられます。
手が空いたらパンやお菓子だけでなく、料理のフィールドも持って行きたいと思います!
みなさんもぜひご自宅で楽しんでみてくださいね。
みなさんの富澤商店ライフのお役に立てるとうれしいです。
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コラム執筆:ちょりママさん
公式Webサイト
この著者のレシピ一覧
フードコーディネーター・調理師・食生活/食育アドバイザー。「子どもも大人も一緒のごはん」をコンセプトに簡単レシピを発信。
企業レシピ・メニュー開発、書籍出版のほか、フードスタイリング、食育活動も多数。