今年の秋はかぼちゃのカンパーニュに挑戦してみよう!

パン・お菓子作り

こんにちは!オフィシャルクリエイターのけいちょんです。
暑すぎた夏もいよいよ落ち着き、食欲の秋がやってきましたね!秋といえばお芋や栗、そしてかぼちゃ!
ハロウィンも日本にずいぶん定着し、今年のハロウィンは何を作ろうかな?とウキウキしている方も多いはず。
今年は美味しくて見栄えも凄い、大きなかぼちゃのカンパーニュを作ってみんなをびっくりさせてしまいましょう!

カンパーニュとは?

カンパーニュとはハード系の大型パンで、田舎パンと呼ばれることもあります。全粒粉やライ麦などを使った風味豊かなカンパーニュは食事パンとして日本のパン屋さんなどでも見かけるパンです。丸型、楕円形、バゲット型やドーナツ型などいろんな形で楽しまれるのも特徴です。
スープやソースたっぷりの煮込み料理との相性がよく、冬には我が家でもよく作るパンです。

カボチャ型の成形に挑戦!

先日、一足早く、かぼちゃのカンパーニュが公開されました。今回はこちらの生地を使って、かぼちゃ型のカンパーニュを作ります!

 

中には蒸したかぼちゃを入れて、よりかぼちゃ感をプラスしてみました。見ても食べても作っても楽しいかぼちゃのカンパーニュを作ってみましょう!

かぼちゃ1/4個(約150g)をカットし好みで皮を剥いてしっかり柔らかくなるまで電子レンジで加熱します。
アツアツのうちにシナモンパウダーを好みで振りかけ混ぜて完全に冷まします。

丸い発酵かごに不織布や麻布などを敷き(くっつき防止)強力粉を振っておきます。
発酵が完了した生地を台に取り出し軽くガスを抜いて丸め、ベンチタイムを15分とります。

とじ目を表にして生地を広げ、しっかり冷ましたかぼちゃを満遍なく敷き詰めます。
周囲の生地を真ん中に集めるように少しずつ中心に向かって折りたたんでいきます。

蒸したかぼちゃが折りたたんだ生地に重なるように折りたたんでいくとより断面が綺麗になります。
少しずつ折りたたみ、真ん中に全部集まったら両手でとじ目をギュッとつまみます。

最後にとじ目を横にして手刀を切るようにギュッと表面を張らせるイメージでとじ目をしっかり閉じます。
とじたら発酵かごに移し、乾燥しないように袋などをかけて室温で2〜3時間二次発酵をとります。
その間に凧糸を発酵かごを1周半できるくらいの長さで4本用意し、米油を適量染み込ませておきます。
こうすることで、焼成後に外しやすくなります。
発酵完了に合わせてオーブンをスチームありで250度〜最高温度に予熱しておきます。

発酵が完了したら写真のように凧糸を放射線状に均等に4本並べます。
オーブンシートを凧糸をずらさないよう注意しながら乗せます。
取板(ストレッチスタンド)やケーキの回転台があればそれをシートの上に優しく重ねてひっくり返します。

表面に綺麗に粉を振って、手で撫でてならします。
対角線の凧糸を食い込まない程度に固結びし、余った糸は切って処理します。
これを4本とも全て結びます。

クープナイフで模様を入れていきます。決まりはないので、好きな形で直線だけでも写真のように模様を入れてもOKです。
クープを入れたらすぐに霧吹きを生地全体に霧雨のようにかけるイメージで振りかけ焼成します。
スチームを入れながら250度で5分スチームを切って200度で20分〜です。
ケーキクーラーでしっかり冷ましたらハサミで糸を切ります。

シナモンスティックを半分の長さに折って、真ん中に箸で穴を開けて差し込んで完成です!

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まとめ

いかがでしたか?
形を変えるとパンのイメージが大きく変わって、視覚的にも楽しめるパンになりますね!
食卓に並べたらきっとみんな喜んでくれるはず。
かぼちゃを練り込むことで甘みもあって、生地も柔らかくて食べやすいので見た目よりもずっと優しいパンです。
お子様にもきっと喜んでいただけると思いますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

コラム執筆:けいちょんさん

けいちょんさん
けいちょんさん

イーストだけでなく数種類の自家製酵母を使い、完全独学ながらお家で作れる「簡単だけど本当に美味しい家族が喜ぶパン」を日々研究中です。

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