世田谷・桜新町の人気店「OYATSUYA SUN」から待望のレシピ本が登場!

書籍紹介

こんにちは、富澤商店スタッフです。

今回のコラムでは、普段から富澤商店卸オンラインショップをご利用いただいている「OYATSUYA SUN(オヤツヤサン)」をご紹介します。

この秋に、ファン待望のレシピ本が発売されました。そこで今回は、お店と書籍の魅力、そして特別に書籍に掲載されているレシピのひとつをお届けします!

OYATSUYA SUN(オヤツヤサン)とは?

世田谷区桜新町にある「OYATSUYA SUN(オヤツヤサン)」は、焼き菓子とスペシャルティコーヒーのお店として多くのファンに愛されています。

北海道産の小麦粉とグラスフェッドバターを使ったパウンドケーキやマフィン、スコーン、フォンダンショコラ、クッキー、グラノーラなど、旬の素材を生かした焼き菓子が並びます。

コーヒーは厳選したスペシャルティコーヒーを提供しており、豆の銘柄は約2週間ごとに入れ替わるため、訪れるたびに新しい味に出会えるのも魅力です。近隣の方はもちろん、遠方から足を運ぶファンも多く、日常のおやつやコーヒーのお供、ちょっとしたご褒美や贈り物として、さまざまなシーンで親しまれています。

店内では写真展や小さなイベントが開かれることもあり、焼き菓子を通じて人が集まり、自然に会話が生まれる温かい空間になっています。訪れるたびにほっと心がほどける、そんな時間を過ごせるお店です。

ファン待望のレシピ本発売!

そんな人気店から、このたび待望のレシピ本が発売されました!

OYATSUYA SUNの焼き菓子 身近な食材を焼き込んでつくるおやつの新定番
出版:マイナビ出版

定価:1,892 円(税込) 

発売日 : 2025/9/19

今回のレシピ本が生まれたきっかけや、執筆にあたっての秘話など、OYATSUYA SUNのオーナー、梅澤ちあきさん・梅澤秀一郎さんにお話しをお伺いしました。

OYATSUYA SUNのオーナー、梅澤秀一郎さん・梅澤ちあきさん

今回発売するレシピ本は、「お店の味わいをそのままご家庭で楽しんでもらえたら」という思いから生まれました。

以前、コロナ禍でグラノーラが作れるキットを通販で販売したところご好評をいただき、常連のお客様から「家でも作れたらいいのに」と言っていただくことが多かったことが大きなきっかけです。

執筆中は、お店で実際に焼いているレシピをどうすれば家庭のオーブンで再現できるか、配合や温度、焼き時間を何度も検証しました。

注目していただきたいのは、「シンプルだけれど何度でも食べたくなる」お菓子の数々。スコーンやマフィンといった定番はもちろん、季節の果物を使った少しユニークなレシピも掲載しています。

また、全編を店内で撮影していただいたので、お店の雰囲気が写真に写っていることも見どころです。

どのページからでも気軽に挑戦できる内容になっていますので、ぜひ日常のおやつ作りに役立てていただけたら嬉しいです。

書籍掲載レシピ【発酵バターのスコーン】

OYATSUYA SUN 【発酵バターのスコーン】 

本コラムで特別に、書籍に登場するレシピをご紹介!
レシピは「発酵バターのスコーン」。こちらのスコーンはOYATSUYA SUNで1番人気のスコーンだそうです。

外はさっくり、中はしっとり。バターと小麦粉の風味が味わえる配合になっています。シンプルながら奥深い一品です。

発酵バターのスコーンの材料(8個分)

表面用

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下準備

● バターは1cm角に切り、冷蔵庫で冷やす。
● Aの材料は合わせて、冷蔵庫で冷やす。

生地を作る

1.

Aの材料をボウルに入れ、まんべんなくなじむように手でぐるぐると混ぜ合わせる。バターを加えてカードの丸い方で切るようにしながら粉となじませていく。

2.

バターが1~2回りくらい細かくなったら、指先でバターをつぶしながらバターが米粒くらいになるまでこすり合わせる。このとき、手の温度が伝わらないように手早く作業する。バターがやわらかくなってベタベタしてしまったら冷蔵庫で1~2時間冷やしてから3の工程に進む。

3.

中央をくぼませ、牛乳を加える。大きめのフォークで生地を外から中央に向かって円を描くようにして牛乳となじませながら混ぜ合わせる。

4.

ポソポソとした塊ができてきたらカードに持ち替えて、切るようにして底の方の粉気がある生地を返しながらなじませていく。

5.

まだ生地がまとまっていない粉気のある状態から、手とカードを使ってボウルの中で生地を長方形にまとめる。ボウルを90度ずつ回しながら4辺をととのえていくとよい。

6.

カードで半分に切って折りたたむ。折りたたむ前と同じ大きさになるくらいまで手で押しながらのばす。同じことをあと2回繰り返す。最初はまだ粉気が残っている状態だが、3回目が終わる頃にはまとまってくる。

7.

カードで生地を半分に切って重ね、ボウルの底くらいの大きさまで手で押してのばす。同じことをあと2回繰り返す。

8.

ラップを広げ、生地をのせる。ラップで緩めに包んでめん棒で上から押さえつけるようにしてのばす。途中で、ある程度までのびたら、ラップを再び緩く包み直してのばしていく。最終的に17× 13cmの大きさになるように包み、生地をのばす(ラップの余白に生地をのばしていくようにめん棒を転がすとよい)。

9.

冷蔵庫で一晩寝かせる(最低4時間以上寝かせる)。

生地を切り分ける

10.

オーブンを190℃に予熱する。

11.

ラップをはがし、包丁で8等分に切る。十字に4等分にカットしたあと、それぞれの対角線上を結ぶように切ると三角形になる。定規で測りながらカットすると、より正確に切れる。

12.

オーブンシートを敷いた天板の上にのせてハケで表面に牛乳を塗り、グラニュー糖をふる。

焼く

13.

190℃で予熱が終わったオーブンの温度を180℃にして18分焼く。途中、10分たったら天板の前後を入れ替える。

14.

焼き上がったら天板にのせたままケーキクーラーの上で冷まし、粗熱を取る。

お店の味を家庭でも。お客様と書籍でも繋がるOYATSUYA SUN

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「OYATSUYA SUN」のレシピ本には、人気のマフィンやパウンドケーキ、スコーン、ホットビスケット、クッキーなど、45種類の焼き菓子レシピがぎゅっと詰まっています。
お客様と繋がる場である、お店で撮影された写真からお店の雰囲気も味わえる特別な一冊です。
ぜひレシピ本をお手にとり、コーヒーと一緒に、ちょっと特別なおやつ時間を楽しんでみませんか。

OYATSUYA SUN プロフィール

OYATSUYA SUN 梅澤ちあきさん・梅澤秀一郎さん

東京の世田谷区・桜新町にある焼き菓子とコーヒーのお店。
チョコレート菓子を作ったのがきっかけとなり、様々な幸運に恵まれて2012年に「OYATSUYA SUN(オヤツヤサン)」を開店。

北海道産の小麦粉とグラスフェッドバターに旬の素材を組み合わせて作る焼き菓子と、誰がどこでどのように作ったかが明らかなシングルオリジンコーヒーを提供。
日々、原材料にこだわって研究・製造を続け、店舗だけでなくコーヒーショップや百貨店での販売でも人気を博している。

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